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ダイオードについての問題
- ダイオードは純度100%のゲルマニウムでできている。
- ツェナーダイオードに順電圧をかけると出力電圧が降伏電圧でクランプされる。
- 平滑回路で使用するツェナーダイオードは通常のダイオードと交換できる。
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質問者が選んだベストアンサー
No1です。 少し気になったので見直して見ます。(国語の問題のような感じもあります) 1)ダイオード → 純度100%の ゲルマニウムでできている。 この命題は当てはまらない。 2)ツェナーダイオードに順電圧をかけると出力電圧が降伏電圧でクランプされる → のではなく 順方向の 0.6~0.7V あたりでクランプされる。 電源の容量によってはダイオードの破損につながるので通常は保護抵抗と組で使用。(順方向も逆方向も) 3)平滑回路で使用するツェナーダイオードは通常のダイオードと交換できる。→ ダイオードは通常 平滑回路 というよりも整流回路に使用。 リップル部分をクランプする意味ではありえるが、通常のダイオードとの交換はできない。 (質問自体に疑問がある) よって 1)~3) は X と思います。 4)平滑コンデンサの時定数が小さいと、リップルが生じて機器に悪影響がでる。 → 平滑の意味でつけている平滑コンデンサであれば、負荷との整合をとり、極力、リップルをすくなくする設計です。 リップルは少ない方が良い。 但し、平滑コンデンサの容量が大きすぎると 電源 ON時のラッシュ電流で 整流ダイオードが破損することがあるので、あくまでも負荷との時定数を考慮し、整合をとる必要がある。 (これは OKでしょう。) 5)平滑コンデンサは負荷抵抗と並列につなぐ。 → これは表現がわかりにくい。 電源回路であれば平滑コンデンサはダイオードの直後に通常はつけます。 平滑コンデンサというからには電源回路でしょう。 負荷抵抗と並列につけるのであればバルクコンデンサやハイパスコンデンサでしょう。 (多分 X) 6)ダイオードブリッジによる整流回路にはダイオードが6個 必要である。 → 4個あればブリッジが可能。 7)フォトダイオードは電子スイッチとして利用される。 → 単独ではだめですが、フォトダイオードは電子スイッチとして利用されますね。 8)江崎ダイオードはLEDの 1つ で赤色の表示が容易になつた。→ 江崎ダイオードと 「LEDの 1つ で赤色の表示」 との間には関連性が無い。 X 9)正孔は正の電位を持つ粒子のことで、P型 半導体中を移動して電流を生じる。 → 正孔は正の電位だが、自分で P型 半導体中を移動して電流を生じることはない。 太陽電池などとは違うので発電につながることはない。
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- tadys
- ベストアンサー率40% (856/2135)
出題者が考えた答えでは4、5、9かな。 私の考えでは正しいのは5だけです。 1)誤:ゲルマニウム以外の材料を使ったダイオードが沢山あります。 2)誤:降伏電圧は逆電圧を加えた場合に発生します。 3)誤:ツェナーダイオードを平滑回路に使用することはほとんど有りません。 リップル除去のためにツェナーダイオードを使用することはありえますが、消費電力が増えるので採用されることは無いでしょう。 リップル除去のために通常のダイオードを使用することは有りません。 4)微妙:時定数は抵抗とコンデンサの組み合わせで発生するものなのでコンデンサ単独では時定数とは言いません。リップルは時定数の大小に関わらずに発生します。 時定数が小さくなるとリップルが大きくなりますが必ず悪影響が有るわけではありません。 リップルが大きくなると悪影響が出ることが多いので、かろうじて正しいかな。 5)正: 6)誤:4個が最低必要な個数です。 7)誤:フォトダイオードは光を電気信号に変えるのが用途です。ただし、条件次第では電子スイッチとして使用することは出来ますので100%間違いとはいえない。 8)誤:江崎ダイオード(一般的にはトンネルダイオード)は負性抵抗を持つダイオードでLEDとは何の関係もありません。 9)誤:『電位をもつ』というのは間違いです。 正孔は周囲より電子が少ないため正の『電荷』を持つ粒子のように見えるもので『準粒子』と呼ばれるものです。
お礼
詳しく解説もしてくださり、とても助かりました。ありがとうございます!
- Nebusoku3
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正解は 4,7でしょう。
お礼
そうなんですか…。ありがとうございます。勉強し直します。
お礼
訂正ありがとうございます。とても参考になりました!