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「極性」と溶媒

p_nonokoの回答

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  • p_nonoko
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回答No.3

TLCは非極性溶媒や中程度の極性を持つもの(アセトン程度まで)の場合はシリカやアルミナを使いますが極性溶媒の場合(水、アルコール系)は逆層のものを用います。シリカに分子修飾してあるもので、商品名にK18とかついています。どちらも、使用する溶媒に溶けやすく、かつ低分子量の化合物ほどRf値が高くなります。(つまり遠くまで展開されます) どちらの組み合わせを選ぶかは、展開させたい物質がどういうものなのかによります。 主に、その物質が所有する親水基の量に依存しますが、親水基が多い物質の方が極性が高くなる傾向がありますから、そういう場合は逆層のTLCで極性溶媒で展開、逆に非極性物質の場合はふつうのTLCで非極性溶媒で展開します。 当然ながら、普通のTLCの場合は極性物質のRf値が小さく、スポット位置に近くに残る傾向、逆層の場合は非極性物質のRf値が小さくなります。 お役に立てましたでしょうか? でも、大学の研究室などで行う場合は、似たような展開をしている先輩が大抵いると思いますので、そちらに聞いてみるものよいのではないでしょうか?

muji324
質問者

お礼

逆層のものってなんですか? TLCにも順層、逆層があるのですか? すみません、初歩的なことで。

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