• 締切済み

物価変動要因について。

例えば 1.インフレ傾向にある 2.値段が上がる前に今のうちに買い物をしよう 3.企業の売り上げが上昇 4.企業の投資拡大 5.金利上昇 と言う流れを本で知りました。 消費税が4月から上がります。のように 具体的にわかっていれば駆け込みで購入することもあるかと思います。 また自動販売機の缶ジュースが120円から150円になります。のように 具体的にわかっている物は売れるかと思います。 しかし今現在、自動車を購入しようと考えている人が、5年後は物価がもっとさがると予想して、 5年後まで購入を控えるなんて考えるでしょうか? 仮に5年後までに思惑通り価格が下がった場合、 今の日本の景気ならあと3年待てばもっと下がるだろうと考え、 買うのを控えるでしょうか? 物価が上昇しようがしまいが、一般的な消費者は欲しい時に購入し、 物価がインフレかデフレを気にしている人がどれ程いるでしょうか。 物価の上昇イコール、企業の業績改善までは理解できます。 ただ現在のようにデフレ期では企業がお金を借り無い為、 物価上昇 = 金利上昇 というロジックに疑問を感じています。 物価が上がるイコール金利上昇のイメージがいまいち掴みきれ無い為、 金利の変動要因についてどのように解釈したらよろしいのでしょうか? とても初歩的な質問で申し訳ありません、 どうぞご指導よろしくお願いいたします。

みんなの回答

  • gatenten
  • ベストアンサー率15% (6/39)
回答No.4

それが正しいか誤っているかは別にして、今の日銀は市場のインフレ期待(インフレ予測値)を中心に金融緩和をしています。 投資家は将来インフレになると思えばそれに備えて資金を動かします。 ここ20年の日本では資産下落が当然のように起こり続けた結果、金融機関や富裕層は「企業を中心とした投資活動」より「現金などで貯めこんでおく」デフレ期待とも言うべく行動を活発化させました。 これが市場に負の悪循環をもたらし続け、民間企業の事業・投資活動が最小化を続け、結果深刻な投資先不足から金融機関が国債を買い続けるという事態になったのです。 その結果として国債需要が高まり続け昨今では金利が史上最低の0.3%という超超超低金利という異常事態が起きています。 おまけにそんな状態であるにも関わらず現政府は国債発行を縮小の方向で動いています。またデフレ期待を高めるバカ政策へと舵を切り始めている状況です。 現在の日銀や政府は金さえ刷っておけばインフレになると思い込んでいるようです。流動性の罠の問題などはまるで存在しないかの如くです。 増税だけでなく緊縮政策にまで手を付け始めた政府、また異常な国債需要の高まりが何であるのか未だに理解できていない模様の日銀、日本はまたかつてと同じ失敗からデフレに舞い戻りそうな気配です。

f2mndf0zg7qv
質問者

お礼

gatenten様 回答頂きありがとうございます。 今の政府は、アクセルとブレーキを同時に踏むような感じでしょうか。 何がしたいのか見えてこない不安がありますよね。 国債の金利と言った場合、 一般的には10年物の国債の金利の事でしょうか? またご指導頂けましたら嬉しく思います。 教えて頂きありがとうございます。

  • SPROCKETER
  • ベストアンサー率26% (2121/7957)
回答No.3

 一概にインフレと言いますが、地価が上昇してインフレになるのであれば、土地の借用料などの経費が上昇し、価格上乗せによるインフレになるわけですが、地価が低迷している状態の強制インフレ政策は実態と噛み合わないので、うまく進むかどうか疑問です。  物価上昇が原因で預金金利が上昇するのであればインフレなのでしょうが、現在は物価が上昇しても預金金利は変わらない状況が続いており、地価も下がり続けている地域が多く、本物のインフレには思えません。  政府が物価と賃金を強制的に押し上げてインフレ政策を作り出しているだけで、経済原則に基づいたインフレ状況ではないように思われます。  物価上昇が続いても、金利の上昇が起こらないのであれば、インフレではなくて消費税負担が増えただけに過ぎません。

f2mndf0zg7qv
質問者

お礼

SPROCKETER様 教えて頂きありがとうございます! 今現在のアベノミクスでは出て来る指標が良くない物ばかりと聞きます。 円安株高で大手企業の業績は改善されたように感じますが、 国民が実質的に豊かになるまではデフレから抜け出したと思えないですよね。 おっしゃる通り、物価が上昇しただけと言うのは、 実質賃金の低下という意味であってますか? 企業が儲かるイコール金利の上昇というロジックは、 一つの要因に過ぎないという事ですよね。 教えて頂きありがとうございます。

