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出資金の性質って何でもいんですか??
初歩的な質問でえらい恐縮ですが、 有限会社なんかを設立する際の出資金の一部が、 「借入金」なんかでもよいのでしょうか?? また、その場合の会計上の処理はどうなりますでしょうか? 以上、よろしく御願い致します。
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#1の追加です。 借金の債務者は会社ではなく、「私」(出資者個人)で、その借入金を会社に出資するのです。 その上で、会社の役員となり、会社から貰う役員報酬や役員賞与と、会社の利益が出たら出資者(株主)としての立場で貰う配当金などから、個人の借入金を返済することになります。 会社の利益から、直接、個人の債務を返済することは出来ません。 会社の利益は、株主への配当・役員賞与等に使い、残りは会社に利益として蓄積していくことになります。
その他の回答 (1)
有限会社や株式会社の資本金とは、その企業が事業を営むための元本ですから、返済の必要な他からの借金では設立できません。 返済の必要のない自分の出資金(資本金)を持っていなくては、安心して経営が出来ず、債権者も安心して取引が出来ません。 そこで、商法では、株式会社1000万円、有限会社300万円の最低資本金が無いと、設立を認めないのです。 現在は、1円でも会社を設立できる特例が有ります。 資本金は、銀行に払い込んで会社を設立した後は、何時でも、会社の備品を買ったり、仕入代金に充当したり、経費の支払など経営に使うことが出来ます。 会社設立直後は、会社の資産としては、資本金として払い込まれた預金が有ります。 この預金を使って事業を営み、会社を運営していくことになります。 会社に必要な備品などを購入したり、販売業なら、販売のための商品を仕入れたり、給料などの経費を支払ったりと、資金が必要になりますが、そのために手許にある預金を使います。 資金が足りない場合は、掛けで商品を仕入れて支払いを延ばしたり、銀行から融資を受けたりします。 このように、資本金として払い込まれた資金は、資金繰り計画を立てて、計画的に使っていきます。 商品が売れて、代金を回収すれば資金が回収でき、次の仕入れに充当していきます。 そのように、資金は常に循環して、利益分だけ資金が会社に蓄積されていくのです。 無計画に、すべの資金使ってしまい、手許に資金が無くなると、仕入れも出来ず経費も支払えなくなり、会社の運営が行き詰まり、倒産してしまいます。 利益が出ていても、資金が無くて倒産する場合を黒字倒産といます。 設立時の処理は下記のようになります。 現金又は預金 *****/ 資本金 ***** なお、出資者が他から借り入れて、その資金を会社に出資することは問題ありません。 ただし、一度、会社に出資したものを、返してもらうことは出来ませんから、借り入れた資金の返済に困ります。
補足
懇切丁寧なご回答早々に本当有難うございました。 私が知りたかったのは特に下記の部分でした。 どうもです。 >なお、出資者が他から借り入れて、その資金を会社に出資 >することは問題ありません。 >ただし、一度、会社に出資したものを、返してもらうこと >は出来ませんから、借り入れた資金の返済に困ります。 ということは、借金の債務者は、「私」になるのであって 「会社名義」になるわけではないんですよねっ? とすると、私の給料から、返済するしか方法がない ということなんでしょうか?? 会社の利益からは当然駄目??
お礼
どうも大変ありがとうございました。 よく分かりました。