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文系学士から理系院進学について
- 文系学士が理系院に進学することについての一般的な意見
- 文系学士が理系の学問を同時進行で進める難しさについて
- 天文系の雑誌を読みながら趣味程度に宇宙について学ぶ選択肢
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質問者が選んだベストアンサー
理転、少ないけどいると思います。 心理学関係から皮膚科学(医学部)の修士など進んだ人の話を聞きました。 医学部修士(2年間)を取っても医者にはなれません。 宇宙でもいろいろあると思います。分析機器の開発なのか、またそれを使って分析する方なのか、またその分析プログラムを開発するのかなどなど、また宇宙のサイエンスを一般の人に知ってもらいたいという姿勢が全面にあるのであれば、教育や出版などになるわけですね。 一般的な日本の修士、博士は、研究ってことになるので、習ったことを使って何をするのかということになってきます。ただ、勉強したいのであれば、理系科目が得意なお友達と勉強しながら、物理や天文などの科目を取得していけば、いかがでしょう。場合によっては、科目履修生などで学部卒業後も続けるという手もあります。さらに、研究へ進みたいと思われたら、さらにお勉強なさって進まれればいいと思います。 教育の場合も、理系教育という方向へ進まれるのであれば、そこそこの物理など理系科目も必要になると思われます。科学館などで働くというのもこういうのに含まれてくると思います。 大学院などへの留学をお考えなら、それもありです。 アメリカなどでは、分野変えはそこそこあるみたいです。 文系出身などでは、一から理系科目の取得を課されるかもしれませんが、 面倒見がいいという見方もできますね。 日本の大学院の場合は、研究が主になってくるので、講義はおまけ程度だと持っていただけるといいと思います。 アメリカの多くの大学では、研究補助(RA)や指導補助(TA)によってお給料が出るみたいです。 文系出身でも、あなたがお勉強されているものをアピールすれば、あなたの現在の分野や日本の歴史や文化、日本語の指導補助、研究補助などでお給料がもらえる可能性もありますね。 この参照例として、下のサイトや書籍があります。もともと、理系出身の女性なのですが、頼まれて 日本史の研究補助をしていて本職へ変わってしまった方のお話です。 (http://wol.nikkeibp.co.jp/article/trend/20120829/133161/) 下のサイトは、留学をサポートしてくれるところです。体験談などの記事も読めます。 過去にアラバマ大学大学院の航空宇宙工学プログラムについての記事がありました。 右上の検索の枠にアラバマなどと入力して検索してみてください。 聞いたところによるとアメリカの大学院は、修士、博士一貫の教育が多いのですが、ここは、修士のみのプログラムもあるみたいですね。 (http://www.kagakusha.net/) そろそろ、国や大学ごとの留学フェアなどもあるので、行かれてみてはいががでしょうか? 最後にアメリカへの理系入学についての先生を紹介させてください。 (http://www.amazon.co.jp/%E9%9D%92%E8%B0%B7-%E6%AD%A3%E5%A6%A5/e/B004LV0EFK) 写真を見るとちょっと、むさくるしいですが、会ってみると人懐っこくて親身になってくださる先生です。様々な、情報が載っていますので、一読してみるのもいいのではないでしょうか? あと、TOFLEなどの準備も大切ですが、英語がすべてとういうことも内容です。 入学後、「何がしたいか、何ができるか、自分はどういう人間か。」などなどアピールが必要なんだと思います。必要のない情報でしたらすみません。 何かありましたら、また聞いてください。 別に留学経験があるわけでもなんでもありませんが。
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- tekcycle
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最悪なのは、 院試は誤魔化せて入学できたけれど、実は肝心なことがさっぱり身について無くて、ついてけない、というパターンです。 院試や、特に大学教員の見込みは、甘すぎるくらい甘いです。 なにせ、解らないということが解らないのが大学の教員でしょうから。 宇宙と言っても分野に依るでしょう。 例えば、何らかの実技が必須なら、それを身に付けられない文系に居ては先は無いでしょう。 しかし、本当に机上の学問で足りるのであれば、優秀であるなら何とかなるのかもしれません。 > 理転は聞かない 文転なら聞くのですか? 研究を進めていく、という点では、システムが整った理系より文系の方が厳しいと想像します。 ゼミの期間も、学部では文系の方が長いのでは。 理系の学部を出て法科大学院だとか、理系の修士を出て文系の大学院だとか、というのなら、まだ理解できます。 でも、理系の学部を出て文系の大学院というのは、個人的には想像が付きません。 相当優秀な人だろうなぁとは思います。 授業がどうこうなんてレベルじゃ無くて、学部生でありながら自分でバリバリ研究ができるような人。 勿論、文系分野の基礎知識もあって。 学部生でありながら、理系の研究の方が進んじゃいそう。 事実上の大学の教員候補では。
お礼
机上の学問で足りるかもしれないものもあるんですね。知りませんでした。実技が必要かどうかは今後調べます。 確かに、システム化した理系の方がやりやすいということはありそうですね。 理系出身の法科大学院生も聞きませんね。 難しそうですが、色々模索してみます。ご親切にありがとうございました。
- tetsumyi
- ベストアンサー率25% (1955/7565)
まず物理学科の専門書、統計力学、量子力学、相対性理論を目を通してみてください。 少しは理解できれば可能性はありますが、チンプンカンプンであれば見込みなしです。
- dsdna
