特定秘密保護法案を廃案にするためには？

質問

特定秘密保護法案が、衆議院で可決されました。

衆議院は『賛成多数』で可決ということでしたが、『可決』とは何人からなのですか？過半数（全体の半分よりも多い数）なら可決でしょうか？

次過程、参院の審議では、議員は全部で242人、半数は121人。自民党は 114人です。自民党以外7人以上が希代の悪法に賛成すれば可決ということになってしまうのでしょうか？

また、各議員には『党議拘束』がかかっているものなのでしょうか？例えば党会員でも、個人の考えが異なれば党が賛成した案件でも方針を違えて反対の立場をとることはできますか？

主権者として自分でできる範囲のアピールをしたいと思っているのですが、faxはどの党派に重点をおいて送ればいいのか、何人に送ればいいのか、考える参考にしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

回答No.4

tyr134 · ベストアンサー

法案は，衆参両議院で過半数の賛成で可決されれば成立します。
また，衆議院で可決され参議院で否決された場合，衆議院で3分の2以上の賛成があれば成立します。
現状，衆議院では自民党+公明党の与党で3分の2，参議院では同じく自民党+公明党で過半数握っていますから，参議院で可決されて成立という流れが止められない情勢ですね。

＞また、各議員には『党議拘束』がかかっているものなのでしょうか？

殆どの場合，党議拘束がかかっているのがデフォルトでしょうね。日本は。
生かすは個人よりも組織だという日本人らしい慣習ですね。
とはいえ，「造反」組が出る可能性もありますので，一有権者として行動を起こす（合法に限る）のは良いと想います。
自民党内にも，今回の可決は拙速すぎるという人もいるみたいですし。（まぁ，造反する気概・勇気があるかは疑問ですけど）
あとは，みんなの党を離反させるという手もあります。
今回の衆議院での可決も，みんなの党を味方に引き入れたというのが背中を押したという見方もあるようです。
つまり，例え一党であっても「野党」も賛成したのだから，国民の総意だというわけです。
与党だけの可決だと，数にまかせて強引に可決したとの誹りは免れませんから。
あとは，修正合意しながら反対に回った維新をいかに取り込むかが参院での肝になってくるんじゃないかと。

＞faxはどの党派に重点をおいて送ればいいのか

民主・社民・共産は，ほっというても反対だと思うのでこちらに働きかける必要は無いと思います。
となると，やはりみんなの党と維新を反対派に引き込むために働きかけるのが有効かと。

参議院は良識の府と言われてますし，各党の参議院議員の良識に期待しましょ。
ではでは、参考になれば幸いです。

お礼

tyr134さん、ご回答ありがとうございました。『参議院では同じく自民党+公明党で過半数握っていますから，参議院で可決されて成立という流れが止められない』‥‥‥ほんとうに、おっしゃるとおりです。であっても、大変前向きな、実践的なご指摘をいただきとても嬉しく感じました。おおいに参考にさせていただきます！

機密事項が各国との関係の中で必要となるのは十分に理解できます。しかし「戦争ができる 普通の国、アメリカ」の ”秘密保全法”においても、その運用には細心の注意が払われていると聞きました。こんな大事なひとりひとりの人生を左右するかもしれない法案ですから、十分な議論を経て採決するというのが筋だと思いました。拙速な強行採決など、民主主義国家のすることではないと思いました。

回答No.8

cse_ri2

原則、賛成。つーか『スパイ天国』と呼ばれている日本の現状を変えるには、これしかありません。
あと、No.5の方の意見にある外患罪の件と、あとスパイ防止法も必要。

イージス艦情報漏洩事件に見られるように、今後中国は今よりもさらに輪をかけて、日本から最新兵器の情報を盗もうとするでしょう。
それに対する対策が必要なんです。

問題は、保護機関が最大６０年ということ。まあ、関係者がすべて墓の下に逝ってからということなんでしょうが、いくらなんでも長すぎる。
３０年で十分でしょう。

あと、原則非公開にする内容（独立総合研究所の青山氏が指摘していますが、身の危険が発生する恐れのある個人への名称公開と、暗号に関する問題など）をきちんと決め、その上で保護機関が過ぎたら原則公開とするのが望ましいです。
それをやらないと、質問者さんが危惧するような「国家の秘密警察化」が進む恐れがありますので。

まあ、公務員諸氏は、自分の出世だけ気にするのではなく、後世の評価と歴史家の審判。さらには子や孫の利益や名誉まで気にかけた上で、日々の公務に取り組んで欲しいものです。

お礼

cse_ri2さん、ご回答ありがとうございました。私も同意見です！各国との関係の中で、漏洩を罰する法を強化することは十分に理解できます。ただ、このような法の『運用』には細心の注意が払われるべきですよね。

例えば（no.３ の方へのお礼にも書きましたが）『重罰の対象は「特定秘密への漏洩」』とあるそうです。外国への漏洩」ではありません。安全保障と相関なく、国民をコントロールする恣意を感じざるを得ないです。

