• ベストアンサー

リピータHUBでコリジョンが認識できなくなる?

よく、ハブ同士を接続するカスケード接続では、カスケードの段数が増えると 「通信の遅延が増加し衝突(コリジョン)を認識できなくなる」ため、 10BASE-Tで4段、100BASE-TXで2段という制限がある。 とありますが、よくわかりません。 これは、通信が飽和状態になり、パケットが損失するということでしょうか?? それとも一定時間内にコリジョンを認識できないということでしょうか??

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • asciiz
  • ベストアンサー率70% (6643/9411)
回答No.2

リピータHUB(または dumb HUB とも)は、受け取ったデータパケットを、全ポートに、リピート送信します。 ある端末がネットワークにデータフレームを流すと、それはHUBでコピーされ、HUBで繋がっているネットワーク全体が、一瞬、そのデータで満たされることになります。 そうして、ネットワークが繋がっている全端末のうち、「あ、自分宛の通信だな」と気づいた端末がデータを取得します。 つまり、ある一時点を見ると、全ネットワークはどれかの端末とどれかの端末、一対一の通信のためにだけ使われ、そのデータフレームが流れている間は、他の端末はネットワーク上にデータを流さないように、ちょっと待っています。これがコリジョン回避です。 ですが、HUBの段数が多くなると、全ハブを通してネットワークがデータフレームで満たされるまでに、時間がかかるようになります。 時間がかかると言っても電気の世界ですから、ナノ秒単位なんですけども。 データが届くのに時間がかかるようになると、ある端末がネットワークの状態を規定時間見て、使っていなさそうだから通信開始したのに、実は別の方の端からデータ通信が開始されていて、リピートしようとしたフレームが衝突してしまう、という状況が発生するようになります。 リピータHUBは、受信したデータをすぐに全ポートに送出しようとするわけですが、同時に複数ポートからの入力があった場合、どっちを優先したらいいか判別できません。 これが「コリジョン」で、「大概は通信できるのに、不意にデータが来なかったりする(コリジョンによるデータフレーム喪失)」という現象となって現れてきます。 ---- ですが、現在市販されているHUBは、ほとんどが「スイッチングHUB」です。 スイッチングHUBは、初めこそ全ポートにデータ送信(リピート)しますが、送受信されるデータパケットのMACアドレスを参照して、「この機器はこのポートに繋がっているな」ということを、どんどん学習して、最終的には、受信したデータを、宛先端末が居るとわかっている1ポートのみに、送信するようになります。 また、転送方式も「ストア・アンド・フォワード」方式などになっていて、受信したパケットを一旦HUB内のメモリにため込んで、目的のポートへ送出します。 そうするとどうなるかというと、「任意のポートはいつデータを受けてもいいし、開いてるポートへいつでもデータ送信できる」、すなわち、コリジョンが発生しなくなります。 コリジョンが原理的に発生しないので、スイッチングHUBでは、リピータHUBの様にカスケードの段数制限はなく、いくつでもカスケードできるようになりました。 電気的には、そんな複雑なことをせず、単に信号をリピートするだけのリピートHUBの方が、動作速度が速いかもしれません。 でも現実には「カスケード4段まで」なんていう制限は、管理者が居てきっちり認識していなければすぐに超えてしまい、通信トラブルの元になっていたんでしょう、次第に使われなくなり、世にあるほとんどのHUBはスイッチング方式となってしまいました。

wokiyu
質問者

お礼

コリジョンについてとても分かりやすく説明していただきありがとうございます。 大変参考になりました。 会社で、接続する機器の都合上(10Mhalf指定)リピータHUBを使っており、勉強中です。。 ただ、カスケードによる通信の遅延で「コリジョンを認識できなくなる」という 言葉の意味がどうしてもしっくりこず・・・ 以下のどれの意味になるのでしょうか? (1)コリジョンがおきたあと再送するためのジャム信号もコリジョンがおきて再送できない。  =コリジョンが認識できない。 (2)コリジョンが発生してもジャム信号により再送できる。  ただし、再送してもまたコリジョンが発生しループするため結果的にデータが届かない。  =コリジョンが認識できない。 (3)コリジョンはケーブルに電圧が通常より多いときに検知される。  通信に負荷がかかると電圧がより多くかかりコリジョンなのか通信負荷なのかがわからない。  =コリジョンが正しく認識できない。 (4)コリジョンによる再送にも回数制限があって、何度もコリジョンが発生すると  もう再送しない。  =コリジョンが認識できない 書いててわからなくなりつつなっていますが、 助けていただけるとありがたいです。

