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民間病院に多額の寄付をする会社経営者の意図とは?
- 民間病院への多額の寄付をする会社経営者の意図は一体何なのでしょうか?ロート製薬の社長は40億円を、日本電産の社長は20億円を民間病院に寄付しています。寄付額は莫大な金額であり、自社の製品や医療機器を買ってもらうためだけでなく、他の目的があるのか疑問です。
- ロート製薬は自社の製薬を買ってもらうために寄付をするのが一般的ですが、40億円という金額は薬を買ってもらうために必要な額ではありません。同様に、日本電産も自社の医療機器を買ってもらうために寄付をしていますが、20億円は採算が合わない金額です。このような巨額の寄付の意図にはどのような魂胆があるのでしょうか?
- 20億円や40億円という民間病院への寄付額があるのならば、それを使って自社の非正社員を正社員にするなど、社会貢献や労働環境の改善に使う方が妥当と思われます。しかし、現実は社員が残業し続けている中で社長が謎の病院に巨額の寄付を行っています。この寄付の意味や背後にある意図については理解しがたいものがあります。
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>どういう魂胆で寄付をしているのでしょう? 「んなこたァ分かってる」といわれそうですが、税金対策ですね。寄付金は税金から控除されます。簡単にいやあ、「税金でとられるくらいなら税金のつもりで寄付をしよう」ということでしょう。 医療機器というのは極めて高額ですから、例えば5000万円の医療機器を病院が購入して、その機器に使われているモーターが日本電産製ならそれが直接的にキックバックされるという利益があります。 日本電産が多大な寄付をすれば、当然「機器には日本電産のモーターを使った製品を使うのが礼儀作法」でもありますよね。そりゃ当たり前です。トヨタから寄付を受けてそのお金で日産の車を買うのはあまりに失礼です。そうなれば医療機器メーカーも日本電産のモーターを採用しようという話もなり、その医療機器も様々なメーカーの部品で構成されているでしょうから、他の部品を供給しているメーカーも他の製品では日本電産のモーターを採用しようという流れにもなるでしょう。そこらへんを回り回れば、結構回収できるし評判も上がるしで悪いことは何もないのです。 >病院に寄付するお金があるのなら自社の非正社員を正社員にして雇用するかブラック労働で疲弊している残業族の残業を減らすために正社員を増やすとかするのに使った方が社会貢献になるし自社の士気も上がると思うんですけど。 それは甘いのですよ。私の知り合いで超絶ホワイト企業の社長がいますけど、その社長はいつも「社員の働きが悪い。甘やかせすぎた」ってボヤいていますから・笑。 世の中、数え切れないほどにブラック企業があるのにホワイト企業がほとんど存在しないのは、ブラックに社員をこき使ったほうが会社としては利益になるからです。そのホワイト企業の会社、社長が病気で2ヶ月入院しちゃったらみるみるうちに赤字転落したそうですからね。「いつも僕たちを気持ちよく働かせてくれる社長が病気になったから、こんなときこそ僕らが頑張らなければ!」・・・とはならないんですな、現実というのは。
お礼
みなさん回答ありがとうございます