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地震の大きさ
マグニチュードの意味
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- kamobedanjoh
- ベストアンサー率27% (1021/3686)
地震によって地中に放出されるエネルギーの尺度として考案されたのが、マグニチュード(M)です。 地震波観測の最大振幅から求めますが、各種の方式が考案されています。 最初の考案者はアメリカのの研究者、リヒターによる「表面波マグニチュード」でした。これは、アメリカ西部に於ける地震の、地表面を伝わる波動の最大振幅から求めたもので、現在では使われなくなった特殊な地震計を用いています。 日本では地中深部を伝わる波を考慮して、S波の最大振幅から求める「実体波マグニチュード」を使用してきましたが、速報値としてP波から求める方法が実用化されています。 地震を起こす断層は一点では無く、連続した面から構成されており、地震の実態である断層面のズレは、ある一点から時間を追って移動して行きます。 大きな地震では、ズレの伝播に時間を要し、ある瞬間の最大振幅からだけでは本当のエネルギーを求める事が出来ません。 真のエネルギー量を推計するためには、断層面を挟む震源域全体のどれだけの地殻が、どのように運動したかを知る必要があります。そこから計算される地震の規模が「モーメントマグニチュード」です。 東北地方太平洋沖地震では、幾つかの地震が順次連続的に発生しましたが、個々の地震のマグニチュードは従来の方法で計算され、総体としてのマグニチュードは、「モーメントマグニチュード=9.0」と発表されています。 これらの他にも幾つかの計算方法が考案されていますが、いずれも、リヒターの式との整合性を考慮して、適宜式中の係数が定められています。 アメリカから発表されるマグニチュード(表面波)と、日本気象庁が発表するM(実体波)の大きさに系統的な差異があるのはこのためです。 いずれの場合も立体の運動のエネルギーとして評価され、Mの算出には対数式が用いられている関係で、Mが1だけ大きくなると、エネルギーの大きさは約32倍程度に当たる事になります。
- y-y-y
- ベストアンサー率44% (3079/6932)
既回答が出ている通りです。 http://www.skr.mlit.go.jp/bosai/bosai/tounannkai/kisochishiki/tunamikankei/magunicyuudo/magunicyuudo.html このサイトの様に、マグニチュードの数値が「1」増えると、エネルギーは約32倍になり、マグニチュードの数値が「2」増えると、エネルギーは1,000倍になります。 また、マグニチュードの数値が「1」少ないと、エネルギーは約1/32になり、マグニチュードの数値が「2」少ないと、エネルギーは1/1,000になります。
- SEI-R
- ベストアンサー率31% (361/1146)
単純に言うと、地震そのものの強さの事。 ちなみに震度はその地点での揺れの大きさ。 マグニチュードが8でも、震源との距離が遠かったり、深い場合には震度は2とか4とかになります。 逆にマグニチュード6で、震源が近かったり、直下だったりすると、震度6などの地震になります。 東日本大震災の時は、岩手県沖70kmという近距離かつマグニチュード9.0という史上最大規模の地震でした。 しかし、実際の被害域の震度は最大でも7、震源域では震度6という規模でした。 これでも十分大きな地震ですが、震源地が海で深度が浅かったため、津波被害が極端に大きかったのです。 余談多くてすみません・・・。
- pupupu
- ベストアンサー率22% (111/495)
こんにちは。 地震が発するエネルギーの大きさだそうです。 ちなみに揺れの大きさは震度で表すそうです。