- ベストアンサー率24% (308/1281)
>またそれで院合格を手にするのは不可能ではないのでしょうか? 可能か不可能かでいえば、可能。 >一般的な可能性が低いようでしたら、天文系の雑誌などを読み漁り、趣味程度で留めようかなとも思っております。 一般的な可能性が高いか低いかでいえば、低い。 しかし、あなたができるかできないかは別問題。この回答はあくまでも一般論。やってやるぜ! みたいな気概があなたにあるかどうかの問題。そして、質問文を読む限り、その気概は今のところなさそうです。
- tanuki4u
- ベストアンサー率33% (2764/8360)
高校段階の数学の理解度は? そして大学での数学は? 大学での天文学は基本的には「応用数学」です。 http://www.ipmu.jp/ja/ 宇宙研究の最先端は、数物連携(数学と物理)となっています。 http://www.astron.s.u-tokyo.ac.jp/graduate/exam/ 試験問題も 数学 物理 天文 No2の方がさらっと書いていますが、文系から理系に移っているのは、東大の文系(大学入試で数学がある)の人間です、実際にそこらの理系よりも大学入試段階で数学のできるやつがゴロゴロしています。 一般的な可能性なんてのは「レアケース」なんですから知っても意味が無い。 質問者の数学がどの程度できるかです。 ちなみに文転がしやすいとか、例が多いというのは、大学入試段階で数学重視の文系大学がたくさん(しかも有名ドコロで)あるからです。 ● 上記の東大の文系 ● 一橋大学 ● 早稲田の文系 ● 慶応の文系 ※ 高校時代の同級生で文転したのは 一橋が二人、早稲田政経が一人。三人とも三年の秋くらいまでは「国立医学部志望」でしたが、『なんか違う』とか『一年アメリカに留学したら理系教科が間に合わん』とか『やっぱり理系教科は苦手だ』というような判断で文転していました。
お礼
試験問題を提示して頂きありがとうございます。確かに文転をする人がどのような層か深く考えた事がなかったので参考になりました。やはり文系科目の方が簡単とはいえ、選べる程の学力がある人しか文転も難しいのですね。今迄は文転の人は妥協とか思っていましたが。有難うございました。
大学院というのは、学部とは異なり、研究機関です。 教育機関ではありません。 講義はあくまでも研究に必要な情報が提供されるだけです。 無駄な研究を避けるためには、世界中で過去にどこまで研究が進んでいるのかという情報と知識です。 従いまして院での入試でも、何を何故に研究したいのか、その研究を遂行できるだけの知見を有しているか、が問われます。 天文学を勉強したいと言うと、であるならば学部へ行ってくれ、と言われます。 学部での専門とは異なるテーマを選択した院生の中には、研究に必要な基礎知識を習得するために、学部の授業を受ける人も沢山います。 文系から理系への転部が難しいのは、基礎的な考え方が不足していることが大きく影響しています。 理系で必要とされる理論構築に必要な基本的な知識や考え方ができれば可能性はあります。 高等学校の数学や物理、化学などの点数が高かったというだけでは通用しません。 入学試験を受けなおしてくれ、と言われます。 よく数学的なものの考え方と言われますが、この理系特有のものの考え方です。 文系とは本質的に異なりますので、注意して下さい。 世の中には、大学や学部を二つ卒業している人はいくらでもいます。 中には、修士課程や博士過程を複数終了している人も沢山います。 大学が原則八年間の在学を認めているのは、落第を救済するための制度ではありませんので誤解なきよう願います。 「博士課程修了退学」という肩書きもあります。 学位と課程修了とは別物です。 課程を修了しても学位を取得していない人も沢山います。 教授だのなんだのと言う給与身分とはいずれも全く異なります。 高等学校の延長線上で大学を考えると誤解が生じますので注意して下さい。 大学はあくまでも大学であって大学校ではない、という違いに注意して下さい。
お礼
そもそも何故院へ行くのか考えさせられました。一回学部へ理転してからという考えを欠いていました。それもいいかなと思っております。有益な御回答ありがとうございました。
- amaguappa
- ベストアンサー率36% (140/385)
友人は文系の修士から地方国立の医学部へ進学しました。医者の子供でしたが、修士までは寄り道して、その後は必ず医学部へ行くことをお父上と約束したのだそうです。東大の学友でした。忙しそうにはしていませんでしたが、努力家だったと思います。 受験の実力というものは、中学のうちにほとんど培われるものです。高校はひとつの環境のようなものだと思います。そして学部に入ったあとはただ意思と努力で道を開くものだと思います。 天文学カテゴリで質問なさっておいでですので、どのような回答が集まるか、わたしには予測出来ませんが、あなたの人生であなたがしようと思うならすべてが可能です。日本の若者は、意思と選択と努力と忍耐と運によってすべては「可能」だということを、あまり知らないようですね。
お礼
文系学部から院へ理転はかなり難しそうですね。一旦理系の学部へ転じてからの方が可能性がありそうですか。数学を長らくやっていないもので。 努力と忍耐を肝に銘じておきます。
- TooManyBugs
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まったく不可能とはいえないでしょうが。 あなたの学力が解らないので一般論になりますが最低限理学系学部卒業程度の数学、物理等の学力は必須でしょう。 とくに演習や実験については独学では難しいでしょう。 大学が他学部のこういった授業の履修を認めるかどうかでしょうね。
お礼
そうですよね。理系の場合、実験とかがありますよね。文転とは訳が違いますよね。ありがとうございました。
お礼
とても真摯な回答に大変嬉しいです。 全ての提案に希望が持てそうです。 給料が出るのは少し聞いたことがありますので、深く調べてみたいと思います。 科目履修生として在籍し続けるという手がありましたね。まだまだ満足する選択が潜んでいそうです。 ご丁寧にありがとうございます。