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大学入試からAO入試と推薦入試を廃止にすると・・・
大学入試からAO入試と推薦入試を廃止にすると、どのようなことが起こると思いますか?つまり、国公立大に入学するには、全員がセンター試験を受ける必要があるということです。良い点や悪い点を教えてください。 私の周りに推薦入試を批判する人がいます。その一方で、推薦入試やAO入試で合格した人もいます。
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システムなどについてのご説明は既にあるので、本来の存在意義などについて 私の「勝手な意見・分析」を述べます。 AO入試や推薦入試は本来、「平均的過ぎる受験生」しか通らないシステムから 「自由になって」、超異能児を積極的に受け入れる、という「美しすぎるお題目」 から、取り入れられたと解釈しています。 米国の優れた大学には古くからありました、それを売り物にした大学さえ有った。 もしシステムがうまく働けば、アスペルガーや高機能自閉症の「天才」達を迎え入れる ことが出来るはずです。だが私立大学特に早稲田大学は運営に失敗してしまった。 他の大学でもほとんどが失敗だった。それはシステムを運用するだけの「超絶的」 管理能力が無いままこの「毒薬」とも言えるものを「なんか美味しそう」と無批判に 導入したからで、もう初めから「破綻」は見えていた。 面接なら面接者は受験者の能力を「厳密に量り得る」ほとんど「天才」でなくては ならないが、受験生はあまりにレベルが低すぎて、優秀な教授は直ぐに「苦痛」 しか感じなくなってしまった、当然最高レベルの教授は「バカばかり」の相手は 拒否するようになり、当然担当者のレベルが下がった、もう受験生の能力など測れない。 東大は「金持ちの子しか入れない」と言われるようになってからもう三十年以上経 つがそれはある意味「当たり前」で、戦後の二十年を過ぎる頃から、企業のトップは 東大卒ばっかりになった、当然子供も優秀で、親が東大なら子も東大、は至極当たり前だ。 それを受験産業のせいにするのは完全に間違いだ。もちろん受験産業の存在は無視出来ない 受験産業が爛熟する前は「進学校」「受験校」は内部の教師が校内で「実力試験」を 作り、自校の過去の実績と比較して、進学指導をしなければならなかった、自分らより 優れた生徒に出す問題を作るのは地獄だ。ちなみに私はプロフィールを隠さない、 東京學藝大学附属の出だ、私の頃教師は東大出ばっかりだった、戦争直後に設立された 学校は東大や旧帝大トップをかき集めた、だから専門のレベルは高いが、少し変な 先生も居た、だが倫理レベルが高く、問題にはならなかった。最高ではないが最良の 受験校で、おおらかな良い高校だった、蛇足だがおおらかなのを良い事に私は学校を かき回し、先生達をウンザリさせた。 うちの高校より高いレベルの高校は非常に優秀な教師を擁し、生徒指導は非常に的確 だった。だが受験産業が熟れて最高レベルの高校が全て「全国模試」を進路指導に採用 することになると教師の巨大な負担は消えた。暴走してご免なさい。 東大が推薦入試を採用するのは知らなかったが、至極当然だと思う、上記したような 「不幸な天才」が欲しいのだ、東大は「官僚養成学校」だから、平均的な秀才ばっかり 集まってしまう。官僚をつくる文Iは良いが、キチガイが居ない、私は駒場でなんか 自分のコピーばっかり居る様でとても嫌だった、もちろん邪魔なアホが居ないのは 有り難いがつまらない。「面白い奴」が全く居ない、高校ではそれはデタラメな私の 役だった、他の奴らも自分の高校では「伝説」を作ってきたが、上部を切り取って 並べると全員が一卵性の学生になって仕舞う、だから京都に学術で常に苦汁を飲まされる、 東大の学生は潜在的に全て「官僚」だ。 だが、受験システムの変更が「実」であるか「虚」であるかは十年では分からない。 多分文Iは「乗らない」と思う、官僚がデタラメでは困るのだ、だが学究系に実が あるのか否かはそう簡単には分からないのだ、こいつらが学位を取ってからポスドク を経て採用され本格的に論文を書き出すのは、早くて七年、数学なら学部でもう天才 を発揮する奴が居るだろうがそれでも最短三年、物理で五年、その他の理系では二十 年経たねば全員が全力で走り出せない、文系では奇跡以外もっと長い、だから二十年 後にならねば「意味」は分らない。
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- potatorooms
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推薦入試のよさは、来年から導入する東大が言ってるので、まずは確認してみては? 東大に受かる人が、都会の予備校漬けにできる、親がお金持ちばかりになったんで、推薦入試を始めるわけです。 で、似たような理由で、今の中1からセンター試験をなくし、全員受験の到達度試験がはじめようってのをちょうど決めようとしてます。
お礼
ありがとうございました。
まず,推薦入試やAO入試には,センター試験を課さない方法と,課す方法があります。後者の場合は,センター試験が終わるまで合否が決まりません。 1つの学部や学科では,全体の入学定員が決まっていて,たとえば100人とします。これを,推薦入試20人,AO入試10人,前期日程60人,後期日程10人というふうに振り分けています。 推薦入試やAO入試を行わないと,そのぶん前期日程と後期日程の人数を増やすことになります。このとき,推薦・AOタイプの受験生は私立大学に流れ(私立大学が廃止するはずがない),前期日程を受ける集団は変わらないと仮定します。 (1)現状の前期日程定員が60人で,辞退者を見込んで75人の合格者を出す場合 (2)廃止して前期日程定員が80人で,辞退者を見込んで100人の合格者を出す場合 を単純に比較すると,(2)では(1)ならば不合格になった25人が合格することになります。すなわち,合格最低点が下がるでしょう。
お礼
ありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。