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少量の放射能は体にいい？
健康ブームで、ゲルマニウム湯、天然ラドン温泉などが人気です。 微量ながら放射能に被爆すると思いますが、大丈夫なんでしょうか？ 温泉の効能をみると、微量放射線を受けて体が活性化されることをホルミシス効果といい、老廃物を排出してくれるなどとなっています。 これは科学的に証明されていることなんでしょうか？ 理屈を教えてください。 ほんとうに健康になりますか？ もしそうなら劣化ウラン湯などをつくれば、一石二鳥になるとおもうのですが。
- yoshinobu_09
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- 化学
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ICRPの勧告で.日本のラドン温泉ように「積極的に放射線を浴びる慣習がある」との情報をえた後に 放射線に効果があるか.がはっきりしていない。積極的に放射線を浴びる行為は有効性がはっきりするまでは避けたほうが良い 旨の内容があったかと思います。 というのは.放射線温泉の有効性を報告した内容がせいぜい数日から１年程度の短期間であり.30-50後に発生することがわかっている癌との関係を報告していないのです。有効性はあるでしょうが.副作用としての３０-５０年後に発生する癌との損得勘定を含めた有効性が発表されていないのです。もし.効果があっても後で癌治療の為に高くの治療費を払うことになるのであれば.他の治療法を選択した方が(医療費総額を考えると)低価格で済むからです。
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- yuyu2003
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放射線で生成されるラジカル（活性酸素）を消去するための酵素が多量に発現し、その発現が放射線を浴びなくなってもしばらく持続するために活性酸素等の障害を防ぐことができるのではないか、なんて話をどこかの雑誌で読んだことがあります。また発生する活性酸素により免疫系が刺激されて良い、という意見も見かけます。 ただ、放射線障害には確率的影響という概念もありますので、余り詳しくわからないうちは積極的に放射線を浴びるのは避けたほうが良いかと、個人的には思っています。
- StarkerRegan
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blastmaさんのおっしゃるように放射能ではなく放射線です。放射能を体内に取り込んでしまうと長期間、放射線にさらされることになり、ガンや白血病になる恐れがあります。 少量の放射線を浴びると健康によいという結果は統計上でています。これは現在の解釈では、低レベルの放射線にさらせると体内の組織の一部が回復できる程度に破壊されそれを直すために代謝が活発になり結果的に免疫力などが向上するというものです。この結論が確実に正しいとはいえませんが納得はできます。無論のこと放射線の浴び過ぎは命に関わるでしょう。
- moby2002
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ホルミシスを発見（提唱？）された方はこれで一躍有名になりましたが、 まだしっかりとした科学的な証明はされてないようです。 一方で、いくら以下の放射線の被曝なら体に影響がないというしきい値は いまだ確認されていなく、どんなに少量の被曝でも、発病するときは発病する というのがいまのところの見解のはずです。 しっかりと値が判明すれば、積極的な被曝浴（？）みたいなものもできそうですね。 ただ、欧米ではすでに結構な量を浴びれるそうですが・・・ ＃お酒も少しなら体にいいというもの似ていて面白いですよね。
- blastma
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少し横槍を。 「放射能」と「放射線」とは似た用語ですが、違います。 簡単に言ってしまえば「放射能」は「放射線」を出す能力のこと（あるいはその物質そのものをさすこともあります）です。 つまり「少量の放射線は体にいい？」かと言われれば、そのとおりというのが放射線学会等では言われています。 ところが現段階ではきっちりとは証明されていないのも現状です。 確かにラット等での動物実験では「放射線をかけた群」と「放射線をかけない群」では「放射線をかけた群」の方が生存年数が長くなるという実験が多く出ています。 ただそのことに対して反論も多く（多くは実験系に問題があるということを述べます）あるのも事実です。 ですからご質問にあるように「科学的に証明されていることなんでしょうか？」に関しては、今一歩ということでしょう。 もう一点くだらない横槍を。 放射線を浴びることは「被曝」といい、新聞等では「被ばく」と表記されます。 「被爆」は爆弾を浴びたことで、よく間違われます。 ただ原子爆弾の場合はどちらもありますね。 なにかの参考にされてください。
人間は、少々傷ついたくらいなら自然に回復します。 被爆によって細胞が損傷した場合、その損傷が致命的なものでなければ、新陳代謝によって自然に修復されるんです。 このとき、人間は、似たような刺激を今後受けたときに備え、今まで以上に頑強な身体を作ろうとします。 スポーツの世界ではこれを「超回復」といい、一般にごく普通に活用されている考え方です。 ホルミシス効果という言葉は初めて聞きましたが、まぁ、同じような物でしょう。 つまり、放射線というのは、その場にちょっとでも存在していれば即死亡とかそんな危険な物ではないわけですね。
- jun-1
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変異閾値に達しない程度の放射線（β、γ線）なら大丈夫だと 思います。 α線は強すぎてだめなような気がしますが。
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