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かなしい(シク活用)の文法について

こんばんは。 少々疑問に思いましたので質問させていただきます。 美しい君へ、と、美しき君へ、ならば、どちらが文法的に正しいのでしょう? 前者の方が表現としては多いですが、シク活用から考えると君に繋がるなら連体形である「美しき」が正しいのでしょうか? 昔ドラマで「愛し君へ」というのがありましたが、いとしいもシク活用であることを考えるとこちらも終止形ではなく連体形である「愛しき君へ」が正しいのでは、ともやもやしたのを思い出してしまい、自分一人では解決できず夜になってももやもやしています。 若干自分の国語力が不安ですので、よろしければご教授いただけますと幸いです。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • OKAT
  • ベストアンサー率38% (247/639)
回答No.4

すでに回答が出ているとおり、現代語なら「美しい」であり、文語的表現なら「美しき」が正しいと言うことですね。ただ質問者が「シク活用」にこだわっていらっしゃるのは、ある意味で言葉に敏感な方だと思いました。実は心情を表す形容詞は、古語においてほとんど「シク活用」でした。現代語で言うなら、「悲しい」・「うれしい」・「親しい」・「恥ずかしい」などがそうです。一方形状を表す形容詞は「ク活用」系が多いと言えます。「美しい」のように、心情というより形状と言うべきものが「シク活用」にも含まれていますが。  「愛し君へ」というドラマが放送されていました。こんな言葉遣いにしたのは誰なのかはっきりしないのですが、「愛し」を「いとし」と読ませるのはともかく、「愛し君」とは日本語の歴史をなおざりにするものであり賛成しかねます。「どうだ」という作者の顔つきが想像されて嫌です。やっぱり「愛しき君へ」でしょうね。

Rain0910
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。拝見して、私の抱えていたもやもやの正体が分かりすっきりしました(o^^o) 抱えていたもやもやをきっちり代弁してくださったOKATさんに、ベストアンサーを受け取っていただけたら嬉しいです。

その他の回答 (3)

  • marisuka
  • ベストアンサー率38% (659/1691)
回答No.3

 現代語では、形容詞の活用は一種類です。「シク活用」は古語の活用です。  よって、現代語で考えるならば「美しい君へ」が正解です。  ただ、何かの意図をもって、わざと古語を使う場合もあるようです。目立たせたいとか、かっこつけたいとか。その場合は「美しき君へ」という言い方になります。世間の人は何か違和感を感じながらも、まあわかるからいいか、そんな言い方もあるのか、くらいに思って理解するのでしょう。  サザンやアリス(古いか!)の歌詞には、よくこの言い方が出てきましたね。

Rain0910
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。すっかり古語の方で考えていたので、目から鱗の回答でした。確かに現代で使うと結構気障な響きになりますね><

  • fxq11011
  • ベストアンサー率11% (379/3170)
回答No.2

美しい君へ、うつくしいきみへ。 美しき君へ、うるわしききみへ。

Rain0910
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。ひらがなの柔らかさが目に優しかったです。

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.1

現文? 古文?

Rain0910
質問者

お礼

迅速なご返答ありがとうございました。ご回答を拝見してすぐ、あっ! と口に出してしまいました。

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