• ベストアンサー

ディラックのデルタ関数δ(x)

ディラックのデルタ関数δ(x)に対する次の式を示せ。 (1/2)π∫[-∞,+∞]exp(ixy)dy=lim[ε→+0](1/2π)∫[-∞,+∞]exp(ixy-ε|y|)dy=lim[ε→+0](1/π){ε/(x^2+ε^2)}=δ(x) ∫[-∞,+∞]δ(x)dx=1からどうやって導くのですか?詳しい解説お願いします。 

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • jcpmutura
  • ベストアンサー率84% (311/366)
回答No.1

ε>0と実数xに対して lim_{ε→+0}f(0,ε)=∞ x≠0→lim_{ε→+0}f(x,ε)=0 ∫_{-∞~∞}f(x,ε)dx=1 となる関数族 [f(x,ε)]_{ε>0} をデルタ関数といい δ(x)=lim_{ε→+0}f(x,ε) と表す f(x,ε)=ε/{π(x^2+ε^2)} とすると lim_{ε→+0}f(0,ε)=lim_{ε→+0}1/(πε)=∞ x≠0 → lim_{ε→+0}f(x,ε) =lim_{ε→+0}ε/{π(x^2+ε^2)} =0 ∫_{-∞~∞}ε/{π(x^2+ε^2)}dx =(1/π)∫_{-π/2~π/2}dt =1 だから 関数族 [ε/{π(x^2+ε^2)}]_{ε>0} はデルタ関数となるから δ(x)=lim_{ε→+0}ε/{π(x^2+ε^2)} と表せるから {1/(2π)}∫_{-∞~∞}e^{ixy}dy =lim_{ε→+0}{1/(2π)}∫_{-∞~∞}e^{ixy-|y|ε}dy =lim_{ε→+0}{1/(2π)}[∫_{-∞~0}e^{y(ix+ε)}dy+∫_{0~∞}e^{y(ix-ε)}dy] =lim_{ε→+0}{1/(2π)}[[e^{y(ix+ε)}/(ix+ε)]_{-∞~0}+[e^{y(ix-ε)}/(ix-ε)]_{0~∞}] =lim_{ε→+0}{1/(2π)}[1/(ix+ε)+1/(ε-ix)] =lim_{ε→+0}ε/{π(x^2+ε^2)} =δ(x)

24143324
質問者

お礼

詳しい解説ありがとうございます。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A

  • x,yの方程式で定められる関数の導関数(2)

    x,yの方程式x^2+y^2=4は、このようにしてdy/dxを求めることができる。 yをxの関数と考えて、x^2+y^2=4の両辺をxについて微分すると、 d/dx(x^2+y^2)=0 2x+2y*dy/dx=0  したがって、y≠0のとき dy/dx=-x/y  *ここです、ここが理解できません。 なぜy≠0のときdy/dxは-x/yとなるのですか?

  • yがxの関数でない時の微分の定義

    y=f(x)のときdy/dxの定義は, dy/dx=lim[Δx→0]{f(x+Δx)-f(x)}/Δx ですよね? これは,yがxの関数(一つのxに対してyが一つ)だから定義できます. では,yがxの関数でないとき(一つのxに対してyが二つ以上のとき),例えばx=y^2のとき,dy/dxの定義はどうなるんですか?

  • 数Ⅱ 逆関数の導関数について

    次の問題の違いを教えてください。 (1)次の関数の逆関数の導dx/dyを求めよ。  y=x^5 (x>0) (2)次の関数の逆関数を作り、その導関数を求めよ。  y=x^4 (x>0) (1)は、dx/dy=1/(dy/dx)を使って答えが合うのですが、(2)は合いません。 なぜなのかを教えていただきたいです。

  • ディラックのデルタ関数

    δ(x)=(1/2π)∫[-∞,+∞]exp(ikx)dkが成立することを示せ。 δ(x)=∞(x=0),0(x≠0) ∫[-∞,+∞]δ(x)dx=1 からどうやって示すのですか?フーリエ変換を使うのですか? 詳しい解説お願いします。

  • 導関数の求め方

    y=log√(x2+1) 2は二乗の意 この式はどうやって解けばいいのでしょうか? 合成関数の微分で、 (x2+1)=uとして、 y=log√u=logu1/2 dy/dx=du/dx×dy/du dy/dx=2x×1/u1/2 dy/dx=2x/√(x2+1) としました。 しかし、 y=logu1/2 y'=log1/u1/2 にはできないような…。 どうしたらよいのでしょう? わかる方お願いします。

  • 2階斉次線形微分方程式 P(x')=-1/x' ?

