• ベストアンサー

HV陣営がダウンサイズ・ターボを追認?

paddrinkの回答

  • paddrink
  • ベストアンサー率50% (236/465)
回答No.3

質問1 正しい選択だったと思います。 HVに比べ、開発コストが低い。特に欧州では第二次世界大戦の航空機で過給器を使用した実績があります。 イギリスのスピットファイヤに搭載されたマーリンエンジンは、加給圧を高めることで、開戦時の出漁を最終的に二倍にしています。 ドイツのベンツは、今のVW同様、ガソリンをシリンダー内部に直接噴射して、質の悪い燃料でも圧縮比を高める技術を戦時中に実用化しています。日本もこのエンジンをライセンス生産しましたが、不具合が多く、戦闘機のエンジンを国産に乗せ変えました。 この分野では日本より50年進んでいます。 また、欧州勢はエレクトロニクスが苦手です。今では日本の部品も使われますが、一昔前のルーカスやボッシュの電装は信頼性が不足してました。 もしHVを開発したら、バッテリーやインバーター、制御回路の品質や耐久性で日本に敵わなかったでしょう。 パワートレインの開発費を、車体開発に回し、日本勢に真似のできない独自技術で勝負しています。 後で述べますが、中国や発展国でVWが躍進できたのも、ダウンサイジングを選択した成果です。 質問2 このまま、発展国で車が増えると、石油価格の高騰、排出炭酸ガスによる地球温暖化の問題があります。 地球の温暖化を防止し、環境破壊を防ぐには、世界中の車の半数以上をHV EV等に置き換える必要があるのですが、 HVは、車両価格が高くなります。100万円以下の車が一般的な発展国では市場が受け入れてくれません。 しかし、このマーケットは成長率が高く、ユーザーも無知で、メーカーとしては最も魅力的な市場です。 この市場を攻めることで、VWや現代は成長してきました。 インドや、中国、アフリカ、ブラジル等の市場を攻めるために、ダウンサイジングターボは必要な商品なのです。 普通のガソリン車に比べ、追加コストが低く、ローテクであるため、現地の修理も簡単、 質問3 この辺りは、今後の燃料価格、各国の環境基準により変化しますが、 地球温暖化防止の観点から、CO2排出量が規制されることは避けられません。 先進国ほど厳しく、発展国では緩やかな規制が課せられるでしょう。 したがって、欧州や日本では、HV PHV EVの割合が増えるでしょう。 すでに、厳しい環境基準をダウンサイジングではクリアできないので、欧州メーカーはハイブリッドを開発しています。 エネルギー密度の高いバッテリーが実用化されれば、加速的に増えるでしょう。 発展国では、所得や水素インフラの問題がありますから、ダウンサイジングターボや高効率ガソリンエンジンがしばらくは主役になるでしょう。 この辺りの未済予測は、銀行や調査会社が行っています。 みずほ銀行 http://www.mizuhobank.co.jp/corporate/bizinfo/industry/sangyou/pdf/1039_04_05_01.pdf ボストンコンサルティング http://www.bcg.co.jp/documents/file128258.pdf

Mokuzo100nenn
質問者

お礼

有難うございます。 自動車用のターボは日本のIHIが世界シェアの30%を握っているトップメーカーなのに、日本の完成車メーカーがダウンサイズ・ターボの採用に積極的でないのは残念ですね。 これもHVの性能が有利になるJC08の燃費基準の弊害かもしれませんね。 http://www.ihi.co.jp/var/ezwebin_site/storage/original/application/11b649c38be57b430e0b9678676e0e91.pdf

関連するQ&A

  • ダウンサイズターボで燃費悪化?

