• 締切済み

日本語や著者の心がうつくしいと思える本

こんにちは。 日本語の美しさや、著者の感性、心の美しさを感じさせる文章や本、物語を、 わたしは読みたいと思っていますが、あまり知りませんし、まわりに詳しい人もおりません。 探していますが、なかなか出会えず、困っています。 皆さんから、これまでに出会った心の名作をお教えいただけたら、とてもうれしいです。 時間がかかるかもしれませんが、ぜひ読んでいきます。 絵本や童話などでもかまいません。 そのときのご感想もお話頂けたら嬉しいです。 なんとなく知ってるぐらいの紹介や、あまり読んだことないけど名作だから、有名な作家だから、というご紹介はご遠慮下さい。 よろしくお願いいたします。

みんなの回答

回答No.7

私自身どういう回答が持ち寄られるか興味があります。 ちょっと補足いたします。 このOKWaveで「おすすめ 本 小説」で検索すると、13,234件出てきました。 ものすごい頻度で繰り返し質問されてきたんですね。 一度の質問で5~6件回答を受けてクローズされているようです。こちらも参考にされると良いのではないでしょうか? 言葉が美しいと思った本を中心にご紹介しましたが、実際のところ作品中全般で現れるものではないので期待されるものとは異なるかもしれません。 ただ、多くの小説を読んだ後で最終的に一番言葉が美しいと思えました。 あと、No.6での感性の話で2作品取り上げましたが、ちょっと質問のタイトルから遠いものでした。ただ自分のおススメを書きたかっただけですね。 美しいという点では『ドン・キホーテ』や『カラマーゾフの兄弟』が最も美しい作品だと言われています。「言われています」というのは私自身読んでもまだ実感できていないので。 崇高な志とそれを無残にもおとしめる道化、それでも・・・という基調が共にあると思うのですが、そういった姿勢こそが美しいと。 美しいものをそのまま人に見せて「美しいだろう」というのは芸術ではなく、そうではないものを見せながら美しいと思わせるものこそが芸術であり美しいのだと聞いたことがあります。 ただ、『二十四の瞳』や(ネットでの書評から)『西の魔女が死んだ』のようなものが全体的にご質問の内容に合っているのではないかと思いました。

回答No.6

『ドン・キホーテ』 セルバンテス著 岩波文庫 ・・・ドン・キホーテがおとなしく家に帰るようドロテーア(女性)がひと芝居演じる場面などで格調高い言葉が出てきます。新鮮に感じる言い回しが多いですね。 『人形の家』 イプセン著 矢崎 源九郎訳 新潮文庫・・・言葉遣いは良いです。夫が妻を小鳥のように可愛がってます。 演劇調なので一風変わった感じがすると思いますし格調高い言い回しでもあると思います。演劇作品を探されても良いのではないでしょうか? 私はシェークスピア作品を全く読んでませんが。 以下、男性ならば という話で、 著者の感性でいうなら、 『肉体の悪魔』 レイモン・ラディゲ著 新潮文庫 (フランス文学)・・・16~18歳のダイヤモンドのように硬質な文体。この作品を超えるものは滅多にないでしょう。 『ガリバー旅行記』 スウィフト著 平井 正穂訳 岩波文庫 ・・・ 常識に囚われない発想で強烈な風刺、文明批判。童話で小人の話は有名ですが、これは本物の方です。 この辺でやめておきます。

totorimokomoko
質問者

お礼

ガリバー旅行記! 大好きです。小さい頃かじりついて読みました。 そのほかのご紹介の本は耳にしますが、すべて未読です。ドン・キホーテは中学生の時に読んで、挫折したので、また読んでみます。 肉体の悪魔、気になりますね。ありがとうございました。

回答No.5

すいません、壺井 栄は女性でした。 いまさら気づくとは...男と信じてました...アホですね

totorimokomoko
質問者

お礼

いえいえ、わざわざお調べいただいて、うれしいです。どんな文体か、かえって興味が湧きました(笑)