また、国家の安全保障に関わる場面で情報を提供する先の『適合事業者』に、国籍規定が存在しないというのもあるそうです。何が秘密かは秘密で、秘密は随時入れ替えることができ、国内には、秘密を統括するセンターは存在しません。秘密は国外に対しては解放されています‥‥（今のままだと）

『スパイ天国返上』のキャッチーな言葉で法案を捉えている向きが多い中、議論すべきはまさに法案に細かに示される運用についてだと思います。こうやっておしゃべりする中でお互いに解ってくることがあるのだとおもいます。パブコメの募集は短く、説明会は福島のみで答弁は疎かに強行採決がなされました。今回のような拙速なやり方に不安を覚えます。

回答No.7

妄想 願えば叶う（@takanoisoroku2）

今のままで日本がお気楽で平和な国であることを証明できるなら、廃案出来るでしょ＾＾

お礼

takanoisoroku2さん、鋭いご指摘です！まったく、力強くそれを証明したいものです。今回の法案は、日本ブランドの信用も地に落とすと思います。

回答No.6

jumpup

故稲葉修元法相の名言

「国民はもっと利口になるべきだ。
選挙で馬鹿に投票しない事だ。」

2016年参議院議員通常選挙は必ず行なわれる。
与党である自民党・公明党の議席を大幅に減らさせるしかない。
衆議院議員総選挙は、実施されるのは2016年の任期満了時だろう。
安倍政権がよほどの大失政をしない限り、任期途中の解散総選挙は考えにくい。
政治への不満は、選挙でしか晴らせない。
選挙で投票しない馬鹿者に、政治や政治家に文句を言う資格はない。

お礼

ほんとに自民党に当選させてしまったこと、慚愧に耐えません。選挙の時には誰でも良い顔を見せます。今回はパブリックコメントの募集も通常の期間より大幅に削られて、強行採決でした。政党政治にはある程度限界もあるのでは？と思った次第です。案件によって民意を問える諮問型（拘束力はないが、国民的な熟議と合意形成を促す）国民投票の必要性も感じました。ご回答ありがとうございました。

回答No.5

PENPENMAKKY

こんな法律は不要！外患罪８３.８４.８５.８６条の復活で充分と主張してみたらいかがですか？

ま、今回の法律なら１０年以下の懲役で済むが、外患罪だと死刑ね
８３条…軍事施設、電線、鉄道の破壊工作…死刑ないし無期懲役
８４条…武器を敵に売り渡す…無期懲役または３年以上の懲役
８５条…スパイ行為又はスパイを支援する…死刑、無期懲役または５年以上の懲役
８６条…上記以外で軍の行動を妨害する…２年以上の有期懲役

お礼

PENPENMAKKYさん、外患罪は知りませんでした。ご回答ありがとうございました。いろいろ個々が知り得たことを十分に出し合って議論して、その上で合意形成をしていくのが民主主義だと思います。法案に賛成反対以前に、今回のような拙速なやり方に抗議したいです。

回答No.3

noname#198573

中国が防衛線引いて、戦争けしかけてるのに防衛情報駄々漏れでもかまわないと？

お礼

a34443444さん、ご指摘ありがとうございます！まさに、問題はそこです。

この法案をよく見て行くと、なんと重罰の対象は「特定秘密への漏洩」なのだそうです。

各国（アメリカ、ドイツ、フランス、イギリス）では、「外国への漏洩（イギリスは「敵に有用な情報の漏洩」）」です。

国家の安全保障に関わる場面で情報を提供する先の『適合事業者』に、国籍規定が存在しないのだそうです。何が秘密かは秘密で、何が秘密かは随時 入れ替えることができ、国内には、秘密を統括するセンターは存在しない。秘密は国外に対しては解放されている‥‥。安全保障を傘にした恣意的なものを感じざるを得ません。「解放された先の、特定秘密情報の受け手はグローバル企業である」という論もありました。

回答No.2

gusin

安倍政権をぶっ壊しましょうｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

日本国民に告ぐ・・・

一斉蜂起せよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

お礼

安倍総理はベストドレッサーだそうですし、採決の時も（悪印象を避けて）退席を促されていました。きっと彼の人の良さ（？）をコントロールしている一派がいるのではないか？wwww

回答No.1

noname#187608

FAXなんて送ったらいつ秘密裏に闇討ちされるか分かりませんよ。静かにしているのが一番です。自民党と自民党シンパの公明党とみんなの党で過半数取って可決確実ですから。

お礼

ご回答ありがとうございました。おっしゃるとおり！ということが調べているうちにわかってきました‥‥。こういうのをバイオパワー（＝監視されているという暗黙のプレッシャーによって、実際には監視されていなくても監視されているかのように振舞う）というのだそうです。まさに今回の法案が可決すれば効果絶大だと思います（だって何が秘密かもわからず逮捕され得るのです‥‥）こわいです。