- ベストアンサー
フランス語の動詞の自動詞と他動詞に関して
- フランス語の動詞には自動詞と他動詞があります。
- フランス語の文章で「Je bois du thé.」という文が出てきますが、これは「お茶を飲む」という意味です。
- フランス語でお茶を飲む場合には慣用的に「du」を使用しますが、他動詞「bois」を用いても自動詞としても使うことができます。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
先にお断りしておきます。私は、文法学者でも、比較言語学の権威でもありません。 そんな条件で私の意見を聞いて下さい。 各言語で同じ文法用語が使われます。見た目には同じでも、その言語ごとに意味や定義は異なります。 英語では、形容詞と云えば、名詞を修飾する単語と定義されます。日本語では、他の言葉を修飾する単語で、活用のあるものです。日本語の形容詞は動詞を修飾することもあるのです。 同様に文法用語の定義は、英語とフランス語で異なります。質問されたcincinnati さんは、自動詞、他動詞という言葉を英語の定義で理解しておられるように感じました。 フランス語の動詞 boire では、 du thé. と部分冠詞が附いていても他動詞なのです。 これに対し、英語では wait for you の様に前置詞が附くと自動詞に分類されます。 他言語間の意味の類推、文法解釈の類推は、素早い理解に便利なときもありますが、気をつけないと危険もあると、素人ながら私は思います。 スペイン語などでは、他動詞の目的語が人間であると、前置詞が挿入されたりします。(よい例が今思い出せません。)だから自動詞だと云わないで下さい。スペイン語の定義ではそれでも他動詞なのです。
その他の回答 (5)
- Oubli
- ベストアンサー率31% (744/2384)
既に回答がありますが、部分冠詞ですね。 英語でI drink tea. というところをフランス語ではJe bois du the'といいます。 つまり、英語では不定の非可算名詞は無冠詞になりますが、フランス語では冠詞をつけなくてはならす、その場合部分冠詞になります。「紅茶というもの」がle the'で、その不定の一部ということでde le the' =>du the'だ'と理解しています。
お礼
ご回答ありがとうございました。
- salineroya
- ベストアンサー率37% (162/434)
相談者の方はdu=de+leなのでfromやofが動詞の後に来るのからboireが自動詞か他動詞か判断が着きかねているのかと思いますが、de+定冠詞で一つの冠詞と考えれば、思い悩むことはないかと思います。他の方も答えられているように、du théのduは数えられないもの(男性名詞)の前につく部分冠詞、de la viandeのde laは(女性名詞)の前につく部分冠詞。これらは一つ、二つと数えられません。また抽象的なものの前に着く場合がavoir du courageなどがこの例です。
お礼
ご解答ありがとうございました。現状では皆様のお答えからduという冠詞とde+le=>duは別の単語と理解することにしました。
「部分冠詞」というキーワードを書きました。 この文法用語を調べましたか。文法書か辞書を調べましたか。 重要な文法事項ですので、この回答欄だけで説明しきれない たくさんの内容が書かれているはずです。 du (=de le), de la :元の形は前置詞 + 定冠詞 ですが、 本来の用法のほかに部分冠詞として使われる特殊用法もある と いうことです。判別といえば判別です。意識して判別したこと はほとんどありませんが。 C'est de l'eau. (それは水です) 本来は動詞とは関係ありません。 J'aime le café. (コーヒーが好き) のように意味的に、通常部分冠詞を使わないものあります。 (部分だけ好きはちょっと変でしょ) manger du pain パンを食べる avoir du courage 勇気がある avoir de l'argent お金がある
お礼
ご回答ありがとうございました。参考例を挙げていただきましたので、フランス語では部分冠詞というものがあり、そのまま用法として覚えることにします。そのうちに理由が解るのではないかと思います。
- Erdbeerkegels
- ベストアンサー率33% (155/468)
boisを他動詞的に用いようが自動詞的に用いようが自由で・・・ boire( 飲む)という動詞には他動詞は存在しませんので、上記の質問が成り立たなくなります。 日本語で、飲みますbois や、 私は飲みますje bois フランス語では存在しません。Je(主語)+ bois(他動詞)+ du(部分冠詞) thé(目的語). ~を飲む 目的語が必要になります。 例外として目的語なしの用法もあります Il boit trop.彼は飲み過ぎる(水・葡萄酒) 慣れるまで動詞毎辞書を見て、他動詞があるか自動詞だけか確かめる必要があります。
お礼
ご回答ありがとうございました。
du は、部分冠詞です。 数えられないものでは定冠詞だと性質とか全体的なものを 表します。ある程度の分量という意味を持っています。 英語でいうと不可算名詞につく some に近くその弱い意味です。 もともとは de は、英語 of に近い用法だったんですが、 some of の省略形が発達したと解釈してもいいでしょう。 なお否定では、部分冠詞 du, de la, de l' は de(d') になります。 部分だけの否定では変ですからね。 Je bois du thé. → Je ne bois pas de thé. boire は、他動詞のままですね。
お礼
ご解答ありがとうございました。
補足
つまりduには前置詞と冠詞の合体した形態と単に前置詞としてのみの働きしかない2個の別の単語だという理解でよろしいでしょうか。あるいはdu=de+le(of the, from the)であるが用法としては(部分)冠詞なので他動詞の後につけることが可能という事なんでしょうか。あるいは2個の意味の内のどちらかか常に判別してゆかねばならないという事でしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございました。確かに常々英語を主体に用いて来た、形容詞だ、冠詞だという言葉の意味がフランス語では異なるだろうという事は感じておりました。文法には関心がないのですが、他動詞(英語の感覚で)の後にdu (de+le)という前置詞と冠詞が来ることに驚いていましたので、質問をさせていただいた次第です。