    マルチ・スズキ・インディア社が生産し、スズキ自動車が輸入販売する新型車バレーノのサイトを見ると、1.2litterの標準エンジンと、1.0Litterのダウンサイズ・ターボのエンジンが搭載されるようです。 無過給標準エンジン搭載のXGと、ダウンサイズ・ターボを搭載したXTの主要諸元は以下のようになります。 XG:車重910Kg 4気筒1.2リットル無過給 最大出力91ps、最大トルク12.0kg・m/4400rpm 変速機CVT、JC08モード燃費24.6Km/L XT:車重950Kg 3気筒1.0リットル排気過給、最大出力111ps、最大トルク16.3kg・m/1500-4000rpm, 変速機6AT、JC08モード燃費20.0Km/L 軽量で機械的な内部摩擦抵抗も少ない3気筒を選択し、排気ガスのエネルギーロスを回収する排気ターボも追加した(それだけコストを掛けた)のに、JC08モード燃費が18%以上も悪化しています。 これは、なぜでしょうか? 1.マルチ・スズキ・インディア社はダウンサイズターボによる効率向上を目指したのではなくて、20世紀に流行った「ドッカン・ターボ」で最高出力の最大化を狙ったのしょうか? 2.それとも、VWやBMWやドイツFordを見習って3気筒小排気量のダウンサイズターボを採用して、抜本的な燃費向上を狙ったにも拘わらず、技術力不足で企図とはことなった結果になっているのでしょうか? 3.あるいは、日本独自のへんてこな燃費測定基準JC08モードだけで燃費が悪化しているが、世界各国のまともな燃費測定基準ではダウンサイズ・ターボの省燃費効果が表れているのでしょうか? 自動車エンジンの小型化、とくにダウンサイズ・ターボに詳しい識者の方より、マルチ・スズキ・インディア社の新型車バレーノの3気筒ターボ車の技術的特徴など解説いただけれるとありがたいです。 どうぞよろしくお願い申し上げます。

  • トヨタオイル0W-20はターボ車に使えるか

    トヨタオイル0W-20はターボ車に使えるか このオイルをほかのメーカーのダウンサイズしたターボ車に使用できますか。

  • ターボは時代錯誤

    昨今国産車でターボが見当たりません。ホンダは 昔からないですし、トヨタもアリストくらいで、 日産もシーマくらいですか。マツダもRX-8は NAのみです。排気量に制限のある軽自動車はとも かくとして少ないですね。強いて言えば未だに ターボを売りにしてるのはスバルくらいですか。 私は燃費も悪くメンテナンスも面倒なのでターボ は嫌です。フィーリングもNAの方が気持ち良い ですしね。まあ絶対的な速さは敵いませんが。 質問です。 1 昨今国産各社がターボ離れした理由は何か? 2 スバルは何故追従しない?

  • HVならJC08:100Km/Lは出せませんか?

    JC08の測定条件は 要素 JC08モード 平均速度 24.4km/h 最高速度 81.6km/h 所要時間 1204秒 走行距離 8.172km だそうです。 現行のHVは大体60km/h以上になるとエンジンが始動するようになっているようですが、走行距離が8.172kmだけの試験ですから、チップチューンにて81.6km/h までエンジンを駆動させずにEV走行を続ける様にすれば、いとも簡単にJC08で100Km/L超の燃費をたたき出すことができると思います。 上記ほど極端な「受験対策」を実施しなくとも、試験プログラム中の一部でもEV走行可能なHVはディーゼル・ターボ車など、本質的に熱効率が高い車両よりも、有利な「試験成績」を得ることができます。 現行のJC08の規定プログラム自体がHVに有利に働く設計であり、不公平な「試験結果」を消費者に拡散することになってしまいました。 JC08仕様を決定する際には、HVの販売に社運を賭けている某T社などの巨大企業の「影響力」が働いたという疑惑が晴れません。 HVと高効率な過給付きディーゼル車を平等・公平に評価できる新・試験プログラムが必要だと思われますが、自動車の燃費試験に精通している識者に質問をいたします。 質問1:現行のJC08はEV走行可能なHVに一方的に有利なプログラムでしょうか? 質問2:JC08の試験走行距離を8.172kmから100kmほどに延長し、EV走行の影響度を下げると、HVのJC08は軽自動車やディーゼル・ターボ車などよりも悪化するものでしょうか? 質問2:EV走行可能なHVと熱効率が最高の過給付きディーゼル車を平等・公平に評価するにはどのような規定が妥当でしょうか? 識者の方々のご意見、ご提案をお待ちし申し上げます。

  • ホンダ ゼスト ターボ の燃費は?どのくらい?

