• 締切済み

終戦直後と現在の財政状況の違いについて

終戦後わずかな期間の間に急激なインフレが起こり、資産の大部分を貨幣の形で保有していた人は大損害を被ったそうです。 戦争に負け主要都市は焼け野原化し多くの工場も焼失したのだから、ハイパーインフレになるのは当然だったのでしょうか? 当時の国や地方自治体の財政は、どのような状態だったのでしょう? 現在と比べると、財政赤字の累積度合いは、もっとひどかったのでしょうか? 結果的にハイパーインフレが財政事情を好転させたのでしょうか? 現在の財政赤字は先進国中最悪とも言われていますが、日銀が国債を大量購入して円の価値を下げてまでインフレを起こそうとしているのは、原理的に同じことを狙ったものなのでしょうか? 国民のタンス預金や銀行預金、郵便貯金などから株式市場への資金移動を政府が促進しようとしているのも、同様の理由でしょうか? しかし、実際に日本株を買っているのは主に外国人投資家のようで、必ずしも政府の目論見通りには行っていないようですね。 預貯金しか主な動産を持たない人は、早めに他の資産に乗り換えた方が安全なのでしょうか? 増税などを行わず、強制的な歳入増を図らない方が容易にインフレ率を高くできて、結果的に政府の借金を小さくできるといったことは起こるのでしょうか? 年金の株式による運用比率を高める政策は、果たして吉と出るのか凶と出るのか? 政府の博打が続いていますが、失敗した場合誰がどう責任を取るのでしょう? 終戦後数年間の歴史から、我々は何を学び取って参考にすべきなのでしょう?

みんなの回答

回答No.5

日本人は、欧米経済よりはるかに進んでいたのでは、ないでしょうか。藩札を持っていましたから何時でも変えられるものと認識しています。それより、生産力を付けないと生き残れない現実を理解しているのでしょう。

  • ga111
  • ベストアンサー率26% (247/916)
回答No.4

>現在の財政赤字は先進国中最悪とも言われていますが、日銀が国債を大量購入して円の価値を下げてまでインフレを起こそうとしているのは、原理的に同じことを狙ったものなのでしょうか? ノー。ハイパーインフレにはなりません。2%インフレを目指しています。日銀の第一の責務は通貨の安定ですから、2%以上のインフレになれば、ただちに、国債の大量購入はストップでしょう。実際は、1.3%-1.1%インフレでまだまだ買う必要があります。 >株式市場への資金移動を政府が促進しようとしているのも、同様の理由でしょうか? ノー。経済の活性化でしょうね。 >預貯金しか主な動産を持たない人は、早めに他の資産に乗り換えた方が安全なのでしょうか? 消費税3%アップで2%インフレ+2%インフレターゲット=4%ですから、現金は4%のマイナスの損害になります。さらに、毎年2%づつインフレで減っていきます。現金は不利な資産運用といえる。 >増税などを行わず、強制的な歳入増を図らない方が容易にインフレ率を高くできて、結果的に政府の借金を小さくできるといったことは起こるのでしょうか? そうです。ただし、あくまでも政府の借金を小さくするためではなく、経済の活性化が目的です。文末参照。 >年金の株式による運用比率を高める政策は、果たして吉と出るのか凶と出るのか? これはまた別の話で、運用は専門家に任せるべきだと私は思います。国民の年金が重大な損害を受ける可能性がある。 >終戦後数年間の歴史から、我々は何を学び取って参考にすべきなのでしょう? 状況が違いすぎるので、参考にあまりなりません。いまの状況は、先進国のデフレ脱却の話です。現代の外国の例を参考にすべき。 ――― 消費税増税は必要ではありません。むしろ、今はやってはいけません。国の借金は減るどころか、消費税が増税されれば、景気が腰折れして、税収が減り、国の借金は増えると考えられます。http://okwave.jp/qa/q8116825.html 安倍氏の決断した8%への消費税増税の動機としては、私は以下の可能性が高いと思っています。 ★(1)高所得者には多くの政治家も含まれますが、消費税増税で高所得者に負担となる所得税アップが抑えられる。 >>> 安倍首相とその一族、自民党議員には税的に有利。民主党議員にも有利。増税法案(停止可能だが)は民主の立案ですでに成立しているので、このチャンスは絶対に逃したくない。 ★(2)大新聞社も大企業も、自社への近視眼的な利益誘導を目的としている。>>> 消費税増税で法人税アップ抑制、大企業からの大新聞社への広告料アップ 、、、しかし結局は景気が腰折れして、大新聞社も大企業も損するのです。http://okwave.jp/qa/q8237521.htmlまた、大新聞社はゆくゆく10%になった場合、5%の軽減税率を財務省にお願いする予定らしい。 ★(3)一見、財務省はまじめに借金を減らそうと努力しているように見えますが、これまでの消費税アップの結果からすると、とんでもない偽善、大ウソです。>>> 財務省が執拗なまでに消費税増税を訴える理由は、「法人税」や消費税の軽減税率の設定を通じて各業界団体に強大な権限を確保できるからです。特に財務省の官僚というのは、国家国民の利益など微塵も考えていません。http://rh-guide.com/tokusyu/syohizei_usotuki1.html それぞれの利益や権益に向けて、財務省、大企業、大新聞社、政治家が大暴走で、とんでもない話ですが、これらの組織をよーーーく監視して、その偽善、利己主義、大きな誤りを指摘しておくことが肝要です。  さらにいえば、多数の経済オンチの日本国民は「消費税が増税されれば、景気が腰折れして、税収が減り、国の借金は増える」という実例をよくお勉強しなければなりません。

