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お金‥所有権、占有権

お金というのは所持している人が所有権も占有権も持っていますよね?所有権と占有権が別々の人が持っているという状態は絶対にないですよね?お金の場合は?

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  • hekiyu
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回答No.1

"お金というのは所持している人が所有権も占有権も持っていますよね?"    ↑ 原則としてその通りです。 ”所有権と占有権が別々の人が持っているという状態は  絶対にないですよね?お金の場合は? ”       ↑ 絶対ということはありません。例外はあります。 ・封金、つまりお金を封筒などにいれて糊着けして  別扱いするような場合は、占有と所有が分離します。 ・特別な貨幣で、その貨幣の物質そのものに意味がある  ような場合も、分離します。 ・用途を指定して預けた場合、制限されていた場合など  分離を認めた判例があります。 つまり、金銭を「金額」に着目したか、「その物」に 着目したか、という主観的な問題になるのです。 金額に着目するという通常の場合には、所有と占有が 一致します。 その物に着目した場合は分離します。 金銭は金額に意味を持つのが通常なので、所有と占有が 一致するのが通常の状態だ、ということです。 また、注意すべきは、占有という概念です。 民法でもそうですが、刑法の占有というのは、時に 常識から外れる場合があります。 距離にして200メートル離れていたバス停に 置き忘れた物に対する占有を認めた判例もあります。

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