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音楽ファイルの音質はどのぐらいを選べばいい?

HAL2(@HALTWO)の回答

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回答No.10

A No.9 HALTWO です。 御礼、有り難うございます。 >デジタルデーターのメリットは(それ以上は)音質が劣化しないことにつきますね。 いえ「音質」ではなく「性能」が劣化しないだけです。 「音質」は後から幾らでも高低を付けられますので……。 市販 Media も「Remaster 版」は Original を改変して作る以上は以前のものよりも「低性能」になっていると言えるのですが、音質としては「高音質」になっているからこそ「Remaster 版」として「売り物」になるのです。 私は「高性能=高音質」の捉え方に全く賛同する気が起きず「高音質」の定義は「ある一定以上の性能さえ満たしていれば物理計測特性とは無関係」であると思っています。 その「ある一定以上」と言うのが私の場合「DR (Dynamic Range) 40dB、FR (Frequency Range) 7 Octave」であり、私の頭の中の表現では dB を bit で表して「DR 7bit 以上、FR 7 Octave 以上」あれば HF (High Fiderity:高忠実度=高音質) の高さと DR/FR 数値との間には際だった関係は見出せないと感じています。 CD は原理上 DR=16bit (96dB)、FR=10 Octave ほどあることになっていますが、Amplifier や Ear/Headphone、Speaker を介して耳に届く音は DR=8bit FR=8 Octave ほど (Headphone だと DR=10bit FR=9 Octave を超える環境も作れますが) しかありませんので、音質 (音色) 感を最上のものにするための Key は DR 7bit FR 7 Octave の部分を如何に整える (整音する) 或いは際立たせるかにかかってきます。 現代の音楽 Source はその殆どが Digital Effecter を介して整音されています。 Compressor を用いるという事は「圧縮」を行っているわけで、表現限界以下の差異にまで圧縮されてしまった変化は Speaker や Headphone 等で表現できなくなる、即ち Data が切り捨てられるのと同じですので、Digital 圧縮もまた「整音」調整に使えます。 同様に「現実には存在しなかった波形を加える」操作も物理計測性能上は歪みや雑音を加えていることになるにも拘わらず、聴覚には「より美音に聴こえるようになる」ことから「整音」調整に用いられるものであり「Original Data をそのまま再現するものが『高音質』である」という定義にはなり得ません……1 つ前の Original Data に忠実な『高性能』ではあるのですが……。 そもそも Microphone も Maker や型番毎に個性ある音色 (音質) を持っているものでして、どれ 1 つとして「実際に聴こえてくる音に忠実な音を収録している」わけではありません。 観客席で聴く音と楽器の目の前に立つ Microphone の位置で聴く音とはまるで違うのですが、そんな位置に置いた Microphone で収録した音を「整音」することによって「生の」或いは「生以上の」臨場感や感動を呼び起こす作品に加工しているわけでして、 Digital Data で提供されているものであればその Digital Data を一切変更することなく、そのまま Copy してしまうのが最も高性能な Data 移送を行う手法なのですが「それをそのまま再生するのが最も高音質か?」と言えば必ずしもそうとは限りません。 音質とはあくまでも感覚的な表現であり、物理性能で善し悪しを論じることができるものではないのです。 Analog Data を Digital Data に変換する際には可能な限り情報量の多い「ハイレゾ」で変換しておけば「高性能」な Data 変換を得られますので、後で加工して「高音質」の音を得るのに便利なものなのですが、最初の「ハイレゾ」Data は「高性能な Data」ではあっても決して「高音質な Data」ではないのです。 言わば録音現場で Microphone からの音をそのまま Multi Track Recorder に記録しただけのものでしかないと言っても良いかもしれません。 高音質にするにはその素材を実際に音出しする環境に合わせて加工調理する必要があります。 そのための機材が Amplifier であり Speaker であり、味付けの Point が Speaker の設置法であったり部屋の音響特性調整であったりするわけですね。 Cellularphone に Earphone を挿して聴く手法が主体なのであれば、実際に音を聴きながら再生 Software の Graphic Equalizer で Earphone の音を補正する、Original の非圧縮 (ハイレゾ) Data を Cellularphone に移送する際に敢えて幾つかの Digital 圧縮型式に変換して録音し直し、その中で最も良い音 (高音質) に聴こえるものを「聴収用 File」とするといった手法を採れば良いのです……保管用は「高性能」の非圧縮 File が既にあるのですから「聴衆用」は好きな音色に加工して悪い理由は何一つありません。 低音域の Power 感が乏しいので Tone Controller の Bass を Boost したり Speaker に ASW (Acoustic Super Woofer) を加えたりといった後付けの加工を施すことは Original Data を改変することであっても結果的には「高音質」を得られるものですので「Data 劣化のない Original Data=高性能」ではあっても聴収環境に即した「整音」を行わなければ「Data を改変 (劣化) させた「整音」Data」よりも低音質になってしまうものなのです。 「高性能だから高音質に違いない」と妄信して嫌な音を顰めっ面して聴くなんて私には耐えられませんので(^_^;)、私は保管用音楽 File は非圧縮または Original Digital 型式のままで保持するものの、実際に聴収する Data は様々にいぢり回してしまいます(笑)。……Headphone にしろ Speaker にしろ Amplifier にしろ各々の癖がありますので、私自らの感性 (癖) に合う音色に「整音」した音こそが私にとっての「最高の高音質」だと思っていますので……。 従って私にとっての「音楽 File」とは「保管用 File」と「聴衆用 File または Data 状態」との内容が異なるのが普通でして、聴収用に作り直した File には非圧縮 (ハイレゾ) Data File なんて数えるほどしかありません(^_^;)。 聴者に合わせて「整音」することは Digital Data を改変することであり Data を劣化させることであることではあるのですが、音楽表現を損なうことにはならず、寧ろ「整音」することによって今まで聴こえていなかった音に気付いて「奏者や録音 Engineer さん達がこんな表現も示していたんだ」という新たな感動を得られることが多々あるものです。……音楽全体としては酷い音になるほど Tone Controller をいぢって初めて「あれっ?こんな楽器が混ざっていたんだ!」とか「こんな音まで収録していたんだ!」と気付いて、それ以後は曲の聴き方が変わったなんて事も結構ありますよ。 なにしろ大勢の奏者が一斉に音を鳴らしている中でたった 1 人の奏者が音を乱しているのに直ちに気が付く指揮者ほどの耳は持ち合わせていませんので「他にどんな音が収録されているのだろう?」とあれこれ Data をいぢり回して音を愉しむのも私の Audio 趣味姿勢の 1 つですので(笑)。 まぁ長期保管用の Phono Disc を大切にするあまり、普段聴き用として Analog Cassette Tape Recorder で自分だけの「聴収用 Cassette Tape Album」を作っていた Audio Mania 世代の者にとっては「保管用」と「聴衆用」とで Data 型式が異なり、聴衆用 Data は自分好みに整音するのが「当たり前」のことだったのですが(^_^;)。 素敵な Audio Life を(^_^)/

noneya4
質問者

お礼

高性能と高音質は分けて考えた方がいいんですね。

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