その他の回答 (1)

  • tamu1129
  • ベストアンサー率58% (1257/2145)
回答No.1

>それとも一定時間内にコリジョンを認識できないということでしょうか? こっちの理由ですね ですが、現在は安いHUBでもダムHUB(リピータHUB)ではなくスイッチングHUBになっています よってこのカスケードの段数は気にする必要はありません

関連するQ&A

  • リピータHUBの段数制限について

    リピータHUBについて、よくカスケード接続の際には10BASE-Tならば4段まで、100BASE-Tならば2段までとの記述を見ます。 私の認識では、この制限はコリジョンドメインの拡大に起因すると理解しているのですが、だとすると、10BASE-Tの方が100BASE-Tよりも多くのカスケード接続が可能となるのは何故なのでしょうか?10BASE-Tよりも100BASE-Tの方が速度の違いの分、単位時間当たりのコリジョンの数が少ない気がするのですが。。。 何か特別な理由があるのか、私の認識が間違えているのか、教えて頂ければ幸いです。

  • HUBの段数制限はハードウェアが判定しているのか

    イーサネットLANの端末を沢山接続するとき、HUBをカスケード接続します。 そのとき、HUBの接続段数は、10Mでは4段まで、100Mでは2段までと説明されています。 この接続段数は、接続された端末(PC)が判定しているものなんでしょうか。 例えば、インターネットで遠くのサーバに、IPパケットを送信する場合、ルータを経由するごとに、TTLの値を+1しているので、受信するサーバ側で、ルータを何段経由してきたか、判定できます。 LANのHUBの場合、それに類する処理しているのでしょうか。 そんな風なデジタル的問題ではなくて、信号レベルが低下するとか、コリジョンが増加するとかあるので、一応の基準を設けているのでしょうか。 例えば、この電源コンセントは1000Wまで、というような適当な基準なんでしょうか。

  • eth0が認識されない

    こんにちは。 以前からずっとなのですが、PCの起動したときにネットワークが認識されません。ですが、再起動すると認識されます。 使っているディストリビューションはUbuntu 8.10です。 マザーボードのオンボードLANのチップに何を使っているか探そうとしたのですが、ASUSのサイトがメンテナンスしていて調べられませんでした。 下記は、最初に起動したときのifconfig -aの結果です。 lo Link encap:ローカルループバック inetアドレス:127.0.0.1 マスク:255.0.0.0 UP LOOPBACK RUNNING MTU:16436 メトリック:1 RXパケット:24 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 フレーム:0 TXパケット:24 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 キャリア:0 衝突(Collisions):0 TXキュー長:0 RXバイト:1776 (1.7 KB) TXバイト:1776 (1.7 KB) pan0 Link encap:イーサネット ハードウェアアドレス d6:f9:8c:6c:cc:1a BROADCAST MULTICAST MTU:1500 メトリック:1 RXパケット:0 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 フレーム:0 TXパケット:0 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 キャリア:0 衝突(Collisions):0 TXキュー長:0 RXバイト:0 (0.0 B) TXバイト:0 (0.0 B) ご覧の通り、あるはずのeth0が認識されていません。 試しにdhclientで接続を試みましたが、No such deviceと返されました。 ですが、再起動するとifconfig -aの結果が以下のようになります。 eth0 Link encap:イーサネット ハードウェアアドレス **:**:**:**:**:** inetアドレス:***.***.*.* ブロードキャスト:***.***.*.*** マスク:255.255.255.0 inet6アドレス: ******************* 範囲:リンク UP BROADCAST RUNNING MULTICAST MTU:1500 メトリック:1 RXパケット:20 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 フレーム:0 TXパケット:46 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 キャリア:0 衝突(Collisions):0 TXキュー長:1000 RXバイト:9567 (9.5 KB) TXバイト:6100 (6.1 KB) 割り込み:222 lo Link encap:ローカルループバック inetアドレス:127.0.0.1 マスク:255.0.0.0 inet6アドレス: ::1/128 範囲:ホスト UP LOOPBACK RUNNING MTU:16436 メトリック:1 RXパケット:0 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 フレーム:0 TXパケット:0 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 キャリア:0 衝突(Collisions):0 TXキュー長:0 RXバイト:0 (0.0 B) TXバイト:0 (0.0 B) pan0 Link encap:イーサネット ハードウェアアドレス 52:fd:d5:bb:43:2e BROADCAST MULTICAST MTU:1500 メトリック:1 RXパケット:0 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 フレーム:0 TXパケット:0 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 キャリア:0 衝突(Collisions):0 TXキュー長:0 RXバイト:0 (0.0 B) TXバイト:0 (0.0 B) どういう理由で初回起動のときに認識されないのでしょうか? どなたかご存知の方、回答いただけれると助かります。 ※他に必要な情報がありましたらお教えください。 よろしくお願いします。

