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アメリカの経済政策について

レーガン政権時代のアメリカは高金利政策をとっていましたが、その説明として積極財政を行っていたためとあります。 高金利政策は行き過ぎたインフレを抑えるためにするものだと思いますが、高金利で積極財政は矛盾していると思います。 景気を良くするのなら低金利のもとで積極財政をするべきだったと思うのですが、なぜそうしなかったのでしょうか?

みんなの回答

  • simotani
  • ベストアンサー率37% (1893/5080)
回答No.2

積極財政だと借金で仕事を作り出す訳です。すると債券を買う側は手持ちの債券を売って新しい債券を購入します(で無いと新しい債券を買う事は出来ません)。債券を売ると債券の値段は下がって行きます。つまり新しい債券と手持ちの債券を比較して利回りの高い方を取りますから新発債券の利回りを引き上げないとやはり売れなくなります。 私は先に「手持ちの債券を売って」新しい債券の購入資金に充てると言いましたが、これは資金の最大活用が絶対的な命題だからです。資金は遊ばせずに債券を買うか株式にするか貴金属にするか何等かの投資手段でギリギリ迄回すのが基本です。勿論償還直後等数日のタイムラグはありますが、必ず何等かの投資手段に遊んでる資金は投じて回します。それはリスクに見会うだけのリターンが得られる手段に投じます(例外が環境目的とかの命題に投じる場合で、それでもある程度のリターンが無いと投資されません)。貴金属に投じる場合はリターン無しでもリスクを最低限に止める意図があります。こうした場合に債券を買う事は無いです。債券は破綻リスク(デフォルトリスク)があります。だから貴金属に投じる資金で債券を買わせるなら年率10%でも「まだ低い」と謂うでしょう。 これが究極のリスクです。日本が明治時代にロスチャイルド家に債券を売ろうとした際には海軍が現地製作中の軍艦さえも担保に徴した上で年率6.5%を譲らなかったそうです。日本側は5.5を主張したそうですが、購入金額は増やしても良いが金利は譲れないとして当時の日本は折れました。これがリスク管理です。

  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7193/21843)
回答No.1

高金利政策は行き過ぎたインフレを抑えるためにするものだと思いますが、 高金利で積極財政は矛盾していると思います。   ↑ ハイ、その通りです。 当時でも、アクセルを全開にしながらブレーキを踏む ようなものだ、と言われていました。 景気を良くするのなら低金利のもとで積極財政をするべきだったと思うのですが、 なぜそうしなかったのでしょうか?   ↑ オイルショックによるスタグフレーションが 発生していたからです。

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