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分子間に働く引力が大きいのは水とエタノールのどちら
分子間に働く引力が大きいのは水とエタノールのどちらの液体か という問題があるのですが、どうやって答えを導けばいいでしょうか?
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- doc_weekennd
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厳密な出題では無いですね。 最も簡単な答え「同じ圧力ではエタノールより水の沸点が高い、温度とは媒体(壁でも良いし他の液体でも良い)の分子運動だ、温度が高いとは分子運動が激しい事を意味する。 より大きな分子運動が無ければ気化出来ない水の方が分子間力が大きい」 厳密な事を言い出すと、際限がなく、博士論文が書ける。
- phosphole
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どのレベルの考え方が求められているのか分かりませんが、概観をお答えします。 分子間に働く力としては、ファンデルワールス力(単に、分子間力としている本もあるかもしれない)、極性分子間の静電引力、水素結合が挙げられます。 一般に、この順に結合が強くなります。また、ファンデルワールス力はどのような分子間にも生じますが、静電引力は極性官能基が必要となり、水素結合では水酸基が存在する必要があります。 水とエタノールでは、どちらもファンデルワールス力は働きます。この力は、分子量が大きい程強くなるため、エタノールの方に効いてきます。なお、炭化水素で分子が大きくなると沸点が上がるのは、この力が強くなるためです。なんとなく、重いと飛びにくいような感じがしますが、重力ではなくてファンデルワールス力が重要です。 しかし、上述したようにファンデルワールス力に比べて水素結合の方が遥かに強いため、水酸基が二つある、すなわち水素結合が、より多く作られる水の方が分子間の相互作用が強まります。 このことは、水とエタノールの沸点の差に現れますし、水の融点がエタノールに比べて異常に高いことにも効いてきます。 また、水と硫化水素の沸点、融点を比べてみて、水素結合のことを考えてみるのも良いでしょう。
- ques9900
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http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1040365465 水素結合の数が多いので水だそうです。 http://www.con-pro.net/readings/water/doc0011.html こちらも参考までに 極性分子だからだと思ったのに間違ってました(汗)