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俳句と季語

俳句は五七五という型に季語を入れて、物事を読み込むことであることは、季語を二つ以上詠みこむ事は、作品として相応しくないのでしょうか。 例えば、 風寒し冬の寝床に老夫婦 冬を銀に書き換えました。 風寒し銀の寝床に老夫婦

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  • Him-hymn
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回答No.1

季語を二つ以上詠みこむ事は、作品として相応しくないのでしょうか。 規則というより、季節の感じを2つの季語で出してしまうと、季節の感じがバッティングして、いい作品にならないことが多いということです。しかし、対比・主従関係があって、2つの季語を持つ立派な俳句はたくさんあります。 風寒し冬の寝床に老夫婦 →寝床に対して、「風寒し」が寒さをあらわし、「冬の」も寒さをあらわし、この2つがバッティングして、よい作品ではありません。 風寒し銀の寝床に老夫婦 →「銀の寝床」って何だろうと思い、意味がつかめない作品となってしまっています。 という具合です。 有名な俳句に 目には青葉山ほととぎすはつ鰹  山口素堂 というのがあります。季語が、3つに、三段切れという、俳句ではご法度とされることをやって、名句というわけです。 一家に遊女もねたり萩と月 松尾芭蕉 この萩も月も季語ですが、この両者を並べて(対比)いい味を出しています。こういう場合、季重ねが成功しています。 季重なりは、森川許六という人が「一句に季節を二つ用うること、初心が成りがたきことなり」と初心者に注意したのがはじまりかもしれませんが、初心者向けのアドバイスということになります。あなたも、はじめは季語を1つで作ることをおすすめします。

taka_632
質問者

お礼

ご回答、有難うございます。 『銀の寝床』というのは冷たさを表現したかったのです。

taka_632
質問者

補足

『目には青葉山ほととぎすはつ鰹』この俳句は、有名ですね。視覚、聴覚、味覚を同時に詠み込んだ作品ですね。やはり、季重ねは、初心者の場合は避けるべきですね。

その他の回答 (3)

noname#204885
noname#204885
回答No.4

我が家は寒い日はなかなか皆起き辛くて、 風寒し 昼の寝床に 老夫婦 でした。 失礼しました。(^_^

taka_632
質問者

お礼

ご回答有難うございます。

taka_632
質問者

補足

寒い季節は、外出を躊躇いますし、寝床から起きたくないですよね。 それは、私も同じです。仕事始めの月曜日も寝床から起きたくないです。 月曜日寝床の温もり恋しくて これは俳句ではなく川柳です。  失礼しました。

  • Him-hymn
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回答No.3

補足 有難うございます。 すさまじやという言葉を入れることにより、面白い俳句が出来そうですね。 すさまじや寝床の夫婦に冬の風 →冬の風が余分ですね。この夫婦、風晒し?? 家の中にいるはずで、冬の風があわないでしょう。 しかも、夫婦としてしまい、老夫婦の面白さが消えてしまいました。 まあ、悪くはありませんが、もう一工夫ほしいところですね。 すさまじや冬の寝床の老夫婦 この方が面白いと思いますが、人それぞれ好みもありますからね。

taka_632
質問者

お礼

ご回答、有難うございます。

taka_632
質問者

補足

すさまじや冬の寝床の老夫婦. やはり老夫婦という文字は入れたほうが味わいが出ますね。

  • Him-hymn
  • ベストアンサー率66% (3489/5257)
回答No.2

補足 『銀の寝床』というのは冷たさを表現したかったのです。 →たぶん、銀という色を思いますので、ちょっと無理筋かなと思います。でも、これがうまく比喩表現ではまるといいでしょう。 たとえば、 すさまじや冬の寝床に老夫婦 などとすると面白くなるかもしれません。 すさまじやーーで、寝床に寝る様を読者が想像し、しかもそれが冬だから、どんな寝方なんだろうと、老夫婦の夫婦関係も含めていろいろ楽しめます。 以上、ご参考になればと思います。

taka_632
質問者

お礼

ご回答、有難うございます。 すさまじやという言葉を入れることにより、面白い俳句が出来そうですね。 すさまじや寝床の夫婦に冬の風

taka_632
質問者

補足

すさまじやという言葉は、想像力を逞しくするでしょうね。

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