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零戦について

零戦について質問です。 零戦は悪天候の中でも飛行できるのですか? 雨などが降ったら重要な作戦でも中止していたのでしょうか?

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質問者が選んだベストアンサー

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  • eroero4649
  • ベストアンサー率31% (10494/33001)
回答No.3

ゼロ戦に限らず、天気が悪ければ航空作戦は中止です。雲があったら飛行場がどこにあるかも分からないし、敵も雲に隠れて見えません。雲より低く飛ぶと山などに激突する危険があります。 低い雲が垂れ込めば正確な爆撃ができませんから爆撃機は出撃できませんし、爆撃機が出てこないなら戦闘機も出番はありません。南太平洋海戦だったかな、米軍機から攻撃を受けた瑞鶴がとっさに近くのスコールに逃げ込んで難を逃れたという話があります。 また1944年のドイツ軍によるアルデンヌ攻勢、いわゆる「バルジの戦い」は悪天候を利用して攻撃が行われました。あのときのアルデンヌ地方は天候が悪かったため、連合軍は航空支援を行うことができなかったのです。 特に日本軍の場合は無線機がプアーだったので、遭難しかかっている飛行機を無線で飛行場まで誘導するというのは特に海軍ではほぼ無理な話でした。そのため、日本軍は移動中に事故(要するに行方不明)で失われる(この場合は機体とパイロットの両方を失うので非常に痛手)ことが非常に多く、戦後にアメリカの戦略爆撃調査団が調べたときに「戦争する前に事故で失われてばっかじゃねえか」と呆れられる始末でした。

santa-syouta
質問者

お礼

丁寧な説明をしてくださり、本当にありがとうございます。 現代でも飛行機の事故はしばしばありますね。 南太平洋海戦のことは、なるほど、と思いました。 ありがとうございました。

その他の回答 (5)

  • 918thBG
  • ベストアンサー率57% (19/33)
回答No.6

>零戦は悪天候の中でも飛行できるのですか? 撃墜王として有名な坂井三郎氏の著作に、悪天候の中で台湾の基地に帰投する話がありました。氏の空戦記は何種類も出版されているので、どの本だったかちょっと思い出せないのですが、フィリピンの米軍基地を攻撃したあと、台湾の基地に帰投する頃になって天候が悪化し、激しい雨の中で推測航法で針路を修正しながら帰投した経緯が書かれていました。 質問者さんは単に「悪天候」とだけ書かれていますが、これが台風などの暴風だったら零式艦上戦闘機はとてもじゃないけど安全には飛行できません。もともと限界まで重量を軽減して性能を追求した飛行機ですから、暴風の中でコントロールなど無理な話です。 しかし、風は弱くてどしゃ降りの雨だけなら飛行は継続できます。もっとも、ガラス表面の水を拭き取るワイパーが装備されていませんから、前面の視界は妨げられて非常に危険な飛行を続けなくてはいけないし、当時はレーダーも航空管制による誘導の体制もありませんでしたから、パイロットが自分の勘だけを頼りにどしゃ降りの雨の中を飛行するという事は文字どおり命がけでした。 雲の上に上がれば飛行自体は問題ありませんが、今度は自機の位置がまったくわからなくなって基地や母艦への帰投が困難になります。クルシーは全部の零戦が装備していたわけでないし、敵の反撃を心配すれば安易に使えません。一式陸攻や零式三座水偵のようにベテランの航法士がいて六分儀を使った天測航法ができれば、雲の下が悪天候でも雲上飛行で安全に飛べるのですが、零戦の搭乗員は空戦の訓練に特化されてますから、天測航法ができる人というのは海軍兵学校で訓練を受けたことのある人以外にはいなかったはずです。 >雨などが降ったら重要な作戦でも中止していたのでしょうか? 事前に気象予報でわかっていたら当然作戦は延期です。零式艦上戦闘機だけではありません。九九式艦上爆撃機や九七式艦上攻撃機も、当時の技術レベルではとりあえず雨の中を飛ぶ事はできても爆撃や雷撃が極めて困難になりますから、無理をして飛ばす意味がありません。

  • ithi
  • ベストアンサー率20% (1960/9577)
回答No.5

santa-syoutaさん、こんばんは。 そうですね。この当時の飛行機は電子装備がないので、悪天候での飛行はできないでしょう。だから、中止になると思います。ただし、途中でやんだ場合は即飛行開始だと思います。

回答No.4

戦闘機にとって雲は最大の障害であり 逆に最大の防御壁でもありました キスカ撤退作戦は濃霧の中で行われましたが あれがもし晴れてたら 飛行機の餌食になってたでしょう

  • mm058114
  • ベストアンサー率30% (102/337)
回答No.2

台風に突っ込む様な作戦なんかは、零戦に限らず、やはり飛行不能です。 これは、現代の航空機全般に言えます。 悪条件でも、何とか飛べそうな場合、 搭乗員を厳選して、ベテランを中心に、作戦機数を減じて行う場合もあります。 ちょっと違いますが、日本海軍の空母作戦では、珊瑚海海戦において、 夜間着艦可能の熟練者を選抜して、機数を減じてでも、薄暮攻撃を実施しています。 霧も悪天候に入れるのなら、 開戦時、台湾より早朝陸上発進して、フィリピン攻撃に向かう予定の零戦を含む全航空部隊が、 濃霧の為、離陸ができず、9時頃まで発進時刻をのばしています。 小雨時に作戦できそうに思われがちですが、たとえ発進できても、雲が低く実質作戦は不可能です。 帰ってきて、飛行場、空母を探すのは、更に困難です。 『悪天候の為、作戦中止』です。

  • kuzuhan
  • ベストアンサー率57% (1586/2775)
回答No.1

当時の航空機は雨が降るとゼロ戦に限らず飛行を中止していたと考えられます。 飛行するということだけなら可能ではありますが、その分トラブルを起こしやすいでしょう。 重要な作戦でも無差別爆撃ならまだしも攻撃はその日について中止せざる得ません。 何故なら、基地の離着陸、空母の離着艦での地面のぬかるみや甲板の滑りやすさでの事故、視界不良や風による航行不良などが見込まれ、無事に作戦空域にたどり着ける確率が非常に悪くなるためです。 運よく作戦目標を発見してもそこから攻撃に移って・・・視界が悪い、風は吹いて機体が安定しないと操縦をさらに難しくしてしまいますから、攻撃しても失敗する確率のほうが高くなりますね。 搭乗員を失えば1日そこらで補充することは出来ませんし、配備数にしても同じように補充に時間もかかります。 ただし、「作戦」は別の日が晴れたなら実行可能なら作戦そのものは実行されますから、「雨で作戦そのものが中止」になることは稀だと考えられます。 作戦中止ではありませんが、珊瑚海海戦では米軍機がスコールに逃げ込めた「瑞鶴」には攻撃できず、「翔鶴」に攻撃を殺到させて「翔鶴」を大破させています。 まとめサイトでの記述になりますが、大戦末期の特攻でも雨によって特攻攻撃の中止があったようです。 http://matome.naver.jp/odai/2137655026109697901

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