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可視光はものに当たると長波長の熱となるのですか?
工務店の説明ではLOW-Eの複層ガラスにすれば紫外線と赤外線がブロックされ、絨毯の色あせや室温の上昇を抑制しかなり電気代が安くなるとのことでした。図書館で調べたところ紫外線も赤外線も遮蔽されるが、可視光線(380nm - 780nm)は室内に入った後、ものにあたれば長波長放射となり壁など室内に溜まるとありました。 一時的に太陽の熱をブロックしてもすぐ赤外線に替わるならさほど電気代の節約にもならないように思いますが、それでも電気代の節約になるのでしょうか??
- kiwigrape21c
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先ず、「熱」はエネルギーの最終的なカタチと言われています。 そして、光は「電波」の仲間です。 電波が容易に熱に変わる原理を利用したものに、マイクロ波を利用した「電子レンジ」があります。 電波が物に吸収されると「熱」エネルギーに変わります。 光を完全に反射してしまう鏡のような場合は、入ってきた光のほぼ全部が反射光として出て行きます。 マイクロ波、紫外線や赤外線は「目に見えない光」と考えればこれまでのことはご理解いただけると思います。 これらのことから、室内に光を吸収する物体があれば、そこで「熱」に変わります。 ご質問の場合は、「目に見えない光を遮る」ということで、室温の上昇を少なくすることはできますが、無くすることはできません。 「マイクロ波、赤外線、可視光線」等の、すべての電波を遮断すれば、電波による室温の上昇はないのですが現実的ではありません。
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- kagakusuki
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質問者様は何か勘違いしておられる様です。 >一時的に太陽の熱をブロックしてもすぐ赤外線に替わるならさほど電気代の節約にもならないように思います との事ですが、太陽光線に含まれている赤外線や紫外線に関しては一時的にブロックされる訳では御座いませんし、室内に入った可視光線が赤外線に変わるのを防ぐ事が出来ないからといって冷房のために消費するエネルギーを減らせない訳でも御座いません。 確かに可視光に対しては素通しで、可視光線が室内の物に吸収されたならば赤外線に変わります。 しかし、太陽光に含まれている可視光線のエネルギーは全エネルギーの52%程に過ぎず、残りの42%は赤外線、6%は紫外線です。 【参考URL】 太陽光と太陽電池 (入門編) http://home.sato-gallery.com/research/solar_kihon/Chap1_2proof.pdf つまり、紫外線と赤外線が遮蔽された場合、太陽光の持つエネルギーの半分近くは屋内に入って来ないという事です。 しかも可視光線の一部はガラスの表面で反射されますから、可視光線にも室内に入って来ない分がありますし、室内にある物体は真っ黒な物ばかりではないのですから、室内に入射した可視光線の全てが吸収されるような事は無く、可視光線の一部は再びガラスを通って室外に出て行きます。 従って、太陽光の持つエネルギーの半分かそれ以上は室内に留まらない事になります。 又、冬場の暖房時に室内の熱が遠赤外線となって窓から出て行く事に対しては、その大半を防ぐ事が出来ます。
お礼
ご説明感謝します。工務店さんによれば新しいサッシは従来の5倍の太陽熱の遮蔽をするとのことですので赤外線(太陽光スペクトルの42%)のかなりの部分が遮断されるわけですね。日中はブラインドで可視光を防げばかなり涼しく過ごせるということでしょうか。また、冬場は可視光をフルに入れて部屋を温めるとkagakusuki様の仰るように室内の熱が遠赤外線となって窓から出てゆくのを大半を防ぐことができるということは、年間を通してエアコンの電気代の節約が可能となりそうな感じがします。
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分かりやすい説明ありがとうございました。紫外線も赤外線も可視光線も電波であり、ものに当たれば熱に換わるということと理解しました。冷房の電気代も工務店さんが言うほど大幅には下げられそうもないですね。