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テロには屈しない?のは何故?

HAL2(@HALTWO)の回答

回答No.20

A No.14 HALTWO です。 >平和を得てはいないならなんでみんなそんなに人を信用するのですか? 日本以外の多くの国々では平和を得ていませんので、他国の人々は他の人々を信用しませんよ。 日本は世界でも最も平和な国の 1 つですので人々は他の人々を信用したがります。 日本人は「義に篤い」と言うか、他人を信用できる世の中にしたいがために自らも信義を大切にする……そんな気質が日本の社会を育んでいます。 でも、お隣の国では子供の頃から「人を信用するな! 騙される奴は愚か者だ!」と教えられるそうですよ(^_^;)。 >平和でないなら自分の部屋からも出られないともいます 正に「現代日本人の多くがそうである」と言えます。 平和ではない海外の事情には耳を塞ぎたい……日本 (自分の部屋) の中だけに閉じ籠もりたい。 Media は「偏向」を是とするものですので、日本語 Media だけから情報を得ようとすると日本 Media 独特の思考形態に染まってしまう……悪く言えば洗脳されてしまう……ものなのですが、そうなってしまうと他国社会の常識を生理的に受け付けられなくなってしまいます。 だから他国の事情を歴史や経済、宗教、政治といった多角的な情報から考察しようとはせずに自らの妄想的な理想だけにしがみついて他の情報を生理的に受け付けない人が日本には数多くいます。……勿論、他国にもそんな人々は少なからずいるのですが、日本人特有のそうした症状は「平和呆け」とか「お花畑」などと呼ばれます。 紀元前一世紀の Rome で政治家にして文筆家でもあった Marcus T Cicero が記した故事に「Damocles の剣」というものがあります。……現代社会では東西冷戦時代に形成された MAD (Mutual Assured Destruction:相互確証破壊) という名で知られる「核兵器による平和」戦略の説明にも用いられるものなのですが……。 つまり 人は火と棍棒を持った……だから他の人も火と棍棒を持った。 人は石器を持った……だから他の人も石器を持った。 人は青銅の剣や鉄の剣を持った。……だから他の人も青銅の剣や鉄の剣を持った。 人は銃や砲を持った。……だから他の人も銃や砲を持った。 やがて…… 人の国は核兵器を持った。……だから他の人の国も核兵器を持った。 人殺しの道具は互いに「削減」はできるが、決して手放すことはない。 どれほど平和に見えようとも、現実は常に一触即発の危機に曝されているものであり、その危機を制御することによって他者には平和に見える均衡が保たれているのが現実である。 ……というわけですね。 「外交は右手で握手を交わしながらも、左手には何時でも相手を刺すことができるように Knife を持つ」ものです。……これは Cicero が「Damocles の剣」で述べたように 2 千年以上前の Rome 時代から変わらぬことであり、今も昔も変わりません。……未来永劫、変わらないでしょう。 >答えは出ていてどうすればいいのかも分かっていてやらない それを「お花畑」と言います。 答えが出ていてどうすれば良いのか判っているのであれば、とっととやれば良いだけのことです。 しかし、誰もやらないのは、誰も「答えが出ておらず、どうすれば良いのかはっきりしない」からなのです。 「答えが出ている」「どうすれば良いか判っている」と主張する人もまた「何もしない」でいるのは、本当は「何も判っていない」からであり、「判った気がしているのだけれど、そんな気がしているだけで、実は全く判っていないので、解決できない」でいるのです。……そういう人を「お花畑」と言います。 「判っている」と言いながらも「何の解決も得ず」、「判っている」と思い込んでいるからこそ、それ以上の考察をせずに思考停止に陥り、「話し合いをすれば解決する筈」と言いながらも「他の考え方を理解しようとはせずに『私が考えているようにできないのは何故ですか?』と他を拒絶する」……そういう症状に陥ることを「お花畑」と言います。 普通は「判っている」とは思わず、「判らない」と思っているからこそ自分自身を守るために警戒し、疑い、家には鍵をかけるものですし、警察の存在を必要とするものでしょう? 同一の価値観を持つ人々が集まって社会を構築すると、他の価値観に基づく社会との間に齟齬が生まれるものですので、互いに相容れない事に関しては生存競争、弱肉強食の原理が働いて、自らの社会を平和に保つために他の社会を犠牲にすることを容認せざるを得ない状態になります。 Terrorist は単独ではありません。……単独の Terrorist は単なる精神異常者にして犯罪者です。 Terrorism にはその行動を是とする集団社会がその背後にあり、その社会と他の大多数の社会との齟齬があまりにも大きく、Terrorism で他を破壊しないことにはその集団社会が立ち行かない状況にあるからこそ Terrorism に走るのです。 Terrorism は非武装市民に対する殺人行為ですが、戦争も非武装市民を巻き添えにしますので、戦争は国家単位での Terrorism と言えます。……国家単位以下のものは紛争とか内戦などという言葉が用いられます。 Cyber Terrorism という言葉があるように、直接的な殺人行為には至らないものでも、社会に多大な損害を与える行為、それによって生存権を脅かされる者が生じるような行為は Terrorism です。 真の平和を望むのであれば他の社会と隔絶した社会に引き籠もるしかありません。 完全な鎖国状態……極めて小規模な原始共同社会 (ここまで来ると民主主義も共産主義も殆ど同じものになります)……或いは生理的に受け付けない外界の情報には一切耳を傾けずに引き籠もりや逃避生活を行う……そんな宗教団体もありましたね。 >人間が理解できない >これは何かの病気でしょうか? >発達障害? 病気か障害かは、私は医者ではないので判りませんが、「お花畑」と呼ばれる症状ではあると思いますよ。 米国の「核の傘」や「日米軍事同盟 (日米安保条約は実質的に日米軍事同盟です)」に守られ、「戦勝国同盟 (国際連合という訳語は造語であり、正しくは第二次世界大戦の戦勝国による『連合国 (United Nations)』です……因みに敗戦国側はかつては『枢軸国 (Axis Powers)』と呼んでいました)」が世界を牛耳っている現実から逃避して未だ嘗てただの一度も実現したことのない「世界恒久平和のための解決策」などという妄想に囚われてしまうのは間違いなく「お花畑」でしょう。 集団逃避生活を送る宗教に入信しても「病気」や「障害」ではないので医者に看てもらうことにはなりませんし、法を犯すわけではないので逮捕もされませんが、「国際社会の常識に適合できない性格の者」と看做される可能性はあるかも知れません。 通常「お花畑」でいられるのは学生期の初期までで、自立して社会に出ると各々の社会状況の中で現実を認識し、自らを守るためには同じ価値観や社会状況にある者達と手を取り合って対立する社会に立ち向かうことで世間を渡って行くようになりますので、社会人は多かれ少なかれ様々な分野で集団化し、集団単位での生存競争に曝されるようになります。 その中で対外 (外交) 分野に関して集団社会間での対立交渉の場を経験したり考察することを要さない立場にいる人は、日本社会においては「お花畑」になり易いと言えますので「お花畑」症状は決して珍しいものではなく、病気でも犯罪でもないのですが……。

