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体制?態勢?どっち?
「私どもは万全のサポート“たいせい”をとっています」 と、言いたい場合、体制または態勢のどちらを使えばいいのでしょうか? 辞書で調べても悩んでしまいます。 どなたかご教授お願いします。
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安心して大丈夫ですよ。 私は新聞社の元校閲員ですが「そういうことを考えるプロ」が 「おいおい、どっちだどっちだ」と部署内でやり合っていますから(^-^)。 判断基準のひとつは、多くの方が答えられているように その「たいせい」が一時的・短期的なものか(=態勢)、 恒久的・長期的なものか(=体制)です。 また、参考URLはNHKの見解ですが、そこにあるように 「身構え」を強調したい文章なのか(=態勢)、 組織を強調したい文章なのか(=体制)です。 そのどちらにでも取れる場合は「記者が書いた方」を紙面に出しています。 今回のご質問はどちらにでも取れそうですので、私の元職場では あなたが「体制」だと思えば「体制」が正解になります。 上司が「態勢」だと思えば「態勢」が正解になります。 書き手しか正解を持っていません。 もうこの先は、あなたと上司の力関係になってきますね(^-^)。 ただ、態勢には、 よく言えば「需要に合わせた」といった臨機応変なイメージ 悪く言うと「間に合わせ」のイメージがあります。 体制には よく言えば「ちょっとやそっとじゃくずれない」といった磐石なイメージ 悪く言うと「わが道をいき、聞く耳をもたない」のイメージがあります。 そのどちらを表現したいかでしょうね。 なお、私でしたら「態勢」を使います。 お客さんあってのサポートですから 「聞く耳があること」や「臨機応変」を強調します。 また、5番さんがおっしゃっているような 「万全の~を取る」という言葉との親和性を考慮します。
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ただ、態勢には、 よく言えば「需要に合わせた」といった臨機応変なイメージ 悪く言うと「間に合わせ」のイメージがあります。 体制には よく言えば「ちょっとやそっとじゃくずれない」といった磐石なイメージ 悪く言うと「わが道をいき、聞く耳をもたない」のイメージがあります。 ⇒私には、上記のようなイメージはまったくありません。 辞書の定義というのは、一般に言葉がどのように用いられているか、ということを書いているものです。 上記のようなイメージは、このイメージを持った方の、個人的なイメージであることを忘れてはいけません。 なお、新明解国語辞典(第5版)という大変個性のある辞書では、 『体制 2 〔社会を一つの生物に見立てた上で〕その組織を運営する上での指導方針や、政治構造の在り方。』 『たいせい【態勢】 準備が整って、いつでも何かが出来る身構えや状態。』 と定義しています。また、広辞苑第5版では 『体制 (2)社会組織の構造や様式。社会を1個の有機体に見立てていう。「戦時―」』 『態勢 物事に対するかまえや状態。「受入れ―」「万全の―」』 と定義しています。 サポートは組織がするものです。ただの態度や心構えではありません。 ですから、「組織が」という意味の含んだ「体制」をもちいるのが、本来の姿かと思います。 しかし、先ほども書いたように、上司がそういうなら、「態勢」なのでしょう。 その上司が仮にものすごく謙虚な人なら、「態勢だよ」などといわないで、辞書をひいたはずです。 すこし謙虚な人なら、質問者さんの意見をきいてくれるかもしれません。 でも、「態勢だよ」などと、自分の知識に何も疑問を持たないような人物(と私は思ったのですが)ならば、質問者さんが正しいことを言えば言うほど、質問者さんとの人間関係が悪くなるだけのように思います。 結局、「ただしい」なんていうのは、意味がないのです。「通じる」とか「この言葉を使いたい」に意味があるのでしょうね、ビジネスの場は。 ※「あなたはどんなひと」の欄を「専門家」にしたのは、私が品質管理、顧客満足、の専門家という意味です。
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ご返答ありがとうございます。勉強になりました。お客様が体制または態勢という文字を読んで、どうイメージしてくれるかにもよりますね。結局、みなさまの意見を、なんと部内で検討し、「体制」を使うことになりました。皆様ありがとうございました。上司!ざまーみろ(笑)
