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数万年前の人類の夫婦関係はどんなもの?

出土した遺骨などから、どんな夫婦関係って解ったりしてるでしょうか? 今は一夫一婦が多くて一夫多妻が次に幾らかあって一妻多夫が稀ですよね。 数万年前の人類の夫婦関係はどんなものなのでしょうか?

noname#228046
noname#228046
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回答No.4

定住生活が始まる前の、半定住生活などにおいては、家族単位で行動していたのではないかと考えられています。オーストラリアのアボリジニたちは、子供が成人したら(男だけかな?)一人旅をして相手を見つけるという風習が、そのような名残ではないかとか言われていたような。 ただ最近では、狩猟生活でも100人単位からの共同生活で、役割分担(石工など)をしていたところも見つかっているようで、そうなると一夫一妻などだったのか、地域共同のようなものだったのか、微妙かも? ただ、一夫一妻はあるていど人間のDNAに刻み込まれているように感じますので、多夫・多妻は主流ではなかっただろうと個人的には思います。

noname#228046
質問者

お礼

大昔からの暮らしを守り続けている人々が参考になるんですね。 アスマット、マサイ、アメリカ先住民、エスキモー等の方々の暮らしが。 アフリカでは複数の部族が年に1度だけ集まって祭りをし、 女性が他所の部族へという話を聞いた事があります。 近親結婚により障害が広がり淘汰されなかった何かなのやら。 >狩猟生活でも100人単位からの共同生活で、役割分担 そんなに大きくなっていたんですね。 定住し農耕が起こるだけの土壌があったんですね。 家族と離れるのは寂しい。子が増え、孫が増え、ひ孫が増え、 食料が許すならば一緒に暮らし続けたい。 象達も定期的に血縁関係同士で集まって生存確認をする様ですし、 こうした家族で一緒に暮らしたいと願って  より大型肉食獣から家族を守れる家や土地を、  より安全に豊富に水を確保できる暮らしを、  より子供が病死せず無事に育ちやすい生活環境を と、家族の無事と幸せを願う小さな積み重ねから 定住した方が生存率が高くなるような時代へ進んだのかもですね。 原始的な農業の試みはオセアニア諸国の少数民族でも 見られるそうですし、 食べて種を捨てたらそこから芽が生えやがて実る事は かなり多くの地で自然に学習されていたんでしょう。 これは脱線ですね。 そういえば東南アジアや中東では争いで男性が死亡しやすく、 暮らせない女性を1人の男性が受け入れる一夫多妻が 自然に定着していたそうですし、 狩りなどでパートナーの男性が死亡した女性が 助けてくれる男性と自然に多妻的な位置に収まって行く事は 案外あったのかもしれませんね。 しかし女性側は可能な限りは男性を独占したがりますよね。 多妻が当たり前の国ではやがて自然に慣れて 助け合い共同生活になって行くそうですが。 (中東、東南アジアの多妻に嫁いだ日本人女性談) 状況が許す限り一夫一婦で多夫、多妻は主流ではないのが 今も昔もという姿なのかもしれませんね。 ご回答ありがとうございました。疑問が大きく晴れました。

その他の回答 (6)

  • tzd78886
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回答No.7

日本の一夫多妻だってつい最近からです。戦後まもなくまで資産家や政治家は多くの妾を持っているのが普通でしたし、特に隠すことでもありませんでした。「不倫」などと騒がれるようになったのはつい最近です。「子供が授かる寺」というのは、夫が原因で子供ができない妻が、若い僧に「子供を授けてもらう」ところで、夫や家族もわかっていて黙認していました。

noname#228046
質問者

お礼

そういう事も行われていたんですね。 聖娼やらローマ法王の話やら宗教の中も色々・・なんですね。

  • tzd78886
  • ベストアンサー率15% (2589/17102)
回答No.6

日本神話でも、ギリシャ神話でも、特定の夫婦関係はなく、それこそ男女とも(今では近親相姦状態のものまで含めて)乱交状態です。よそのグループというのは基本敵なわけですから、戦利品として女性が連れていかれるとか、流れ者を受け入れるとかいった場合を除けば狭いコミュニティの中だけで代替わりしていたわけです。こんな状態が長く続いたものと思います。 「お祭り」なども、このときはそれこそ乱交状態になったという話もよく聞き、今みたいに厳密な親子関係など確かめようがなかったし、実際にはわかっていても容認していたことも多かったはずです。

