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アンピシリン耐性の菌
青白セレクションにおいて、アンピシリンを撒いた培地にプラスミドが得られない白コロニーが生えてしまいました。 原因として、アンピシリンが劣化して効かなくなっている、またはプラスミドとかではなく元々アンピシリンが効かない菌がコンタミしてしまったのではないか、という二つを考えました。 そこで質問したいのは、後者のようなアンピシリンの効かない菌というのはいるのでしょうか?
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こんにちは。 アンピシリンはペニシリン系の抗生物質ですね。 ですので、ベータ・ラクタマーゼ産生菌にはそもそも効きません。 http://page.freett.com/togi2/data/antibiotic.htm また、あちこちで耐性菌が問題になっており、アンピシリン耐性菌もいますよ。 http://www.aichi-med-u.ac.jp/kensa/bumon/saikin/BUNRUI/-B/haemophilus.htm
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- lion-queen
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卒論で犬の表皮由来スタフィロコッカス属菌の抗生物質耐性について実験した経験がありますが、ABPCに対する最小発育阻止濃度のグラフが2峰性で耐性菌の存在を示唆していた記憶があります。数値は全く覚えていません。(すみません、20年も前なもので)
こんにちは。この間の方ですね。その後アンピシリンと培地は新しくしたんでしょうか? コンピテントセルですよね?トランスフォームしてないやつをコントロールとしてそのまま撒いておけばいいんです。それで白いのが生えたら、アンピシリンが効いてないってことです。そうしたらアンピシリンと培地を作り直すしかありません。単純ですよ。 あんまりあり得ない可能性を考えるより、トラブルシューティングのやり方に従ってひとつひとつ原因をつぶすしかありません。実験書とか、ベクターのマニュアルを熟読してみてください。