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靖国に祭られる人が一律「英霊」で名前がないのは
山田太郎2等陸曹と書いて銅像を立ててしまうと英雄として神格化され、政治家より上の扱いになってしまうから曖昧な英霊という名詞にまとめて全員を押し込むことにしたんですか? それぞれの出身地に胸像や碑を一人分ずつ建てるような方向性にならなかったのは権威を持たせないためですか? 背景を知りたいです。
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>曖昧な英霊という名詞にまとめて全員を押し込むことにしたんですか? 他にも回答がありますが、神社の祭神名簿に名前の記載があります。 お寺でも、「過去帳」に故人の名前・戒名を記載していますよね。 >出身地に胸像や碑を一人分ずつ建てるような方向性にならなかったのは権威を持たせないためですか? 靖国神社は、明治政府が「国の為に戦って死亡した者を祀る」事を目的とした国営神社でした。 ですから、幕末の内戦での朝廷側戦死者は祀られても、佐幕(徳川幕府)派戦死者は祀られていません。 ※幕府側戦死者は、遺体を弔う事も禁止され「そのまま遺骸は放置」されたのです。 ※さすがに、血縁者・地元篤志家が「死ねば同じ」と遺骸を集めて弔っています。 ※西郷隆盛も、明治政府から朝廷に弓を引いた反逆者として靖国神社には祀られていません。 多くの名もなき農民・商工業者が戦闘員として戦ったので「政治的な配慮」から「無名戦士」として祀る事になったのですね。 その後、軍事国家となるにつれて「軍人の神社」と変質します。 「死んだら、靖国で逢おう」を合言葉に、戦います。 明治以降の戦闘では、戦死者は無名戦士ではありませんよね。 〇〇村の野次朗兵衛など階級・所属が明らかですから、祭神名簿に記載します。 戦後、国の管理を離れて「一般宗教法人」になります。 昭和末期に、時の神社代表である「松平(旧会津藩主・松平容保の子孫)」が戦犯も祭神として迎えました。 戦犯を祭神として迎えて以降、天皇・皇族関係者は一切靖国神社に詣でていません。 この時は、中国・韓国も批判をしていません。 反日の雄である朝日新聞が「特集で批判記事」を載せた事で、当時の社会党・共産党・日教組・自治労が大騒ぎ。 「靖国は、政治に利用出来る」事を、中国・韓国は理解します。 今でも、中国・韓国政府及び河野洋平太郎親子は「従軍慰安婦と同様に、靖国も反日政策に利用出来る」と、朝日新聞・TV朝日に感謝しています。 靖国神社で銅像や碑を建てても、神道では意味がありません。 神道では「神は無」ですからね。 旧い神社には「絵・像」がありますが、あくまで「製作者の創造」に過ぎません。 それに、靖国神社に祭られても何ら権威付けにはなりません。 今では、いち民間の神社です。 故人・遺族の意思に関係なく、靖国神社が独自に祭神を選んで祀っていますよ。 例えば、自衛隊員が勤務中に死亡しますよね。 100%近い確率で、祭神になります。 数年前、自衛隊員の嫁さんが「亡き旦那は、クリスチャンだ。神社に祀るのは、止めて欲しい」と靖国神社に求めました。 裁判では、遺族側が敗訴です。 「日本は、信教の自由が保証されている。個人だけでなく、宗教法人にも適用だ」 この様に、靖国神社に祭神として祀られても何ら特権・利権はありません。
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- あずき なな(@azuki-7)
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むむ 実際に一まとめにして英霊と言ってるだけで 靖国の祀碑名簿にはひとりずす名前載せられてまつってあります 表向きに名前出してないのは米中韓への無駄な配慮です
お礼
回答ありがとうございました
お礼
>>佐幕(徳川幕府)派戦死者は祀られていません。 やっぱり政府の都合で作られた場所だから、 政治家の利用価値がある状態を超えて神格化されると困るから、 だから目立つ場所に名前を出さないんですね 当人は「英霊」でなく「山田太郎」で何やった人か分かる状態で歴史に残りたかったと思います