noname#228046
質問者

お礼

ほんの数千年前でそういう話が色々あるんですね。 んー。だから適応できず色々問題が生じるんでしょうかね。 ご回答ありがとうございます。とても参考になりました。

  • jkpawapuro
  • ベストアンサー率26% (812/3030)
回答No.5

ちょっと違う観点から見てるのですが、一妻多夫はなくある程度夫婦は固定してたのではと思っています。 人類とチンパンジーですが、精子の運動性が段違いでチンパンジーの精子は人類に比べてはるかに激しく動きます。これはチンパンジーが群れの中である程度フリーセックス状態なので、運動が激しく受精率が高い精子でないと子孫を残せません。一方人間はすごく運動性が低いので、そのぶん何度も交尾しないと妊娠しません。まあその分人間は特定の繁殖期がなく一年中何度も交尾できますよね。これは妻が特定の夫としか交尾しない状況でないとなかなか成立しない進化の図式です、そうじゃないとこんなに命中率の低い雄は子孫を残せませんw一夫一婦か一夫多妻かわかりませんが、ある程度夫婦は固定されていたと推測されます。

noname#228046
質問者

お礼

ある程度夫婦が固定されていないと これほど多くの雄が育児に長期間参加する様な変化も起きず、 これほど多くの雌が雄の育児支援の継続を気にする変化も起きず 他の霊長類の様な関係のままだったはずですよね。 霊長類の多くは母親だけで育児するのが普通で当たり前。 でも人類の母親は自然にそうしようとする者があまりに居らず 子供の父親という存在をかなり意識し気苦労などをしている。 何か色々な環境変化と淘汰がこの結果を招いたんでしょうね。 色々な研究でこの先色々分かっていくんでしょうね。 ご回答ありがとうございます。

  • takuranke
  • ベストアンサー率31% (3923/12455)
回答No.3

実際に遺骨のみでわかっていることは少ないと思います。 それと、数万年前って幅広すぎです。 1万6500年前には縄文人が出現しています。 縄文人は、一妻多夫性だったのではと言う研究者もいたようですが、最近聞かないのでどうなんったのか。 母系社会だったのは遺跡からわかっているようです。 また、妻問い婚(通い婚)だったのではと言う研究者もいます。 なので今のような夫婦と言う概念ではなかったのではと思います。 それと、血縁集団(家族)ではなく、地縁集団ではなかったのかと考えられています。

noname#228046
質問者

お礼

母系社会という形があるんですね。ありがとうございます。 霊長類は基本雌は群で産まれてから死ぬまで家族と一緒なんですよね。 その暮らしと似た暮らしが近年まで定着していた所もあった。 夫婦という概念ではなかった。 うーん。そういうものなんですね。 しかし母系社会は雄の集団による略奪に曝され易そうですし、 駆け落ち的な暴走も起こっていたのではとも思えますし、 凶作などで死者が続出し飢えから略奪が横行した時は、 特定の雌を守りたい雄に付いて行く方が生存しやすかったでしょう。 食料を多く保存できる様になると、人類の移動が活発になり 凶作の時に略奪できる対象を知っているとそれを実行してしまい、 より身近に守る男が居る暮らしが浸透して行ったのでしょうか。 イスラム圏の女性を隠し守る文化など気になるものもありますし。 戦争し殺し合ってしまえる時代に突入する事で 略奪が頻発し母系社会が各地で崩壊し一夫一婦で男が守る様に 変化が起こったと考えるのが自然なのでしょうか。 とても興味深いご回答ありがとうございます。

  • bgyyvcv
  • ベストアンサー率10% (1/10)
回答No.2

単純に考えると「遺骨では解からない」・・ 何故ならば 現代と違い 近隣全てが家族だった筈・・ ならば どの遺体が夫婦だったか?なんて見分ける事が出来ない・・ 他にも 色々 理由はあるが あなたが理解出来る範囲では無い・・

noname#228046
質問者

お礼

家族だったのか夫婦だったのか遺骨からでは解らないんですね。 埋葬品の特徴から夫婦と推測される例すらも無いのでしょうか。 あなたが 理解出来るように説明出来る範囲 では無いのですね。

  • tzd78886
  • ベストアンサー率15% (2589/17102)
回答No.1

人間に一番近い動物である「ボノボ」のように、特定の夫婦関係は存在しなかったのではないかと思われます。そもそも類人猿には夫婦協力して子供を育てるという習慣はなく、子育てはメスだけの仕事だからです。

noname#228046
質問者

お礼

ほんの数万年で夫婦関係は無い動物から これほど父親としての役割を果たすほど急変したんでしょうか。 母親側も父親など居なくて当たり前の自然界に比べると 父親の存在と定着をやけに気にする個体が多過ぎる気がしますが、 たった数万年でそこまで変わってしまえるものなんでしょうか。 生命って不思議です。

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