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質問者

お礼

HALTWOさんは日本人ではない方ですか? 日本人だったら信用したがると思います お互いに武器を持ったから戦争になったのではないですか? 人は銃や砲を持った。……だから他の人も銃や砲を持った だから殺し合いになった 銃を捨てるのは怖い事だけどお互いが銃を捨てたら紛争が収まって平和になったっていいますよね 今だって国家が武器を持った、テロリストも武器を持った、テロリストが人を爆弾で襲った、国家が空爆でテロリストのいる国を襲った 何で過去から学ばないのか不思議でしょうがないのです 答えは出ていると思います みんな武器を捨ててみんなで平和になりたい そのためには、お互い武器を捨てるように説得して、お互い話し合いになるようにするにはどうしたらいいか考えて、答えを探そうとすればいい 手探りで 最初から答えは出ていると思います それなのに、何故頑なに殺し合いを避ける道を拒否するのか分からないのです まるで望んで殺し合っているように見えます 自分が殺されるのは仕方ない、人も殺す それなのにテロは卑劣だとか言っていて、本当に何を目指しているのか分からない 望んでいるのは自分たちなのに 真の平和はひきこもるとは逆だと思います ひきこもるという事は平和でないから閉じこもるという事なのでしょう 平和とは隣の人に話しかけた時、警戒とか武器とかいらない弱点を野ざらしにして笑いながら話し合える状況の事ではないですか? 日本人は人を信用する だから隣の人に話しかける時も武器を持たない それを隣の国、向こうの人、世界中・・・広げるだけ 話し合えば、いじめられっ子がいじめっ子とお友達になる事だってできます もう答えは出ていると思います どうすればみんな敵にならずに済むのか どうすれば解決するか 人は信用できない、自分で守らなきゃいけない、対立しなきゃいけないのが真実ならそもそも生きる価値もない世界では? そんな世界で生まれてもしょうがない

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