    ホンダ ゼスト ターボ の燃費はどのくらいなのでしょうか。 10.15モード燃費は、あてにならないので、 実際の生活で使っての実燃費で、どのくらいの距離になりますか? できれば、ゼスト ターボ に乗車されている方、乗る機会のある方の生のご回答が頂けたらと思います。 どんな用途に主にご使用されているか。(通勤・・km。買い物。商用。等。) どのような走りをされることが多いでしょうか。(積極的に踏むほう。エコに心掛けている。等。) どのような状況の道路で乗車されているか。(渋滞の多い道。信号の多い道。そうでない道。高速道路。自動車専用道路。使われる道の法定速度。等。) 道の起伏などの勾配の状態。(アップダウンの頻度や度合。標高。等。) など、添えていただけると参考になります。

  • アイサイト どこが良い?

    還暦過ぎの年寄りです。 追突防止にはアイサイトですか? ついでにHVにしたいですが・・・  (1)安全性 (2)燃費 (3)維持費 (4)静寂性   がポイントです。   消費税が8%になってしまいましたが・・・  トヨタ ホンダ スバル マツダ   どこの車が良いでしょうか? 識者様!教えてくださいませ。

  • はじめてのコンパクトカー

    免許取り立ての男子大学生です。 一台目の車をもうすぐ買う予定です。 コンパクトカーに決めていて、中古も新車も検討しています。 ホンダ フィット 日産 ノート トヨタ アクア の三車種の比較中です。 デザインはフィットがいちばん好きですが、アクアの低燃費も魅力的です。 教習車がトヨタのHV車だったので、挙動はアクアが一番近いのかなと思っています。 細かな違いや選ぶポイントを教えてください。

  • ダウンサイジングハイブリッド

    最近ダウンサイジングターボの車種が増えていますね。ステップワゴンみたいな車重の車が1.5Lで走り、しかも燃費が良いのはすごいですね。 ところでダウンサイジングハイブリッドを謳う車はなぜないのでしょうか。 ハイブリッドカーは走行用のバッテリーからの出力(kW)があるので、モーターの最高出力(kW)にもよりますが、その分エンジンの最高出力(kW)を抑えられる(排気量を少なくできる)気がします。排気量が小さくなることで燃費はより良くなりそうです。が、そのような車はあまりありません。 ・レクサスGS450hやRX450hなどはハイブリッドシステムで排気量を増やす効果を出しているようなので、技術的には可能なのでしょうか。 ・ホンダのジェイドハイブリッド(1.5L)は先代ストリーム(1.8Lだったかな?)より排気量が小さくなっているようですが、フィットHVやヴィッツHVのような燃費が重視されるクラスでもガソリングレードと比較して排気量を下げるようなシステムとはしていません。 ・ホンダのオデッセイハイブリッド(2L)はガソリングレード(2.4L)より排気量を下げているようです。ホンダのハイブリッドシステムだと可能なのでしょうか。 なにかできない理由、売れない理由があるのでしょうか。それとも今後は増えていくのでしょうか。 お詳しい方いませんでしょうか、よろしくお願い致します。

  • 40代前半です。仕事柄、今まで国産車において…

    40代前半です。仕事柄、今まで国産車において、色んなクルマを乗って来ました。例えば、ホンダ車、マツダ車、スズキ車、スバル車など・・・。 そこで、この度トヨタのアクアに乗ったところ、なかなかいいクルマ?印象でした(^_-)!! 燃費だけではなく、サイズもさることながら総合的にも無難なクルマって感じますが、どうでしょうか??

  • セミAT

    外車ではクラッチを自動化したセミATが 流行っています。VW、BMW、アルファ スマートなど主流になりつつあります。 実際面倒なクラッチ操作を自動化して 意のままに走らせる喜びや燃費の良さが 光ればいいですね。しかもF1でも採用 されているくらいだから下手なMT 操作より速くシフト出来るのでしょう。 国産でもMR-Sやいすゞなど採用して いるメーカーはあります。出来れば ホンダやスバルが採用してくれると 嬉しいのですが。日本では流行りません かね?