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今考えると国鉄は分割民営化する意味はあった?

2016年現在の情勢から考えて国鉄は分割民営化されたのは成功だったと思いますか? それとも失敗でしょうか? 鉄道に詳しくありませんが、JR線の母体が統一されていたら競合他社はどのように困るのでしょうか?

noname#257529
noname#257529

みんなの回答

noname#230940
noname#230940
回答No.13

成功か失敗かと、一概に言えることではないと思います。 私は首都圏の人間ですが、この周囲を見ている分には成功だったと言えると思います。 でも、数年前に一人で北海道旅行をしたときに、だいぶ鉄道を利用したものですが、例えば函館から余市に行くにあたり、長万部で特急から日本海側を回る各駅停車に乗り換えた際、1時間以上待たされた記憶があります。 そして乗り込んだ車両は国鉄時代の古いもの。扇風機に国鉄のマークがあるので誰にでも分かるでしょう。 JR北海道というと、いろいろ不祥事もありましたし、社長が自殺までしたほどです。 北海道に関して言えば、失敗ということになるかと思います。

  • gsmy5
  • ベストアンサー率58% (1424/2452)
回答No.12

まあ成功か失敗かと言えば、成功でしょうね。その2つしか選べないのなら、少なくとも失敗ではないです。 国鉄の民営分割化の最大の要因は赤字の解消です。 ただ、赤字の解放のみなら累積赤字を別の機関に背負ってもらい、累積赤字がない言い換えると借金をすべてゼロにした状態で経営してもらえれば、赤字の解消のみは解決できます。実際、国鉄の最終年度の単年度会計は黒字だったようですので… 従って、国民や政党の中には「民営はわかるけど、分割までは必要ないのでは」という声も大きかったです。 しかし、全国い1社の巨大な企業を作ったとしても、地域密着の小回りが利かず、国鉄と同様のサービス低下が生じてしまうということは危惧されていました。 さらに将来縮小化していく鉄道需要に対して方針転換できる最後のチャンスと言われていました。実際、JR化があと数年遅れれば、バブルの恩恵も得られず、関空のように悲惨な状態になったかもしれません。 分割により地域密着になって明らかに国鉄時代より良くなったのは東海や西日本です。国鉄時代の東京の考えのみで列車ダイヤ編成、車両政策を続けていたために減り続けてきた乗客を呼び戻すことができましたし、それによる異私鉄との競争激化により鉄道そのものが便利になりました。この点について考えれば多くの住民はJRになってよかったと単純に判断するはずです。 沿線住民の利用だけでは心もとない場合は、九州のように観光列車に特化したせさくを行うようになります。北海道も同様にしました。こちらは、国鉄あるいは全国1本の会社であっても多少は行っていたでしょうが、JR九州のように関係者が一丸となってといったような真剣さは起こらないでしょうから、中途半端になっていた可能性はかなりあります。 いずれにせよ、何か目新しいことをしようにもその実情のわからない本社(=東京)が認めなければ、何もできないということがなくなったのは大きな改善で、成功と言えましょう。 逆に言うと、本社が東京のままでかつJR最大の企業であるJR東日本は近年になって、巨大企業の悪さが出始めているようになります。 例えば、地域性を考えずにどこでもロングシートの電車を導入するのはJR東日本くらいです。ロングシートが絶対ダメということはありませんが、少なくとも東京の考えで進行し、地域の実情を真剣に検討した形跡はありません。 さらに山手線内の駅などJR他社では驚くほど客の多い駅ですら、みどりの窓口廃止を平然と行っています。(今後の要員確保が困難だから今のうちに社員を減らし、それを窓口廃止につなげると説明)黙ってても東京で客が付いてくる東京だからこそ、平然とできる方策です。見かけの駅員の態度こそは国鉄時代と異なり、愛想良くなっていますが、根本的な考え方は国鉄時代よりひどいとも言えます。今の世の中客へのサービスより自社の都合を優先する会社がどこにあるでしょうか?まあ、東京周辺はどのように改革したとしても、結局は自社の都合を強要できる土壌にありますので、東日本のサービス低下は分割民営化の失敗とまでは言えないかもしれません。 北海道の体質低下等も民営化の弊害とされていますが、どのような方にしても北海道の鉄道が採算割れなのは、少しでも実情を知る者には当然の話です。赤字必至なら下手に収入の多い会社とくっつけて(つまり東日本として)赤字に真っ向から対処せず地域の実情など無視したコスト対策のみの運営となるよりは、赤字の会社のみで独立させて、真剣に対応したうえでしかるべき補助をする方が、国鉄の赤字を負担する国民にとっても実際に利用する道民にとっても最良だったはずで、少なくとも近年まではうまくいっていました。JR北海道を独立させていなかったら、近年の保線に関する問題は生じていなかったかもしれませんが、もっと赤字で国鉄時代と同様低サービスの上路線廃止の繰り返しになっていたかもしれません。 少なくとも関西地区などを見れば、JR化が間違いだったとは言えません。 あえて言えば、北海道・四国などの赤字補助のやり方が基金という高金利時代の考え行われていたのが失敗だったと言えましょう。これは民営各社の経営方針とは次元の違う話です。 ちなみに国鉄のまま続けば、あるいは全国1本の会社になれば、国鉄の悪い所だけ引き継いだどうしようもない会社になり、鉄道全体が安楽死に向かっていたかもしれません。

