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~官の謎
民間企業の採用面接の担当者はしばしば「面接官」と呼ばれます。同じく民間の自動車教習所の指導員も「教官」で通っていますが、これらは適切な表現でしょうか。
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- eroero4649
- ベストアンサー率32% (11074/34516)
「官」をあてるか「士」をあてるか「師」になるか、「これにはこれをあてるのが昔からのお約束」と思うしかないでしょうね。そこを逆らっても仕方がないですからね。昔の中国では、官僚のことを文官といい武人のことを武官といいました。日本ではある時代から武官たちは武士と呼ばれるようになりました。どうしてそうなったとかいちいち考えても仕方ありますまい。 なんで犬は一匹二匹なのに馬は一頭二頭なんだとか、なんでイカは一杯二杯なんだとかいってもしょうがないですねえ。英語ならツードッグスだのツーホーセスで済みますが、その英語にしてもなんでこっちの動詞は過去形はedなのにmakeはmadeなんだとかなんでrunはranと発音はほぼ同じなのに綴りが変わって、しかも過去分詞になるとまたrunに戻るんだとか噛みついてもしょうがないのと同じなのだと思います。 言語っつうのは、どこの国の言葉もなんだかよく分らないお約束が存在するものであると思うしかないでしょうね。
- 莽翁寒岩 一笠一蓑一杖(@krya1998)
- ベストアンサー率20% (605/2887)
「試験官」という言葉は使われていたでしょうね。 でも入試では単に立ち会って監督するだけですからね。 教習所などでの実技の試験などは試験するんでしょうがね。 只、言葉にあまり頓着しない人は「試験官」という言葉を入試でも定期試験でも使うことがありましたね。 誰も注意はしませんでしたが。
お礼
ありがとうございます。やはりそうですか。 ちなみに大辞林という国語辞典では「試験官」を次のように説明しています。 (1) 受験生に面接して試問を行う人。 (2) 試験場の監督者。 また、日商簿記検定試験の「受験上の注意」には次のように書かれています ◎ 次に該当する行為をした受験者は、その場で退場、答案の採点はせず、今後の受験も認めません。 •試験官の指示に従わない (以下略) 辞書の説明というのは多分に既成事実の追認的なところがありますけれど、 悩まされますね。 グレーゾーンとしては「日銀の考査官」があります。恐らく日銀内にはそういう職名はなく、考査を受ける金融機関側が勝手にそう呼んでいるだけだと思いますが、日本銀行法では、同行の役職員の身分について「法令により公務に従事する職員とみなす」と規定しているそうなので、まあいいのかなという気もします。 とにかく質問者の立場はニュートラルです。適切と言うにしてもその逆でも、説得力のある理由付けを期待します。
- 莽翁寒岩 一笠一蓑一杖(@krya1998)
- ベストアンサー率20% (605/2887)
ご指摘の通りですね。 不適切な言葉使用だと思い在職中は使用を避けていました(12年前に退職、46年間都内の私大に勤務ー事務職)。 「面接員」、「教員」と読んでいました。
お礼
ありがとうございます。 確かに、私大内で「~官」は変ですね。 ちなみにkrya1998さんが在職されていた大学には、「試験官」という呼称は存在しましたか。
- msMike
- ベストアンサー率20% (364/1804)
》 これらは適切な表現でしょうか。 》 辞書の説明に疑問を感じたので質問しました 教師でもないのに「~先生」と「表現」するのと大同小異と「感じ」ませう!
お礼
ありがとうございます。 「感じ」たことを申します。 教習所の指導員を「先生」と呼ぶのはごく自然だと思いますが、採用面接の担当者に応募者が先生と呼びかけたら、その人は多分不採用になるでしょうね。 さて、問題は「~官」です。企業やスポーツチームなどで配下の者を指揮・監督する立場にある人を「指揮官」と呼ぶのは比喩としてピンと来るんですけどね。もう少し考えてみます。
つかさ【▽官/▽司】 の意味 出典:デジタル大辞泉 1 役所。官庁。「陰陽 (おんみょう) の―」 「―にも許し給へり今宵のみ飲まむ酒かも散りこすなゆめ」〈万・一六五七〉 2 役人。官吏。「国の―」「郡 (こおり) の―」 「近き所々の御庄 (みさう) の―召して」〈源・須磨〉 3 官職。また一般に、職務。「内侍 (ないし) の―」 3番に相当します。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 辞書の説明に疑問を感じたので質問しました。
補足
「また一般に、職務」 これを「~官」と呼ぶのが適当であるならば、旅行会社の添乗員を「添乗官」と呼んでもよさそうですね。
お礼
ありがとうございます 「士」という語の推移も興味深いテーマだと思います。古くは文官と武官をひっくるめて「武士」と呼んでいたという記述も見られます。 さて、本質問は「官」についてです。 現代において企業の面接担当者を「面接官」と呼ぶべき合理的な理由はありますか。また、教習所の「教官」についてはどうですか。
補足
別に逆らっているつもりはありません。 面接官や教官は昔からのお約束なんですか。