• 締切済み

大腸菌のコロニーについて

今、実験で、大腸菌の形質転換をしています。 その際の大腸菌が作るコロニーの大きさが青と白で違うのですが それってなぜなのですか?? ちなみに、培地にはX-galが入っていて、 大きいコロニーを形成するのは白です。 おしえてください!

  • 196
  • お礼率40% (2/5)

みんなの回答

  • ga111
  • ベストアンサー率26% (247/916)
回答No.5

原理を充分に理解して、やってください。 註:α-complementationについてプラスミドベクターpBluescriptは、組み換えを起こさなければ正常なβ-galactosidaseのアミノ基側のポリペプチドをコードする遺伝子を持っている(lacZ)。β-galactosidaseの残りのカルボキシル基側をコードする遺伝子を染色体DNAあるいはF因子などのプラスミドにもつ宿主菌に形質転換させることができれば、この二つのポリペプチドが共同してβ-galactosidaseの活性をもつ。今回は、JM109株を宿主菌として使用したが、F因子にlacZΔM15を持っている。

参考URL:
http://page.freett.com/junw/MB/microbio/ecoli/ecolitrans.html
196
質問者

お礼

ありがとうございました!! 原理がちゃんと理解できました! 参考のほうもすごく役に立ちました☆

  • dadachan
  • ベストアンサー率50% (195/386)
回答No.4

簡単に言うと、 1.cloning vectorにtransfectionしたい遺伝子のfragmentを入れた 2.そのベクターを、JM109 compitemt cell(E.coli)にtransfectionした 3.Amp, X-Gal, IPTGを含むアガロースゲルに塗布し、37℃で培養した 4.次の日に見たら、青白のコロニーが生えてて白が大きかった ですよね? よくある事ですよ。 逆もまたあります。 私の回答は、cloning vectorに入れたfragmentが大腸菌の成長に影響する事がある、ということでした。 また、白のコロニーでさえ、大きさが違うコロニーがたくさんあると思います。 とりあえずmini prepして、制限酵素処理、あるいはsequenceしてみたらいかがでしょうか? 数をこなしていくうちに、なんとなくどの大腸菌には入っている、ってことが”感で”分かってきますよ。 plasmid vectorというよりは、vectorに入れたfragmentによる影響の方が大きいと思いますよ。 中にはどうしても大腸菌に入れると大腸菌由来の遺伝子がfragment内に入ってきてしまって困る、という遺伝子もありますからね。

196
質問者

お礼

ありがとうございました!! よくわかりました☆☆

  • dadachan
  • ベストアンサー率50% (195/386)
回答No.3

insertとの相性によって大きさが変わる事はありますね。 私の経験からでは、コロニーの小さいものの方がきちんと入っていたりしますね。 青いコロニーは、insertが入っておらず、cloning vectorそのものであるために何の影響も受けずに一定の速度で成長しますが、PCR fragmentなどのinsertが入っているとやはり成長にも影響を受けますよ。

196
質問者

補足

回答、ありがとうございます! 質問を実験書なしに書いてしまったので、補足させてもらいます。 プラスミドDNAの調製と制限酵素消化という実験をしました。 疑問に思ったことは、その第一段階の「プラスミドの大腸菌への形質転換」のところです。 培地の調製は、培地パウダーに蒸留水を加え、アガロースを加え滅菌・冷却したあと、Ampicillin、X-Gal、IPTGを加えプレート培地を作成しました。 形質転換は、プラスミドベクター、JM109 Competent cellを混ぜた細胞液をプレート培地にまきました。 37℃で一晩インキュベートしたら、青いコロニーと白いコロニーができており、青いコロニーのほうが小さく、白いコロニーの方が大きかったのです。ここで、何でコロニーの大きさが違うのかなと疑問を持ったわけなのです。 回答してくださった文への、私の解釈が違ったらすみません。 挿入したプラスミドベクターが何らかの影響を受けているため 青のコロニーの方が小さかったということでしょうか?

