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上智大学 神学部

上智大学の神学部について質問です。 上智大学の神学部では、キリスト教のことだけしか学ばないのでしょうか?具体的にどのような事を学ぶのかや、キリスト教以外の勉強はしないのかなどについて知りたいです。 現在上智大学の神学部に在学中の方や、卒業生の方など詳しく知っている方、ぜひ教えていただきたいです。

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回答No.2

卒業生です。 キリスト教だけを学ぶ、なんてことはありません。 比重はもちろん大きいわけですがキリスト教だけを学んで大学は卒業できません。 語学やウェルネス(体育)その他基本となる必修科目はどこの学部も一緒です。 そして学科の科目は、ほぼすべてキリスト教に関連した内容になっていますが、それでもいろいろな分野に触れています。哲学はもちろん、倫理や政治、文学にいたるまでです。 そのほか他学部他学科の授業も興味に応じて受講して、卒業単位にできます。 私なんかはほかの宗教にも興味あったので、イスラム教についてだとかも他学科へ学びに行きました。 あとはそうですね、哲学やら福祉やら。看護学科ができてからそちらにももぐりこみましたねえ。 私の軸となる興味が「共生」「ケア」にあったのでそれらを考えるのに必要であろう科目を履修しました。 上智は医学部以外は大抵揃ってる総合大学に近い大学なので、幅広く学ぶことができたと思っています。 どこの大学に進学するにせよ、軸があるとよいと思います。 実際私も軸が定まったのが後半なので、ひとまずは興味の赴くままに学部を選択するのがよいかと。そこで突き詰めて自分が何に興味を持って行ったのかを考えて興味の根っこを見つけると学問に取り組みやすいかと存じます。 最初は漠然とした興味で、キリスト教を学ぼうというのでもいいと思います。 でもやはり4年学び続けられるほどの関心がキリスト教にないと卒業論文の際困ります。辛いと思います。 関心を持って、基礎となる科目や自分なりにキリスト教についての理解を得られるようにはカリキュラムを組んでいく必要があると思います。 ただ、信仰の有無は関係ありません。私もそうですが、今や信徒でない学生が大半です。 学科の先生は9割神父様だったりシスターと机並べたり個性的な学科ですが、信仰を強制する方はいません。(少なくとも私は出会いませんでした) しかし、信徒で学びに来る方の意欲や聡明さは群を抜いており、その姿勢はとても勉強になり励みになります。 キリスト教の健全な信心深さを肌で理解したいというならおすすめの学部です。日本でほかにはありません。 あ、卒業後の進路は宗教科の教員になる方が割合多めですが、普通に一般企業に勤める人も多いですよ。本人の力量次第でどこにでも勤められると思います。神学部を選んだしっかりとした理由が言えれば、印象は強いと思いますよ。 また詳しくはオープンキャンパスにいらしてくださいな。教授がなーんでもこたえてくださいます。ええ、なんでも。怖くないし宗教勧誘もないから、安心してくださいね。 おまけになりますが、キリスト教だけを学ぶ、というのも実際は難しいものですよ。 その歴史を考えたら2000年もの歳月があるわけですし、キリスト教成立以前も旧約聖書を通して学ぶことになりますしね。ある意味地上が創られてから今まですべてが学問の範疇になるわけですから、もう、ひえーです。(笑) 私はとても奥行きのある一つの宗教の、中でも自分が特に興味のある一点とその周辺しか学ぶことしかできなかったな、という印象を持っています。 卒業してもまだまだ勉強しがいのある、やりがいのある分野です。

  • carrotcake
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回答No.1

上智大学のHPに >カトリック司祭聖職者・信徒養成および宗教科教員養成という専門職教育が重要な使命である。 と書かれてあります。 http://www.sophia.ac.jp/jpn/program/purpose/shingaku_pur 上智大学の神学部といえばカトリックの司祭を志した人が進学する学校というイメージです。 一般教養の授業はあると思いますが、他の宗教について学ぶ機会はないと思います。 医療関係の学部と同じように、自分の将来の仕事がほぼ決まる学部だと思います。 (生涯独身の誓いを立てるわけですから、心理的なハードルは高いと思います) お近くのカトリック教会へ行けば、上智大学神学部出身の神父さまがいらっしゃるでしょう。 具体的な学習内容や雰囲気など、教えてくださると思いますよ。

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