上司がいうなら「態勢」でしょう。 だって、その会社のサポート体制は「一時的」なんでしょ?今はがんばって対応するけど、あとは知らないよ・・・という。 言葉をいい加減に使う上司だ、と断定してあきらめるか、言葉をちゃんと使う上司がいうのだから、このサポートは「一時的なものだ」と考えるか、どれかでしょう。 私は、サポートとは「お客様がサービス・商品を使いやすいように、満足のいくものとするように」する活動すべてだと思います。 当然その活動とは恒久的なものであり、かつ、システマティックなものでなければなりません。 「人による暖かなサポート」であっても、それは、システム、すなわち「機能と機能が連携しあって、ひとつの目的を達成する機構」であることには違いありません。 ですから、本来、「サポート体制」と書くべきなのです。それが当たり前の「サポート」のありかたです。 顧客指向の。 でも、そうじゃないサポートなら「サポート態勢」って書いてもいいかもしれませんね。いつも、体制がかわっているのかも。「サポート態勢」だと。 まあ、世間では言葉の意味なんて考えないひと、たくさんいますよ、意味もわからず考えもしない。そういうひとね。
お礼
上司の上司にも相談しちゃいました(笑)普通は失礼なんですけど、そういうお方ではないので…。「私たちはお客様をサポートするシステムを組んでいます」という意味が強いので、「体制」に軍配があがりそうです。
持続的、統一的という意味を含むのが、体制 一時的、部分的という意味を含むのが、態勢 ですので、会社で使用するのなら、お客様へのアピールとしては、恒久的に支援するという意味で、体制がよろしいかと思います。
お礼
ごめんなさい、ポイント差し上げたかったのですが操作を間違えてしまったようです。これビンゴですね!上司に行ってみます。
- yorozu1
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これは難問ですね(笑) 私は両方アリだと思います。 検索かけると、「サポート体制」の方が圧倒的に多い。 「体制」を「システム」と捉えるならば、ビジネスモデルの説明なら、こっちの方がしっくりくるかも。 「万全の~」ときたら、私はまず「態勢」を思い浮かべます。仮に、「万全のサポート─で臨む」でしたら、間違いなく「態勢」を推していましたが、「とる」という曖昧な動詞の場合はまさにどちらとも「とれる」んじゃないかと。 個人的には「態勢」を推したい。 なぜなら「体制」には感じられない熱意や人間味に溢れていて、誠意を感じるからです。 もしmetalerさんが「体制」を推したいのなら、先ほどの検索結果を元に、多数決を主張してはいかがでしょうか。
お礼
ご返答ありがとうございます。ビジネスモデルとして体制を使いたいのですが、一方で懇切丁寧にサポートしているという意味もはずしたくない…。というわけで、部内では大論議になっております。
- MetalRack
- ベストアンサー率14% (298/2040)
サポート体制で、WEB検索すると沢山出てきます。 色々な学校、会社で使われている言葉です。 1つを参考に付けておきます。
お礼
なるほどです。確かに検索結果は多いようですね。
- ChM
- ベストアンサー率56% (875/1559)
「物書き」のひとりです。 「態勢」でしょうね。 「体制」は、国家・社会・組織などの恒久的仕組み、様式、システムなどで、「教育体制、反体制、独裁体制」などに使います。 「態勢」は、特定のものごとに対応する一時的、臨時的、部分的な構え、状態で、「選挙態勢、準備態勢、出動態勢、受け入れ態勢」などに使います。サポートは、こちらに分類すべきものと考えます。 体の姿勢、勢いは「体勢」です。「射撃体勢」などです。念のため。
お礼
ご返答ありがとうございます。 うぅ~やはり「態勢」ですかね。 ただ「組織などの恒久的仕組み」ではあるんです。 「万全のサポートシステムをとっている」という意味ならば「体制」になるのではないですか?
- myu2001
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体制ですね♪ 英語で言う『システム』と考えて宜しいかと思います。
お礼
ありがとうございます。 広辞苑第五版によると たい‐せい【態勢】 物事に対するかまえや状態。「受入れ―」「万全の―」 とあったので、どちらを使えばよいのか、大変迷っております。 私個人も「体制」を使うべきだと思うのですが、 上司が上記の文章を見せて「態勢」だと言うのです。 それを覆す確固たる証拠が分かるといいのですが。
- MetalRack
- ベストアンサー率14% (298/2040)
体制の方です。 態勢は、体の姿勢のことを言います。
お礼
ありがとうございます。ただ、体の姿勢をいうのは、体勢かと思うのですが。
お礼
参考URLかなり参考になりました。ありがとうございます。親和性は欠かせませんが、文脈上、盤石なイメージを訴えたいので、個人的にもやはり体制を使いたいと再度申し出ます。