  • ga111
  • ベストアンサー率26% (247/916)
回答No.2

プラスミドのアルファComplementationのこと? システムによって違ってきます。 上のシステムですと見かけ上、青の方が小さくみえることがありますけど、、、 また発現による選択ですので白、上のシステムですとポジティブクローンの方が生育に有利ということがあります。(よってプラスミドに何が乗っているかでも変わります。)その辺に言及されるといいかも

196
質問者

補足

回答ありがとうございます! α-Complementationってどういうものなのですか?? 調べてはみたのですがちょっとよくわからなくて・・・ 後半のほうの、プラスミドに何が乗っているかでもかわるっていうのは、その可能性あり!ではないかと思います。そこら辺も考察してみようと思います☆

  • lone_lynx
  • ベストアンサー率41% (78/188)
回答No.1

えーと ほんとに全部大腸菌ですか? コンタミしてません? X-GALはβガラクトシダーゼの合成基質ですから、コロニーが青くなるということはβガラクトシダーゼ(+)ということになります。コロニーが白いということは、その逆でβガラクトシダーゼ(-)。 端的に言うとその二つは違う菌種と考えられるのですが...

196
質問者

補足

回答、ありがとうございます! 多分、全部大腸菌でした。 どのプレートもそうなっていたので変なものは混ざっていないとおもうのですが。。 でも、その可能性もあるってことですよね~。。 それについても考察してみます☆

関連するQ&A

  • 大腸菌の形質転換

    lacZαが欠損した大腸菌にlacZαをもったプラスミドDNAを導入(形質転換)し、IPTG+X‐galを含んだ培地とX‐galのみを含んだで培地で培養しました。 X‐galのみを含んだ培地では白いコロニーができるはずですが、薄い青コロニーができました。 また定量的にも微量にβ-ガラクトシダーゼが検出されました。 どうしてX‐galのみを含んだ培地では白いコロニーではなく薄い青コロニーができたのでしょうか?

  • 大腸菌の形質転換について

    先日、「大腸菌の形質転換」の実験をしました。 pUC系プラスミドを用いました。 <使用した培地> (1)LB培地のみ (2)LB培地+アンピシリン (3)LB培地+X-gal (4)LB培地+アンピシリン+X-gal <予想> ・-DNA (1)白 (2)- (3)白 (4)- ・+DNA (1)白 (2)白 (3)青 (4)青 <結果> ・-DNA (1)白 (2)- (3)白 (4)- ・+DNA (1)白 (2)- (3)白 (4)白 <予想>は合っていますか? <結果>では、なぜ(2)が-なのに(4)では菌は生えたのでしょうか? 形質転換自体は失敗してコンタミしたのでしょうか?

  • サテライトコロニー内の菌の形質について

    おはこんばんちわ。 高校の授業で遺伝子工学の実習をやっているのですが、 どうしても気になることがあったので、質問させていただきます。 大腸菌にpUC19を導入し、アンピシリンとX-gal・IPTGによる大腸菌形質転換の実験を行いました。 その後、アンピシリンを含んだ培地で数日間培養したところ、青色のコロニーの周囲に白のサテライトコロニーが確認できました。 コロニーの色が変化しなかったことから、サテライトコロニー内の大腸菌ではLacZが働いていないという結果になりました。 この時、サテライトコロニーの大腸菌は完全にpUC19を含まないものだと証明できるのでしょうか? 仮説の証明としてレポーター遺伝子をpUC19に導入するという実験方法を考えましたが、予想される結果には遺伝子が正しく導入されていない可能性も含んでしまうと言うことで、完全には証明できない、とのことでした。 サテライトコロニーが起こる理由と考えられる全ての例を挙げようとすると、無数の実験をしなければいけないということになると思うのですが… これは証明できる方法があるのでしょうか、もしくは完全には証明できないのでしょうか。どなたかご存知でしたら教えてください。よろしくお願いします。

