• ベストアンサー

「二酸化ケイ素」と「振動」の関係について

「二酸化ケイ素」が含まれている水晶に微細な電気を与えると(二酸化ケイ素が含まれている)水晶自体が振動する。 といわれていますが、水晶に含まれている「二酸化ケイ素」と「(水晶自体の)振動」にはどういった関係があるのでしょうか? わかりやすく教えてください。お願いします。

  • 科学
  • 回答数2
  • ありがとう数0

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • tadys
  • ベストアンサー率40% (856/2135)
回答No.2

「二酸化ケイ素が含まれている」というのは誤解を生む表現ですね。 水晶は二酸化ケイ素だけで出来ている結晶です。 水晶に圧力を加えて変形させると電圧が発生します。 これを圧電効果と言います。 水晶に電圧を加えると水晶が変形します。 これを逆圧電効果と言います。 水晶で音叉や木琴の音盤のような物を作って叩いてやると極めて正確な周波数で振動します。 水晶に特徴的なことは一度振動を始めると減衰するのに時間がかかるという事です。 これは、言い換えると一回振動するごとに減衰する振動のエネルギーの割合が非常に少ないという事です。 その為、外部から減衰分のわずかのエネルギーを水晶に加えることで振動をずっと継続させることが出来ます。 水晶には圧電効果があるので振動のエネルギーを電気として取り出すことが出来ます。 この電気をアンプで増幅して水晶に戻してやることで水晶の振動を継続させるようにしたのが水晶発振器です。 このことを微細な電気を与えると水晶自体が振動すると言っているのでしょう。 別に不思議なことではありません。 与える電気というのはどんな電気でもいい訳ではなく、水晶自体が持っている振動数と同じ周波数でなくてはいけません。 水晶の振動数は水晶の切り出し方や形状で決まります。

その他の回答 (1)

noname#232424
noname#232424
回答No.1

詳しくは,Wikipedia 圧電効果 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%A7%E9%9B%BB%E5%8A%B9%E6%9E%9C#.E5.8B.95.E4.BD.9C.E5.8E.9F.E7.90.86 で「動作原理」を読んでください。 ぶっちゃけていえば,電気を加えるとSiO2がびっくりして変形するわけですね 笑。しかし,直流を加えただけでは振動しません。水晶を適当な小片に切り出して,これに交流(ふつうは数10kHz~数十MHz)を加えると,変形が電気に同調して振動します。小片が小さいほど振動数は大きくなります。 あなたのパソコンにも「クロック周波数」という表示があると思います。これは,上述のように動作する「水晶振動子」を使って正確な交流を生成し,CPUを規則正しく働かせているのです。

関連するQ&A

  • 水晶振動子以外のものも振動があるのか?

    水晶に電圧を加えると固有の振動周波数で振動するがそれ以外の鉱物でも電圧を加えると振動するのでしょうか。 例えば塩、岩塩、アメジスト、蛍石、ダイアモンドなどなどです。 やっぱり二酸化ケイ素を含んでいないと無理なのか。

  • 二酸化ケイ素について

    カテゴリで迷ったのですが、こちらで質問させていただきます。 錠剤の成分で silicon dioxide というものがありました。 こちら一般的な言い方は「二酸化ケイ素」「ケイ素二酸化物」どちらでしょうか。 そして(こちらが本題です)錠剤に使われている時には、どんな目的を持っているのでしょうか。 こちらのサイトでは シリカゲルの主成分であるSiO2だということを知りました。 で、多分ガラス状の多孔性物質。シリカゲルに使われているのは吸着作用を目的としてのことだと思います。 でも錠剤の時も吸着作用を目的として使っているのでしょうか?なんとなくしっくり来ません。ガラス状というところから連想して、錠剤の成形の関係かなー(ある程度の硬さを得るためとか)などと考えたのですが想像でしかありません。 ケイ素には体のバランスをとる働きがあるという一文も見つけたのですが、ちょっと確実性にかけるといいますか、それはそれとしてといいますか(^_^;)、それを主目的として使っているようには思えませんし。 元素記号などを使って「~とはこういう物質である」と説明している文章は見つかるのですが、はっきりいって化学は大嫌いでした。読んでも役割や目的と結びつけることが出来ません。 要領の悪い書き方ですみません。「二酸化ケイ素は錠剤でこんな役割を果たしているんだよ~」ということを教えて下さい。 よろしくお願いしますm(__)m。

  • 二酸化ケイ素

    二酸化ケイ素(SiO2)の結合エネルギーを教えていただきませんか?よろしくお願いします。

  • 酸化ケイ素の硬さについて

    こんにちは,酸化ケイ素の硬さを教えてください. 酸化度によってSiO,Si2O3,SiO2と色々あると思うのですが, おおよそでよいのでこれらの硬さを知りたいです. できればヌープ硬さで教えていただけるとありがたいです. おおざっぱな質問内容になっていますが,よろしくお願いします.

  • 二酸化ケイ素の密度

    二酸化ケイ素の密度 なんとかして二酸化ケイ素の密度を求めたいのですが、さっぱりわかりません。 どう計算すればいいかがわからないのです。 教えてください。 酸素原子の半径:0.14nm ケイ素原子の半径:0.026nm とします。

  • 二酸化炭素と二酸化ケイ素

    二酸化炭素と二酸化ケイ素の構造の違いを教えてください。

  • 二酸化珪素の構造

    “二酸化珪素(O=Si=O)は、直線分子である。”という文章の正誤なんですけど正解ですか?二酸化珪素って正四面体構造じゃなかったですか?

  • 二酸化ケイ素の組成式

    高校用参考書(チャート式化学I)を読んでいて気になったことがあります。 ケイ素の単体の立体構造のつなぎ目の部分に酸素が入った形で二酸化ケイ素になるというのですが、1つのケイ素に注目すると4つの酸素原子がつながっていて、でもSiO4でもないし・・・酸素原子は2つのケイ素につながってるし、そのケイ素も外の酸素とつながってるし・・・と考え出したら止まらなくなってしまいました。 どなたか、わかりやすい二酸化ケイ素の組成式の説明、もしくはサイトを教えて下さい。よろしくお願いします。 自分でサイトを検索してもなかなか納得のいくものが見つかりません

  • 二酸化ケイ素の原子1個当たりの共有結合の数が「3」?

    二酸化ケイ素の原子1個当たりの共有結合の数が「3」? Si-Oの結合エネルギーの方が、C-Cの結合エネルギーよりも大きいことを知りました。(この理由は納得済み) でも、共有結合の数が二酸化ケイ素(水晶)よりダイヤモンドの方が多いから、 融点はダイヤモンドの方が高いということも知りました。 この部分の説明(『新研究』による)は、 「原子1個当たりの共有結合の平均個数が、二酸化ケイ素は3個であるのに対し、ダイヤモンドは4個だから」 となっていたのですが、 なぜ二酸化ケイ素の1原子あたりの平均共有結合数が3個なのかわかりません。 「共有結合の数がSiは4個、Oは2個だから平均3個」 と書かれていたから、 (4+2)÷2=3 ってことなのかなとは思うんですけど、 SiO2という組成式にも示されているように、SiとOの個数の比は1:2だから、 (4×1+2×2)÷3=8/3(個) になると思うのですが、私の考え方のどこが間違っているのでしょうか?

  • ケイ素の酸化反応について

    ケイ素が酸化する時の反応熱を調べているのですが、何処にも載っていないので、ご存じの方居りましたら教えてください。     Si + O2 = SiO2 + ?[kJ]