回答No.4

『二十四の瞳』 壺井 栄著 です。 http://books.google.co.jp/books?id=YYY85QksKDYC&printsec=frontcover&dq=%EF%BC%92%EF%BC%94%E3%81%AE%E7%9E%B3&hl=ja&sa=X&ei=EvGRU7reIYrLkAX_iYFQ&ved=0CEIQ6AEwAA#v=onepage&q=%EF%BC%92%EF%BC%94%E3%81%AE%E7%9E%B3&f=false 言葉遣いという点でたいへん優しいという印象を受けました。 著者は女性とおもいきや... という点でも非常に印象深い作品でした。

totorimokomoko
質問者

お礼

有名なのに、いまだに読んでいません。この機会にぜひ読んでみます。女性作家さんなのですね。 直感的に、いまの自分が学びたいことがあるような気がしました。 ご紹介いただき、ありがとうございます。

回答No.3

千夜一夜物語です。訳がいろいろありますが、私が読んだのは『バートン版 千夜一夜物語』 (ちくま文庫) 大場 正史訳 です。本の表紙のイラストが妖艶ですが... シャーラザットが王に向かって話すときや、妹が姉に話す時の口調は非常に格調高く感じました。 「おお、恵み深い王様、分別高き王様。わたくしの伝え聞きましたお話と申しますのは...」 1巻か2巻は王とシャーラザット、妹の対話が多くあります。 これを千一夜続けるのはよほど賢い女性なんだろうとか、語る時の様子を想像したり...いろいろと印象深い作品でした。 日本の文化を描いたものではないにせよ、読んだ当時私は非常に美しい言葉だと思いました。

totorimokomoko
質問者

お礼

アラビアンナイトですね! 大好きです。 ご紹介の文庫からの話は知らないものでしたので、ぜひ拝読します。聞いただけで胸がわくわくしてきました。 本当にこの物語集は、魔法そのものですよね。 わたしにとっても美しい物語、記憶です。

  • kine-ore
  • ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.2

今は昔、インターネット前夜のパソコン通信時代のことでした。ある読書フォーラムにおいて「須賀敦子」を紹介され、その「日本語の美しさや、著者の感性、心の美しさを感じさせる文章」に感じ入ったものでした。 特に「遠い朝の本たち」ではつい、うるうるが禁じえなかったものです。 「美しい文章が生み出す霧にかすむ記憶」 http://www3.ocn.ne.jp/~zip2000/milano.htm 「遠い朝の本たち」(読書メーター) http://book.akahoshitakuya.com/b/4480814094 「須賀敦子 コルシア書店の仲間たち」(「松岡正剛の千夜千冊」) http://1000ya.isis.ne.jp/0191.html 「稲見一良」もパソ通時代に教えてもらった作家です。 映画界に尽くして病を得、50代半ばに手術を受けるが最早全摘出は叶わず、再発した場合での三度目の手術が精一杯と宣告された彼は、その余命を懸けて居を自然の残された花見川の地に移し、創作生活に全力を傾けた。そして残してくれた男のロマン・大人のメルヘン、その幾冊かに凝縮された燻し銀の精華のほど。 「ダック・コール」(読書メーター) http://book.akahoshitakuya.com/b/4150304025 「流し読み日誌」 http://lovetom.jugem.jp/?eid=342 「稲見一良「花見川の要塞」」(モールスキンとめぐる冒険) http://plaza.rakuten.co.jp/hisahiro/diary/200710190000/

totorimokomoko
質問者

お礼

パソコン通信、の時代のお話。貴重なご経験からの本のご紹介、とても嬉しいです…。心からお礼申し上げます。 幸い? ご紹介の本はどれも知らず。 読む楽しみができました。 著者と本のなかで出会えること、本を通じて人と交流できる不思議な縁、 なによりもわたしにとっては楽しいことです。 ありがとうございました。

回答No.1

「日本語の美しさや、著者の感性、心の美しさを感じさせる文章や本、物語」をお読みになりたいとのこと、作品に心の美しさが現れていも、現実の著者自身が美しい心の持ち主とは言えない場合があります。ですから、私の狭い拙い読書経験で「登場人物の心の美しさ」が表現されたと思う作品を紹介します。   宮沢賢治 著 「グスコーブドリの伝記」や「よだかの星」です。宮沢賢治は東北人ですから、美しい日本語とはいうよりは、純朴で誠実な日本語で書かれていると思っています。あえて古典は除外しました。

totorimokomoko
質問者

お礼

〉純朴で誠実な日本語で書かれていると思っています。あえて古典は除外しました。 そういったものの方が助かります。ご紹介いただいて、どうもありがとうございました。 以前読んだことがありますが、とてもやさしく、強い物語ですよね。 一度しかよんでないので、改めて読んでみます。 ありがとうございました。

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