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剛体振り子の運動方程式について
閲覧ありがとうございます。 現在理系で学習を進めている大学1年生の者です。 剛体振り子の問題が解けなくて行き詰っています・・ 画像の問なのですが、 (1)は棒が一様=重心が中点=慣性モーメントは1/12(ml^2)であってるのでしょうか? (2)並進F=ma, 回転 Iβ(角加速度)=N に代入すると思うのですが 並進 ma=(-mgl/2)sinθ 回転 Iβ=(-mgl/2)sinθとなってしまい、特に並進運動の部分がよく分からないです・・・ (3)はθの関数というのがピンとこないのですが、 sinθ=≒θとおいて θ(t)=Asin(ωt+α) の形にすれば良いのでしょうか? どなたか御教授して頂けたら幸いです。
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- u962878k
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(1)はそれで合ってます。 (2)の並進運動について 重心の座標(XG,YG)を使って力学的エネルギーを求めると(dXG/dt=XG’としますねYGも同様です) 運動エネルギーT=(1/2)m(XG’^2+YG’^2) ポテンシャルU=mgYG ラグランジアンL=T-U=(1/2)m(XG’^2+YG’^2)-mgYG ∂L/∂XG’=mXG’ ∂L/∂XG=0 ∂L/∂YG’=mYG’ ∂L/∂YG=-mg 以上より(XG,YG)を使うと並進運動の方程式はこうなります mXG’’=0 (1) mYG’’=-mg (2) となります。 ここからXG=(L/2)sinθ YG=-(L/2)cosθ としてXG’’とYG’’をもとめて、XG’’*cosθ+YG’’*sinθ=(L/2)θ’’ また(1)と(2)からXG’’*cosθ+YG’’*sinθ=-gsinθ 以上よりθを使うと並進運動の方程式はこうなります (L/2)θ’’=-gsinθ (L/4)θ’’=-(L/2)gsinθ (3) 回転運動については重心回りではモーメントは働いていないので (1/12)mL^2θ’’=0 (1/12)θ’’=0 (4) (3)+(4)より (1/3)θ’’=-(L/2)gsinθ となります。 長文失礼しました。
- NemurinekoNya
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こんばんは。 ☆(1)は棒が一様=重心が中点=慣性モーメントは1/12(ml^2)であってるのでしょうか? ◇はい。 IG = ∫[-l/2,l/2]ρx^2dx = (1/12)ρl^3 = (1/12)(ρl)l^2 = (1/12)ml^2 ですね。 ρは線密度で、ρl = m。 ∫[-l/2,l/2]は-l/2~l/2の定積分。 ☆(2)並進F=ma, 回転 Iβ(角加速度)=N に代入すると思うのですが 並進 ma=(-mgl/2)sinθ 回転 Iβ=(-mgl/2)sinθとなってしまい、特に並進運動の部分がよく分からないです・・・ ◇I = IG + m(l/2)^2 = (1/3)ml^2 ですから、 Iβ=(-mgl/2)sinθ (1/3)ml^2・β=(-mgl/2)sinθ (あ) 慣性モーメントI = IG + m(l/2)^2ですから、 運動方程式のIG・βは重心周りの運動をあらわし、 m(l/2)^2・βは重心の併進運動を表わしている、 ということを言えばよろしいのではないでしょうか。 ☆(3)はθの関数というのがピンとこないのですが、 sinθ≒θとおいて・・・。 ◇sinθ≒θとして、(あ)に代入すれば、 (1/3)ml^2・β=(-mgl/2)θ ですよね。 β = d^2θ/dt^2 = θ'' なので、 (1/3)ml^2・θ''=(-mgl/2)θ あるいは、さらに整理して θ'' = -(3/2)・(g/l)θ これは単振動の式ですよね。