    x^2 (d^2 y)/(dx^2) - x dy/dx + y = 0 の一般解を求めよう。 前の例で示したように、x^2 (d^2 y)/(dx^2) - x dy/dx + y = 0 の基本解の1つは y_1 = x である。これと1次独立なもう1つの基本解は、式(3.9)を用いて次のように求まる。 y_2 = y_1 ∫ 1/y_1^2 exp (-∫P(x') dx') dx = x ∫ 1/x^2 exp (-∫(-1/x') dx') dx       ← P(x') = (-1/x') ? = x ∫ 1/x^2 exp (log x) dx = x ∫ x/x^2 dx = x log |x| よって、一般解は y = c_1x + c_2x log |x| となる。 ・・・という問題で、なぜ P(x') = (-1/x') になるのか分かりません。 この本ではx'というのは、その前のページに書かれている解説で初めて出てきました:      (d^2 z)/(dx^2) + (P(x) + 2 1/y_1 dy_1/dx ) dz/dx = 0 で、X(x) = dz/dx とおいて X(x)についての微分方程式を次のように解くことができる。      dX/dx + (P(x) + 2 y_1'/y_1) X = 0      dX/X = - (P(x) + 2 y_1'/y_1) dx      log X = -∫(P(x') + 2 y_1'/y_1) dx' + C     ←ここ ・・・と続くのですが、いまいちここが理解できていません。 これはきっと、左辺はXで、右辺はxで、両辺を積分したんですよね? このx'というのは元の数字の微分したものだと思うんですけど、 上の問題のように P(x) = - x の場合、x'は幾つになりますか? そして、なぜ P(x') = (-1/x') になるんですか? 教えてください。よろしくお願いします。

  • 微分について分からないことがあります

    微分法について現在学んでいるのですが、分からない記述があり困っております。具体的には、以下の文を読んでいるときに、ふと「微分」という言葉を辞書で調べてみたときのことで、その辞書の解説の意味が分からず困っております。(読んでいた文ではなく、辞書の解説が分からないということです) (読んでいた文) 関数 f (x) において、一般の点(x , y)においては、接線の傾きが f ' (x) であるから、次のようになります。                  dy = f ' (x)dx ここで、dx と dy を、「微分」といいます。 f ' (x) は微分 dx の係数なので、「微分係数」とも呼ばれます。 (辞書の解説) 関数 y = f (x)が微分可能であれば、Δy = f (x + Δx)とおくと lim_Δx→0 Δx/Δy = f ' (x) であるから、次のように書くことが出来る。 Δy = f ' (x)Δx + ε, lim_Δx→0 ε/Δx = 0 したがって、Δy = f ' (x)Δx がこの関数の1次式としての近似を表わすわけで、このΔx,Δyを変数であらわしてdy = f ' (x)dx と書き、この正比例関数 df : dx →f ' (x)dxを f の微分という。また、変数 dx や dy のことを微分ということもある。f ' (x) が微分係数と呼ばれるのは、 f ' (x) が y の微分 dy における x の微分 dx の係数になっているからである。 この辞書の解説の、εが出てきたあたり、具体的には 「~次のように書くことが出来る。 Δy = f ' (x)Δx + ε, lim_Δx→0 ε/Δx = 0 したがって、Δy = f ' (x)Δx がこの関数の1次式としての近似を表わすわけで~」 の部分が全然分からなかったのですが、その前の記述に関しても不安なので、どうせなら全て解説していただけないかなと思っております。難しい日本語でもいいので、できるだけ論理の飛躍はしないで解説していただけないのでしょうか?「何を解説すればいいんだ!」と言われそうですが、もし自分が高校卒業程度のレベルの人に、この辞書の記述を優しく解説するとしたらこうなるだろうな、みたいな感じでお願いできないでしょうか・・・。重点的には先の部分をよろしくお願いします。 ちなみに私は大学1年生です。 回答よろしくお願いします。

  • 関数y=3^√(x+3)(3乗根)について

    次の問いに答えよ。 (2)xをyで表し、dx/dyを求めよ。 で、画像にてxの式に直す所が分かりません(xでyについて微分だからyの式のままでいいはず。)。

  • 次の大学数学の問題の解答解説をお願いします。

    次の2つの等式が成り立つような関数G(x,y)を1つ求めなさい。 ∫[0→x]{∫[0→x]exp(-y^2)dy}dx=∫[0→x]G(y,z)dy,G(y,y)=0

  • デルタ関数で、δ(x)/x、lim(x→0)は1?

    ディラックのδ関数を含むδ(x)/x、ここでlim(x→0)は、感覚的には1となるような気がしますが、正解はどうなのんでしょうか。また数式の展開についても教えてください。