  • 大腸菌の形質転換の実験について

    大学生です。 現在、大腸菌に形質転換を行い、その組み替えたDNAの種類を見分ける実験をしています。プラスミドDNAには、アンピシリン耐性の遺伝子と、ラクトースオペロンZの遺伝子が組み込まれています。 そこで、気になった事について質問したいです。 まず、形質転換した大腸菌を培養したのですが、そのコロニーについて ○どうしてコロニーは丸形なのでしょうか? ○たまにひょうたん形をしたコロニーがいますが、なぜでしょうか? ○また、そのコロニーを楊枝でつつき、LB培地で培養したのですが、 つついた楊枝にはどれ位の大腸菌がついているのでしょうか? ○大腸菌を旋回培養する際、目(目はないが)がまわらないのでしょうか? ○そもそも、LB培地の役割は何なのか ○組み替え率と形質転換率を調べるには、なんの数値を参考にしたらよいのか 質問が多くて申しわけありません。調べてもわからなかったので、よろしくお願いします。

  • コロニー形成について

    分子生物学の実験について質問があります。ライゲーションを行ったベクターについて大腸菌に形質転換を行い、大腸菌液をLB培地プレートに塗付して培養後、コロニーを確認すると、コロニーが形成されず、大腸菌液を塗った部位に粘着質なものが出来てしまいます。 どうしてこのような現象が起きるのでしょうか?どなたかご教授お願いします。

  • 大腸菌の形質転換について質問です。

    大腸菌の形質転換について質問です。 X-GalとIPTGと形質転換した大腸菌をまいたところ、青コロニーが全く出ませんでした。 この原因は何が考えられるのでしょうか? 自分の中で一つ気になるのは、PUC19ベクターを使ったのですが、ベクターを調整した後電気泳動でベクターを確認したところかなり薄かったことです。 もし、ライゲーションした時にベクターが全く入っていなかった状態だと、コロニーはどのようなものが現れるのでしょうか? 何かわからないことがあれば、補足させていただきますので、質問の回答よろしくお願いします。

  • 大腸菌のコロニー

    大腸菌のコロニー 大腸菌のコロニーの色が青と白になる理由はわかったのですが、色の違うコロニーの出現率が違うのはなぜですか? なんで白のほうが少なくなってしまうのですか? どなたかわかる方教えてください。

  • 形質転換後の大腸菌コロニー

    形質転換後の大腸菌コロニーを大量培養したいのですが、振盪培養装置の量的制限もあり、必要なタンパク量まで培養バッチを重ねることにしました。種菌である大腸菌コロニーは培養のたびに形質転換をしなければならないのでしょうか。形質転換してから日数をおいての使用や継代は可能でしょうか。よろしくお願い致します。

  • 形質転換

    大腸菌の形質転換の学生実験(lacZ遺伝子に挿入して、X‐galを含んだ培地で培養)で白色コロニーからプラスミドDNAを回収したんですが挿入DNA が入っていませんでした。この理由を教えてください。 また(薄い)青コロニーからプラスミドを回収したらDNA断片が挿入されていました。この理由も教えてください。

  • 大腸菌の形質転換とアンピシリン

    大腸菌の形質転換実験を行いました。 大腸菌のコンピテンとセルにプラスミドを導入させ、それをアンピシリン含有LB寒天培地で培養しました。 培養後、形成されたコロニーを採取し、次は、坂口フラスコ内でアンピシリンを加えた液体培地で培養しました。 ここで、培地にアンピシリンを添加する理由を教えていただきたいのです。 LB寒天培地にアンピシリンを添加するのは、プラスミドを導入した大腸菌のみを培養するためだと思います。 では、坂口フラスコでの培養でアンピシリンを添加するのはなぜでしょう?自分なりにいろいろ調べたところ、「プラスミドを抜け落ちないようにするため」ということを知りましたが、これはどういうことなのでしょうか? なぜ抜け落ちるのか、なぜアンピシリンを添加すると抜け落ちないのか、ということがよくわかりません。 ご存知の方は教えて下さい。よろしくお願いします。