• 締切済み

人工知能の現状について

ファジィから始まった人工知能(と個人的に思っています)ですが、現状はどうなのでしょうか。  A.世界中の人工知能研究機関が今、最もネックとしているものは何ですか?  B.また、現状ではどの程度まで実現しているのでしょうか? 解答例としては・・・ 現状として人工知能としての問題は言語処理だけであり翻訳までが実現されている、 画像の認識はあらゆる物に対して可能となったが処理速度が人や動物まではない、 人や動物と比べると学習に大量の時間やデータが必要でありその解決策はあるが現状としてそれは実現化しておらず研究段階である、 人と同等の人工知能は現状でも作成可能だが処理速度に問題がある、 犬や猫程度の脳は完成されているが胴体部分がまだまだである(ソフトはできてもハードができない)、 人工知能だけでの話ならば動物は作成可能だが人は作れないという結果が出ている、、等

みんなの回答

  • SPROCKETER
  • ベストアンサー率26% (2125/7983)
回答No.2

A:並列処理でしょうね。  人間の脳は超並列計算が可能で、一度に大量の情報を並列計算で解いているので、パターン認識、直感、洞察など、並列処理能力が要求される分野で威力を発揮します。人間の脳に心があるのも、並列計算の延長線上にあるのかもしれません。 B:量子コンピュータが実現段階に来ていると言われていますが、まだ、実用段階にまでは達していないようです。量子コンピュータは超並列計算が高速でおこなえるので、虚数計算をおこなえば、一瞬で解答が出るほど処理能力が高いコンピュータが作れます。  ところが、デジタルコンピュータで超並列計算をおこなうと非常に遅く、解答が出るまでに時間がかかります。  現在のデジタルコンピュータで人工知能を作っても、計算速度が遅いので、人間の脳のようなことは出来ません。現在、実現されているのは、運動制御が人間に近くなっているのと、パターン認識が人間並みに高速に出来るようになったことぐらいでしょう。  人間の脳でやっている処理を実現しようとすると、物凄い数のCPUを同時に実行して計算結果を出すような芸当が出来なければならず、デジタルコンピュータでは物量的に無理です。  ロボットが人間に近い動きが出来るようになりましたが、あれぐらいが限界で、人間のように膨大な情報量を蓄積して、一瞬で解答を見つけ出すような能力はデジタルコンピュータでは難しいでしょう。  人工知能は人間とは異質な使い方をする方向性で成功を収めています。たとえば、回路設計などでは、人間の技術者は最も部品数が少ない回路を作りますが、人工知能は部品数が多くて無駄ばかりだが、未知の回路技術を発見して作り上げるので、性能が高い回路が作れるそうです。  人工知能が人間並みになるとすれば、おそらく、量子コンピュータで実現される公算が大きいでしょう。現在のデジタルコンピュータは、処理速度が必要とされる計算以外には向かないからです。

  • win95
  • ベストアンサー率50% (1/2)
回答No.1

人口頭脳(AI)は、かなりの水準まで来ているというのが、私の見解です。 多くの科学者は早くて20年、遅くとも40年には完全に人間のロジックを読みとるだろうと、観測しています。 事実、将棋界のプロとAIを戦わせた結果、AIの圧勝でした。 何しろ数秒であらゆる展開を予想して、それを跳ね返してくるわけですから。とうてい人間業じゃありませんよね。ところがです。ここが、非常に興味深い所なのですが、AIは極めて人間の手筋と似た形をとってくるのです。ここは大きなポイントだと思います。 極論すればAIは人間の思考に限りなく近づいていて、そこまで人間の心理や感情を獲得した訳ですが、それは、模倣にすぎません。 したがって、枕草子や紫式部を翻訳しろとのコマンドを出したところで、まるで、何のニュアンスも伝わらない翻訳にしかならないでしょう。それは、AIが感情を持ち合わせていない。で、ほぼ集約されるのではないでしょうか。行間を読む、など、まだまだ無理な状況です。そもそも、その単語が変換する別言語に存在しない場合は、もう、お手上げではないでしょうか。例えば日本語の「わび」や「さび」は所詮変換不可能だと思います。 ただ、人間の脳がニューロンで構成されている以上、それを超える演算回路を持ったCPUが、いずれ開発されるだろうと科学者は考えています。 それが、いい方向に動けばいいのですが、人類の脅威になるだろう、と言った点では皆合致しています。 そうならない事を祈るだけです。

関連するQ&A