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【大至急】Wittig反応に関して(塩基)
現在大学生です。教科書などを漁りましたがわからず困っています。 Wittig反応で、トリフェニルホスフィンとアルキルハライド(6-ブロモヘキサン酸を使用予定)を強熱して調整したホスホニウム塩を用い、 DMSO中で水素化ナトリウムを用いてリンイリド試薬を調整する際、 どの文献でも水素化ナトリウムを"2当量"以上使用しているようなのですが、なぜなのでしょう? リン原子のα位のプロトンを引き抜くだけなら1当量ではだめなのでしょうか? また、不安定イリドは空気や酸素で"分解"するとあるのですが、 何とどのように反応して分解し、何が生成しているのでしょうか? ご回答よろしくお願いします。
- sssssmm52
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質問者が選んだベストアンサー
できたホスホニウム塩の構造をよく見てください。 酸性の高い水素原子がいくつあるかちゃんと確認してください。 本当にアルファ位の水素が最初に抜けますか? また、後者の質問についてですが、イリドがカルボアニオンのようなものであることを考えれば想像がつくと思います。 なお、空気や酸素と反応という記述はナンセンスです。正しくは、空気中の湿気(水)or酸素と反応とかんがえるべきです。 全体的に、不注意に思います。 何が起こっているのか、反応式をきちんと書いていればこのような疑問は出ないはずです。 勉強の根本ができていません。
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- phosphole
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「すぐに回答」としておきながら反応が無いので不愉快に感じていますが、老婆心でコメントしておきます。実際の反応を行う場合、特に問題が無い限り、当量以上に存在しても支障が無い試薬を過剰に加えるのは普通のことです。 あなたは、市販の水素化ナトリウムが「100%」水素化ナトリウムだとでも思っているのですか?前の回答にも書きましたが、加水分解して水酸化ナトリウムなどのゴミが混じっていることを考えないのですか?また、水素化ナトリウムはいくらか余って、そのまま次の段階(カルボニル化合物との反応)に混ざってくるでしょうが、それが何か悪さをしますか? どうも、質問者さんは机上の空論というか、教科書に書いてあることしか頭に無いようです。実際にフラスコの中で起こっていることをイメージできないようだと、有機・無機に関係なく実験科学のセンスはつきません。
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お礼
phosphole 様 ご回答ありがとうございます。 返信が遅くなり大変申し訳ございません。 教科書に執心しすぎて視野が非常に狭くなってしまっていました。 アドバイスしていただいた通り、実際をイメージすることを心掛けていきたいと思います。 貴重なご意見、本当にありがとうございました。