  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7194/21844)
回答No.11

成功だったと思います。 民営化されるまでは、ひどかったのです。 国鉄に左翼系のメンバーが入り込み、国労という組合を作って やりたい放題やっていました。 何しろ、当時は親方日の丸で、倒産の危険が 無い、ということで、賃金値上げのストばかり でした。 その為、乗客がいかに迷惑したことか。 高崎駅では、ストに我慢できなくなった乗客が 暴動を起こしたこともありました。 賃金を値上げしますから、運賃も毎年のように 値上がりしていました。 職員の態度も、実に横柄でした。 作家の「城山三郎」氏が、名古屋駅で切符を 買おうとしたのですが、話しの途中で、休憩時間だ と言われて、窓口を閉められた、という話しも あります。 そのくせ、事故も多発していました。 三鷹事件などというとんでもない事件も発生したし、 三河島事故などでは数百人の犠牲者が出ています。 運賃をちょろまかす職員も多発していました。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E9%B7%B9%E4%BA%8B%E4%BB%B6 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E6%B2%B3%E5%B3%B6%E4%BA%8B%E6%95%85

  • kuni-chan
  • ベストアンサー率22% (674/3053)
回答No.10

 成功、失敗とどちらかに決まる話ではありません。  良い事もあれば悪い事もあります。  もし今も国鉄が続いていたら今以上に悲惨な状況になっていたのは間違いありません。  それだけ国鉄には組織として大きな問題を抱えていました。  詳細は書きません。

noname#233747
noname#233747
回答No.9

JRは殆ど利用しないので、何とも言えないのですが 成功だったのかな…と、疑問に感じる部分もあります 例えば、北海道 思う様に利益が出ていないので、隅々にまでお金を掛ける事が出来ず ずさんな定期点検やレール検査データーを改ざんする始末 また、利益至上主義になり、私鉄各社との競争に打ち勝つ為に 無茶なダイヤを組み、ミスを犯した運転士に日勤教育を科しプレッシャーを与え その結果、福知山線脱線事故なんて事も起きています 民営化をする事により、私鉄との間で競合が起きた結果 利益優先になり、それで、安全対策がおざなりになっては 意味が無いと思います 安全はお金では買えません…

回答No.8

> JR九州が危機を感じて一念発起したことが有意義であったということでしょうか? いまのテレビがつまらないのと同じです。東京にキー局や本部がある会社は、地方色なんて最初から「東京」との比較でのもの以外は期待できません。 国鉄って、すべてが東京や本線の幹線中心のダイヤで、中央集権の状態で、九州や四国のような「端」のところには、地元のためとか、地元の拠点間を結ぶ、という概念は、全く無かったとはいいませんが、中央が許す範囲のごく限られたものしかありませんでした。 ソニックなんて、国鉄時代には、門司始発で、小倉で方向転換して博多と結ぶなんて、想像もしなかったと思いますよ。博多-小倉間は新幹線があるわけですしね。大阪、東京から大分への利便性は考えても、博多とつなぐことは考えなかったかと。 小倉で方向転換をし、全力で突っ走るために、あんな面白いデザインを考えたわけですね。 ちなみに、国鉄分割民営化での最大の被害者は、琴電だと思います。やる気のない国鉄に対して殿様商売をしていたのが、破産までいくわけなので。まあ、国鉄より横柄だったみたいですから。。。横柄は私鉄を徐々に追い込んでいくくらいの地元密着への移行がJRにはできたわけですね。

回答No.7

他の方の回答されていますが、分割したのは、国労の解体のためです。 ついでにいうと、JR各社は、旧国鉄の従業員の継続雇用の義務はありませんでした。

noname#228894
noname#228894
回答No.6

強すぎる異常な労組を何とかするために、分割+民営化のセットが必要だったのでは?単純な民営化だけでは労組はそのまま残ってしまうので。 順法闘争と称する列車遅延行為をやらかしたり、整備教育が手間であるとして新型車両の導入を妨害するような労組は、もはやまっとうな労働者組織とは言えないでしょう。しかも国営=公務員だから、クビにするわけにもいかないし。 wikiでいいから、国労について調べてみることを勧めます。

  • tzd78886
  • ベストアンサー率15% (2589/17102)
回答No.5

歴史に「もしも」は存在しないので、「JR線の母体が統一されていたら競合他社はどのように困るのでしょうか? 」と言う質問はナンセンスでしかありません。どのような形で民営化されるかにもよりますし、経営方針にも様々な選択肢ができてきます。個人的には東海道新幹線と東北新幹線は直通運転し、夜行列車は存続していたと思いますが、これも想像でしかありません。

  • trytobe
  • ベストアンサー率36% (3457/9591)
回答No.4

『当たり前ですが路線は重複していないのに、独占禁止法に当たるんでしょうか? 』 京都・大阪間の 阪急 vs.JR の並走区間とか、 名古屋・岐阜間の 名鉄 vs. JR の並走区間で、通勤客の取り合いをしているのをご存じの上でおっしゃっているのですか。 『鉄道に詳しくありませんが、』と書いておけば、なんとでも指摘ができる、というご見解ですか。

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