  • area_99
  • ベストアンサー率20% (226/1124)
回答No.3

日本の外貨準備高は112兆7625億1800万円あるので、円高になれば損、円安になれば得になります。   ↑ の数字は2012年度の数字です。 当時の円は78円です。 そこから2年で108円と30円も円安になりました。 すでに26%アップです。 ざっと29兆3182億5468万円丸儲けですね。 日本の国家に匹敵する規模です。 国家予算一年分丸儲けですよ。 国債が1000兆円あっても、返済は毎年の償還分だけです。 それ以上は減りません。 つまり多く返せないんです。 今日本は、一生懸命円を増刷して返金しています。 なので、円が円安になるんです。 まさに打出の小槌ですね。 円安に動けば、アメリカ政府が円高になるように頑張りますので、すぐ戻ります。 なので、いきなり120円突破とかにはなりませんし、日本政府が国債を償還出来ないとも思えません。 戦前の1ポンドは1円(現在価格で1万円)でした。 今では、およそ170円です。(99.3%ダウン) 戦後でも1ポンド=1008円(1ドル=360円)なので、90%ダウンです。 外貨建ての場合は、円安だと大儲けします。 日本はそれまでに17億円程度の借金をしていたので、返済は一気に1530億円に登りました。 返済に、80年代までかかりました。 現在、この外債はしていないので、いきなりハイパーインフレにはなりようがありません。 ※日本は超債権国です。 大概資産だけでも500兆円はあると言われています。 上記でも書いた通り、以前どっかの石原某知事が日本の資産を売却して返済とか言っていましたが、そういうものでないことは既に書きました。 なので、償還期限にダブついたお札で払うか、資産を売却するのがいいかは、断然ダブついたお札で払う方が得です。 日本の預貯金に心配なら、ドルとゲンで外貨預金なさると良いでしょう。

  • dragon-man
  • ベストアンサー率19% (2712/13696)
回答No.2

現在の日本は借金がGDPの2.4倍あります。戦争前、軍艦やゼロ戦を作るため、国債など国の借金は今以上の水準に達していたでしょうが、敗戦後のハイパーインフレでほぼゼロになりました。借金踏み倒しです。その意味では財政赤字の累積度合いは今よりはるかに低かった。要するに借金チャラにして再出発できたのです。 千兆円の借金は返せません。不可能です。このまま借り続けるしかありません。もしそれが出来ないときは第二の敗戦です。デフォルトでチャラにして再出発です。国は疲弊し、国民は飢えと貧困に苛まれるでしょう。多くの国民が飢えて死ぬでしょう。70年前のように。 何と言おうと、もっとも安全な投資は国債です。株や銀行預金や不動産よりはるかに安全です。デフォルトになれば、そうなる前に株券と1万円札は紙切れになります。預金引き出しは出来なくなります。買い手のない土地の値段はゼロになります。一番最後まで価値が残るのは国債です。それもやがては紙切れです。国債のデフォルトとはそう言うことです。 政府がやっていることはバクチではありません。あなたが国民が過大な要求をするので、それに応えるために借金を増やし続けたのです。それが返せなくなったので、なけなしの貯金(年金積み立て)に手を付けざるを得なくなったのです。バクチは国民がやっているのです。 もう遅いです。日本国民は戦前の歴史から何も学ぼうとしませんでした。今も学ぼうとしていません。今さら手遅れです。

回答No.1

質問内容が巨大すぎて、容易に回答文が書けません。 戦時緊急政策と、その時代とは比較にならない程高度に発達した現時点、政治の面でも経済の面でも比べようが無いくらいです。少なくとも、戦時中は大日本帝国時代でしたし、今は安倍内閣でも「積極的平和主義」と云わざるを得ない状態ですから。 国債とインフレについて、記憶の中から拾い出してみます。 実家は父が親戚から山の立木をもらい受け、自分で伐り出して、大工賃100円で建てたそうです。昭和10年でした。当時は、田舎の商店に100円札で買い物すると、お釣りが無いと大騒ぎになる有様でした。 その後父は、都会に出て工場で働きましたが、半ば強制的に国債を買わされたようです。 昭和24~25年頃、我が家に額面400円の国債証券があるのを目にしました。既に、米1升が400円になっていました。戦前なら、3000円も掛ければ結構な邸宅が構えられたものです。戦争が終わったら、1斗(約15kg)の米代にも成らないくらい。戦時財政と戦後のインフレが如何に激しく苛酷なもので有ったかが窺えます。 不平を言えば「非国民」とされる時代、今の若い人達には、想像も付かないでしょう。 『足りぬ足りぬは工夫が足りぬ』戦時の国定標語です。 ご婦人達は『足りぬ足りぬは、夫が足りぬ』と、召集令状の乱発に悲鳴を上げました。

関連するQ&A

専門家に質問してみよう