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外用副腎皮質ホルモン剤って?

 皮膚科で脱毛症の診断を受け、外用副腎皮質ホルモン剤であるアンテベートローションっていうものをもらいました。  これって一体どのような効果が期待されるのでしょうか?詳しい方、どうかお願いしますm(_ _)m

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.5

強力な抗炎症、免疫抑制作用のあるお薬(別名ステロイド外用剤ともいいます)で、皮膚科では最もよく処方されているお薬のひとつです。脱毛症の原因に関する詳細は未だよくわかっていないのですが、過剰な自己免疫反応により脱毛が惹起されていることが推測されていることから、その反応を抑制することで発毛が促されることを期待して処方されています。副作用のひとつに多毛症(外用の場合は、局所が毛深くなる)があり、その副作用を逆利用して処方されているともいうことができます。しかしながら、まれに副作用として逆に脱毛をきたすこともありますので、慎重な経過観察が必要です。外用副腎皮質ホルモン剤は、強さが5段階あり、身体部位(吸収率が違うからです)と症状の度合いに応じて適切なランクのものが処方されます。アンテベートは「かなり強い」II群に属するお薬ですから、長期間の使用は感心出来ません。よって、薬だけをもらいに行くのはやめてください。最も注意すべき点は、免疫抑制作用があるので、感染症が誘発されることがあることです。これからますます暑くなってきますから、毎日シャンプーをして、頭皮を清潔に保つように心がけ、髪や頭皮が完全に乾いてから、塗布することをおすすめします。場所柄、濡れたままの状態で使用すると、細菌、ウイルス、真菌が付着しやすくなります。何か変わったことに気づいたら、すぐに受診されることをおすすめします。別件になりますが、副腎皮質ホルモン類似の温和な抗炎症作用(グリチルリチン酸ジカリウム)や殺菌成分(ヒノキから抽出したヒノキチオール)を有するオードレマンシャンプー(泡立ちはよくないのですが、皮膚科医がよく推奨しております)やヘアローションを使ってみたり、経過によっては、フロジン液など、医療用の発毛促進剤(外用剤)やグリチロン(グリチルリチン製剤)やセファランチン(脱毛症治療薬)といった内服薬を処方してもらったりすると治療効果が促進されるかもしれません。ストレス説も有力なので、ストレスをためないようにすることも大事だと思います。今のお薬が奏効することをお祈りしています。 ステロイド外用剤について http://www.yakujien.com/Pages/hukuyou/c_ste.html http://www.nsknet.or.jp/~katoh/oint_therapy.html アンテベートローション添付文書 http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2646730Q1026_1_02/ オードレマンについて http://www.2hand.co.jp/neoeaudeleman/professional/juji_1.html フロジン液について http://www.office-pharm.net/734.htm 脱毛症治療に使用される内服薬について http://www.okusuri110.com/dwm/se/se39/se3919100.html http://www.okusuri110.com/dwm/sen/sen29/sen2900001.html

その他の回答 (4)

  • N_Flow
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回答No.4

ANo.#3 の追加の質問に対する回答です。 >このローションが炎症による腫れやかゆみ、痛みなどの症状を >とるために与えられたのなら、脱毛症となにか関係あるのでし >ょうか?見た感じ皮膚に以上は見られないのですが。 患部の雑菌を排除して、毛根細胞の活動を促すために使っていると 考えられます。 「皮膚に以上(異常)は見られな(く)」ても抗生物質を使う必要 があると判断した病気が潜んでいたとも考えられます。 その場合、脱毛症は、その原因となる病気の二次的症状です。 例えば、梅毒性脱毛症の場合は、抗生物質を使う必要があります。 ただ、この場合は内服します。 >もうもらった分使い切ってしまったのですが、これだけをもら >いに行くのはやめた方がいいのでしょうか? 医師の指示に従って下さい。 薬の効果と副作用を勘案しながら薬を処方しています。 以上参考まで。 お大事に。

  • N_Flow
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回答No.3

>皮膚科で脱毛症の診断を受け、外用副腎皮質ホルモン剤である >アンテベートローションっていうものをもらいました。 >これって一体どのような効果が期待されるのでしょうか? 外用副腎皮質ホルモン剤は、炎症による腫れやかゆみ、痛みなどの 症状をとる対症療法薬ですので、病気の原因そのものを治すことは できません。 脱毛症は、9割はストレスによるもので、後の1割は内臓の機能低下 が原因と言われています。 ほかに、ストレスを和らげる薬、内臓の働きを改善する薬は処方さ れてませんか。 一般的に、ステロイド外用薬の効果の高さと副作用の起こりやすさ は比例しますが、アンテベートは効果の高さに比べて副作用が起こ りにくいことで評価の高い薬です。 外用薬ですので、数日使う程度でしたら、飲み薬のような全身性の 副作用はまずありませんが、もしも症状がよくならないときや、 かえって悪化するときは早めに受診してください。 使用中に急に中止すると、ひどい反発症状を起こす場合があります ので必ず医師の指示に従って下さい。 同様の症例の詳しいアドバイス http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=869261 以上参考まで。 お大事に。

参考URL:
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=869261
anchan55
質問者

補足

回答ありがとうございます。確かに内臓の働きを良くする薬ももらいました。 このローションが炎症による腫れやかゆみ、痛みなどの症状をとるために与えられたのなら、脱毛症となにか関係あるのでしょうか?見た感じ皮膚に以上は見られないのですが。 もうもらった分使い切ってしまったのですが、これだけをもらいに行くのはやめた方がいいのでしょうか?

noname#7179
noname#7179
回答No.2

ステロイド剤だと思うので、一般にステロイド剤の効用かとおもいます。

回答No.1

湿疹や皮膚炎の治療薬です。炎症による腫れや赤みをおさえ、かゆみや痛みをやわらげます。   こちらをご参考にどうぞ。   酪酸プロピオン酸ベタメタゾン http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se26/se2646730.html

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