  • ga111
  • ベストアンサー率26% (247/916)
回答No.2

>物価が上がると、企業が儲かり投資が増えるから、金利が上がるとなっていましたので、 まあ、そういうことも後々あるかもしれませんが、今のところすべては黒田日銀の金融緩和です。黒田さんはたぶん以下のことを考えていると思います。 財政インフレーション(日銀の量的緩和) → 金利低下 →  企業資金の供給 →  経済回復 財政インフレーション(日銀の量的緩和) → 円安   →  輸出企業の活性化 →  経済回復 他にもいろいろな経路があるかもしれませんが、あなたのいうような金利の変動要因はメインではなく黒田日銀の金融緩和が根本にあると考えると簡単です。

f2mndf0zg7qv
質問者

お礼

ga111様 再びお付き合いいただき、本当にありがとうございます。 黒田日銀の第1の矢である量的緩和というのは、 マネタリーベースを増やすし、国債を市中銀行から買い取る? という事なのでしょうか? 市中銀行に金余りにより金利が上がらないとしたら、 政府の第2の矢である財政出動がカギとなるのでしょうか? ひとつ理解すると、また次に新しい問題が出てきて、 覚える事が多い世界ですよね。 教えて教えてばかりではいけないので、 もっと自分なりに勉強しなければと思いました。 いろいろ教えて頂き、 本当にありがとうございます。

  • ga111
  • ベストアンサー率26% (247/916)
回答No.1

>しかし今現在、自動車を購入しようと考えている人が、5年後は物価がもっとさがると予想して、 違います。インフレで物価は上がるのです。 >物価上昇 = 金利上昇 物価上昇 → 金利「低下」 ですね。これで、お金が借りやすくなり企業の設備投資などがしやすくなります。 財政インフレーション(日銀の量的緩和) → 円安 →  供給インフレーション=コストプッシュ・インフレーション が、今のところ主に動いているメカニズムで、労働者の賃金があがり、本来の目的である、需要インフレーション(景気回復)にはうまく結びついていないようです。 原因は、消費税8%により実質賃金が上がっていないことが挙げられます。 ーーーーーーーーーーー https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3 需要インフレーション 需要側に原因があるインフレーションで、ディマンドプル・インフレーション(デマンドプルインフレーション/demand-pull inflation)とも呼ばれる。需要の増大(需要曲線の上方シフト)により、物価が上昇する。この場合、供給曲線が垂直(生産力が上昇しない)場合を除いて景気はよくなる。 1973年から1975年にかけての日本のインフレーションの原因は、オイルショックに注目が集まるが、変動相場制移行直前の短資流入による過剰流動性、「列島改造ブーム」による過剰な建設需要も大きな要因である。 供給インフレーション 供給曲線の上方シフトに原因があるインフレーションで、コストプッシュ・インフレーション(cost-push inflation)とも呼ばれる。 貨幣的要因によるインフレーション 貨幣の供給量が増えることによって発生する。 財政インフレーション 政府の発行した公債を中央銀行が引き受けること(財政ファイナンス、マネタイゼーション)により、貨幣の供給が増加して発生するインフレーション[12]。

f2mndf0zg7qv
質問者

お礼

ga111様 回答して頂き本当にありがとうございます!!! 例はインフレを例えましたが、 自動車購入の場合の例えはデフレが前提の話で解釈して頂けますと嬉しいです。 URLもありがとうございます。 金利の変動要因と言うのは、 企業の業績だけではないという解釈で大丈夫そうですよね? 本には、 物価が上がると、企業が儲かり投資が増えるから、 金利が上がるとなっていましたので、 その様な単純なものではないのではと思い質問させて頂きました。 難しい単語がたくさん出て来ましたので、 もっと勉強しなきゃと思います。 教えてくださって本当にありがとうございます。

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