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音楽ファイルの音質はどのぐらいを選べばいい?

HAL2(@HALTWO)の回答

回答No.9

1970 年代の初め、こんな Cassette Deck が一世を風靡しました。 http://knisi2001.web.fc2.com/nakamichi1000.html 下 URL 機のように、その 1/3 近い値段の Open Reel Deck の方が高性能であるにも拘わらず、Mania 達の垂涎の的になったものです。 http://audio-heritage.jp/TEAC-ESOTERIC/player/a-2300s-2t.html 最終的にはこんなものにまでなってしまいました(^_^;)。 http://audio-heritage.jp/NAKAMICHI/Player/1000zxllimited.html 私はその 4 年後に出た http://audio-heritage.jp/NAKAMICHI/Player/700.html の音色が好きで Shop で見つける度に涎を垂らして(笑) イヂリ回していたのですが、当時所有していて使いこなすのに苦労した http://audio-heritage.jp/TEAC-ESOTERIC/player/a-6100.html よりも安価で低性能な Cassette Deck であるにも拘わらず、音色感が良いのには悔しい思いをした想い出があります。 当時の Phono Disc Player や、現在に至るまでの真空管式 Amplifier の性能を見ても、最小再現音圧または雑音域から実質最大出力までの Dynamic Range が 40dB 以上、実質再生周波数帯域 (Frequency Range) が 7 Octave 以上取れていれば S/N 比や Dynamic Range、再生可能周波数帯域、歪率といった物理計測特性値と「音質」との関係は「無関係」と言い切っても良いほど極めて希薄なものになってしまうものです。……7 Octave というと 80Hz から 10kHz 或いは 100Hz から 13kHz ぐらいですね。 Dynamic Range 40dB 以上、Frequency Range 7 Octave 以上というのは TV/FM Stereo 放送や 96~128Kbps MP3 が既に持っている性能値なのですが、例えば 1 万円するかしないかの FM Tuner と数十万円の FM Tuner とではその音質感が大きく異なっていても性能を示す数値には殆ど差異がないものなのです。……別に 20kHz 以上まで収録する性能があろうとなかろうと、或いは Noise Level が -60dB と -66dB、歪率が 0.5% と 0.08% とでその数値はあくまでも性能の優劣であって、音質の優劣を決定しているわけではありません。 >128bpsや320bpsなどは十分な音質と言えるのでしょうか 128kbps や 320kbps ですよね(^_^;)。キロがあるとないとでは大違いです。 音質上は全く問題ない、即ち「充分な音質」と言えます。 問題があるのは「音質上」ではなく、「性能上」だけです。 >WAVの1411bpsや1536bpsかハイレゾ…… どちらもハイレゾではありません。 1411kbps は Standard CD Quality の Data Rate、1536kbps は Standard CD で許可されている最大の Data Rate です。 まぁハイレゾ (High Resolution) 定義の最低値ではあるのですが、敢えて言えばスタレゾ (Standard Resolution ) ですね(^_^;)。 CD は 32kHz、44.1kHz または 48kHz の 16bit 信号で記録されており、殆どの CD が採用している 44.1kHz 16bit 2 Channel では 44.1kHz × 16bit × 2 channel = 1411kbps となり、48kHz Sampling ならば 48kHz × 16bit × 2 Channel=1536kbps となります。 つまり 1411kbps や 1536kbps では MP3 のような非可逆圧縮をしていませんので、Digitize した時の Quality が保たれているという事になります。 では「非可逆圧縮された MP3 は音質が悪いのか?」と言えばそんな事はありません。 128kbps MP3 の Digital Data を他の PC に Copy しても Digital Data File を移送しているだけですので、ここで音質が劣化することはありません。 Microphone で収録した Analog 電気信号を MP3 Digital 信号に変換して Digital 録音したところで、記録された MP3 Digital 信号が最高の音質に調整された最終表現形なのですからその型式を変更しない限りは音質の劣化など有り得ません。 従って 128kbps MP3 で放送されている Internet Radio を 1411kbps WAV で録音しても全く意味はなく、放送されたままの 128kbps MP3 を収録した方が「余計な変換」をせずに済む分、性能も音質も良い筈です。 MP3 か否か、1411kbps か 128kbps かといった問題は Analog 信号を Digitize する際に考えるべきものであり、既に Digitize されている Data に音質の善し悪しなどありません。 この質問 Corner で過去に行われた公開実験でも、流石に 32kbps MP3 Stereo ともなると 2 人に 1 人は Original Data File との音色感の違いを正しく指摘していたと記憶しますが、96kbps 以上は正答率が大分下がって、非圧縮 1411kbps よりも 96kbps や 128kbps MP3 の方が音質感が御機嫌と評する人が出ていましたね……私も半分以上の Data File に対して非圧縮 Original Data よりも 96kbps や 128kbps の MP3 Data File の方が好みの音質と感じた 1 人だったのですが(^_^;)、小学生の女の子が殆どの Data を正答したというのには「流石、子供は純粋に聴覚が優れて一方で、大人は邪心に耳が汚れて(笑)『好み』の音色感 (音質) が出来上がっているのね(^_^;)」と感心したものです。 要は曲に依って最も良い音質 (音色) 感の File 型式で保存するのが一番であり、どの型式が良いのか決めかねる際は非圧縮の WAV (1411kbps または 1536kbps) 或いは可逆圧縮の Lossless の MP3、FLAC、ALAC、WMAL、AAL 等で保存しておき、必要に応じて何時でも他の型式に変換できるようにしておくことです。 因みに私は Apple MacBook User ですので音楽用 HDD (Hard Disk Drive) の中味はその殆どが ALAC (Apple Lossless Audio Codec) か Internet Radio 放送 Format のまま収録した 96kbps/128kbps/160kbps の MP3/AAC になっています。 素敵な Audio Life を(^_^)/

noneya4
質問者

お礼

デジタルデーターのメリットは(それ以上は)音質が劣化しないことにつきますね。だからこそ、高音質ファイルを持つ意義があると思います。世間での音楽ファイルの保存の現在の主流は、mp3(128~320)、wav(1411か1536)、ぼちぼちハイレゾが出てきたかなと言う所でしょうか。これは、中国での話ですが、日本も大差ないでしょう。もちろん、wavはflacかapeにして。 メモリ等の記憶媒体の大容量化と低価格化に伴って、低ビットレートにこだわる必要性は薄れた感はありますね。

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