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比較的安全な通貨

こんにちわ。 ニュースや新聞で、「比較的安全な通貨である円を買ってドルを売る動きにより、円高が進んでいる」という表現を見かけます。 アベノミクスでは、過度な円高を抑制して、円安の方向に動いてきたのだと思っています。円が買われるという事は、他国よりも相対的に円の信用性が上がっているという事だと思います。日本の経済がアベノミクスで発展して円の信用が上がる(円高になる)という事と、円高にはしたくないという国の思いは相反しているように思うのですが、そうではないのでしょうか。

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  • trytobe
  • ベストアンサー率36% (3457/9591)
回答No.3

『「比較的安全な通貨である円を買ってドルを売る動きにより、円高が進んでいる」という表現』 円高ドル安が進んだときに、その理由を「後付けする」ためのフレーズ集の一つです。 ニュースでは、あくまで二方向のどっちに進んだか、だけを伝え、その動きの大小については見解をつけません。 経済ニュースでは、その見解をつけない代わりに、なにか理屈があったように「後付けの理由」をいくつか準備しておいて、それがまるで相場の絶対値へのパラメータ・指標であるかのように原稿を読みます。アナウンサーも解説者も、台本どおりを読み上げる、読み合わせをして、「ありがとうございました」と解説のコーナーを台本通りに行うのです。そうしないと、金融の世界のお元締めに「本当のことを言うな」「儲けたくないのか」と勤めている金融機関が潰されますから。 それほど、金というのは恐ろしいのです。ベニスの商人の時代から変わっていません。

mikano76
質問者

お礼

ありがとうございます。 面白いですね。物語を読んでいるように楽しんで理解できました。 そこは言わなくても分かるだろう的な、常套句なのですね。真正面から受け止めていた自分が恥ずかしいです。一枚も二枚も複雑に、謀略と知略がうごめいていそうです。 なかなか、興味深い世界です。

その他の回答 (4)

  • miging
  • ベストアンサー率25% (15/58)
回答No.5

> 日本の経済がアベノミクスで発展して円の信用が上がる(円高になる)という事 「民主党時代円高でした。民主党の経済運営が功を奏し日本の経済を発展させ、円の信用が上がって円高になっていました」。 なんてことはあり得ません。 でも池上彰なんかの経済解説をそのまま信用して、ニュースを見ているとこういう解釈になりますね。 池上彰や日本の大手新聞なんかが解説する「通貨の価値とは・・・」という話は、現在の経済実態を全く反映していません。 まぁ新聞の情報がいくつかの権力によってねじ曲げられた話に置き換わり話が変貌するように、通貨の価値もいくつかの権力によって実体経済とは関係のないところで変動変貌するものということです。 つまりは現在の為替相場は思惑で動くものなのです。 それでも5年10年という長期的視点で過去を見るのであれば通貨の価値は通貨発行をしている国の経済の価値と結果論として言うことはできますが。ただしその経過の中で時に実態経済を破壊するような悪徳金融による仕掛けが行われたりもするのが現在の経済社会でもあります。

mikano76
質問者

お礼

ありがとうございます。 なるほど、例えが分かりやすかったです。為替はアベノミクスや何かで敏感に反応するような単純なものでは無いのですね。もっと大きな個性を持った、ゆっくり動く、けれども臆病な化け物のような存在なのでしょうかね。

回答No.4

基軸通貨は国際金融取引で基準として採用されている通貨で、即座に「金」と交換できる通貨です。 米ドル、ユーロ、円、イギリスポンド、スイスフランです。 これ以外の通貨はリスクが伴うので、一定の条件で基軸通貨と交換できます。 つまり基軸通貨は安全な通貨でありその中で信頼性等で変動しているだけです、基軸通貨以外の通貨はその意味では信頼性が低いと言えます。 国が一番恐れるのが大幅に乱高下することです、つまりわずかなインフレが経済発展を促すのです。

mikano76
質問者

お礼

ありがとうございます。 日本国内の経済動向とかアベノミクス云々にはあまり関わりなく、想定の範囲内で動いているような場合の表現なのでしょうね。

  • lions-123
  • ベストアンサー率41% (4360/10497)
回答No.2

>比較的安全な通貨 「円」 本来の円の実力や為替レートのメカニズムは仰る通りですが、そこに外部要因に投機的思惑に左右されやすい側面があると思います。 実態以上に実力以上に常套句や慣用句として比較的安全な通貨として持ち上げられたり、実力&実態以上に失望されたり経済合理性を超えて不安定なのが円・為替相場ではないでしょうか・・・個人的には経済神話や意図的に利用されてる「円」イメージ・ファンタ時形容詞だと思います。 それは、ドル・ユーロと並び元以上に国際通貨である、バックグランドの日本政府・日銀・日本経済のファンダメンタルが堅実&底ジカラがある、政府日銀の有形無形の為替介入やレート誘導への潜在能力を認め警戒している証左、日本経済の規模(GDP3位)と成長力の弱さのジレンマ、投機対象として変動させて妙味がある思惑が働いてる表現印象操作だと思う。

mikano76
質問者

お礼

ありがとうございます。 なるほど、個々の政策であるアベノミクスとはあまり関係なく、どちらかというと投機の都合によりこの言い回しを理由付けとして、売買されているという事なのですね。

  • rokutaro36
  • ベストアンサー率55% (5458/9820)
回答No.1

為替相場は、市場が決めます。 そこに政府が介入して、相場を動かそうとしますが、 いつも、うまくいくわけではありません。 国の思いとは反していても、 結局は、「市場」という流れに逆らい続けることはできないのです。 アベノミクスは、しょせん、国内向けの政策です。 国際的な大きな動きには、逆らえません。 今は、イギリスがEUにとどまるかどうか、ということが 国際経済を動かすポイントになっています。 離脱したら、ほんとに、何が起きるか、わかりません。

mikano76
質問者

お礼

ありがとうございます。 アベノミクスが必ずしも、為替と親密にリンクしている訳ではないのですね。 勉強になります。

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