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肺炎ワクチンの注射の回数

80歳の父親が近所の病院に行き 肺炎ワクチンの注射を人生で何回注射可能か?と聞いたら 2回しか注射が出来ないと言われたそうです。 この度、高齢者の肺炎球菌ワクチンの定期接種の案内では 5年の期間を置けば、なんどでも注射が可能なような書き方をされています。 本当のところ人生で何回注射が可能でしょうか?

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noname#251507
noname#251507
回答No.2

ワクチン接種を業務としている医師ですが、肺炎球菌ワクチンに関して 80歳の高齢者が「人生で何回注射可能か?」と質問されたとすれば、私なら即答しません。 そのまま答えれば、必ず誤解が生ずるからです。お父さんが近医で「人生2回」との答えを聞いたとのことですが、質問の意図や前提条件が双方で食い違っているようですので、忘れて頂いたほうが良いと思います。 もし「現制度下で、現在80歳の者が定期接種できるのは何回か?」との質問であれば、最高1回が正解です。 「最高1回」と書いたのは、過去に任意接種で受けたことがあれば、対象外即ち0回だからです。 また、現在80歳と言っても生年月日により定期接種の対象となる年度が異なり、 昭和8年4月2日~9年4月1日生まれなら、2018年度(85歳時)に接種 昭和9年4月2日~10年4月1日生まれなら、2014年度(2015年3月31日まで)に接種 となります。 「定期接種の案内には、5年の間隔を置けば何度でも可能」と書かれていると誤解されたようです。 書かれている表は今年度の対象者を示しているものです。同様の表は2018年度まで使われます。 2019年度からは、「対象は年度年齢65歳の者」および「60歳から65歳未満で特定の疾患の患者等」のみとなります。そもそも「過去に接種を受けたことがあれば対象外」との文言が現制度にはあるので2回以上の定期接種と言うことは有り得ません。 以上は、あくまで現在の予防接種法に基づく定期接種の話です。法令改正されれば、別の話になります。 さらに、任意接種としてなら、主治医が必要かつ可能と判断し、本人から再接種・頻回接種のリスクに対するインフォームドコンセントが得られれば、現制度下でも何度でも接種できます。 再接種には5年以上経過してからとの基準は適応されますので、無限回との意味ではありません。 5年毎の根拠とか、日本で高齢者に使える肺炎球菌ワクチンは2種類あってそれを組み合わせると別の間隔・回数も推奨範囲になるとか、より専門的な話ですからこれ以上は触れません。 (近医の2回との答えは、2種類のワクチンを1回づつとの意味だったものと推察できます。ならば、そちらもおかしくない答えです。)

参考URL:
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/haienkyukin/index_1.html#Q04
  • xxi-chanxx
  • ベストアンサー率37% (556/1484)
回答No.1

ガイドラインでは再接種に関しては記載がありますが、それ以上に関しての記載はありません。 予防接種の歴史が浅い以上は、確かな安全性のもとに接種が行われることが求められます。

参考URL:
http://www.kansensho.or.jp/guidelines/pdf/pneumococcus_vaccine.pdf

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