  • L2スイッチとコリジョンドメイン

     ネットワークの勉強をしています.  「L2スイッチはEthernetの距離制限(=ハブの接続段数制限)を無効化できる.」という記述を読んだのですが,理解できないのでどなたか教えてください.そこには,「L2スイッチを使わなければ100BASE-TXのハブの制限は2段までだが,L2スイッチが入ると再カウントされる」とあります.  X: PC-[HUB]-[HUB]-[HUB]-PC (3段)  O: PC-[HUB]-[L2SW]-[HUB]-[HUB]-PC (1段,2段)  素人考えなのですが,普通に考えてそんなことはありえない! と思ってしまいます.何か勘違いしているのでしょうか.

  • HUBの台数制限について詳しい方

     通常のハブは4段のカスケード接続が限界のようですがその理由を詳細に教えてほしいのですが・・・  以前それに似た質問がありましたがそちらの答えは遅延によるものということでした。私も最初はそうだと思ったんですがどうやらもっと複雑のようです。  ネットワークの知識はやさしい専門書の内容が理解できる程度なのでもしわかる方がいましたら、その辺を考慮して解答してください。  お願いします。  

  • ルータかHUBどちらを買えばいいのか分からない。

    LANの構成がわからなくて困ってます。 今、100BASE-TXでいろいろと接続していますが、NASを購入したため1000BASE-Tで接続したいと思っています。 ですが、ルータを買わないといけないのかHUBでも大丈夫なのかわかりません。 今持っているのが ルータ(WN-G54/R3) ノートPC (WINDOWS XP) デスクトップPC(WINDOWS 98) PS3 NAS(LS-WH1.0GL/R1) で、1000BASE-Tで通信したいのはノートPC、PS3、NAS間です。 デスクトップPCは100BASE-Tにしか対応していません。 ノートPC、PS3、NASも、インターネットは100Mbpsの速度で十分です。 今もっているルータの下に1000BASE-T対応のHUBを接続して、HUBにPCなどをつないだらインターネットはできるんですよね? ルータ  ┣HUB┳ノートPC  ┃  ┣PS3  ┃  ┗NAS  ┗デスクトップPC こういう接続で、全部の機器からインターネットができて、HUBの下の3つの機器同士で1000Mbpsの通信ができるでしょうか? 説明が下手で申し訳ないですがよろしくおねがいします。

  • Ubuntuがネットに接続できない

    ubuntu10.10を使っていたのですが、 先日からネットにいきなり接続できなくなりました。 ネット接続は、Yahoo!BBのADSLを使っています。 また、モデムにはtrio3-g plusを使用しています。 ubuntuの設定は自動でDHCPを検出するのを選んでいます。 LANケーブルの交換、モデムの再起動を試しましたが、 状況は変わりませんでした。 LiveCDから起動した場合もネットには繋がりません。 ifconfigコマンドの実行結果は以下です eth0 Link encap:イーサネット ハードウェアアドレス 00:22:68:7b:9e:17 UP BROADCAST MULTICAST MTU:1500 メトリック:1 RXパケット:0 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 フレーム:0 TXパケット:0 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 キャリア:0 衝突(Collisions):0 TXキュー長:1000 RXバイト:0 (0.0 B) TXバイト:0 (0.0 B) 割り込み:42 ベースアドレス:0x4000 eth0:avahi Link encap:イーサネット ハードウェアアドレス 00:22:68:7b:9e:17 inetアドレス:169.254.6.79 ブロードキャスト:169.254.255.255 マスク:255.255.0.0 UP BROADCAST MULTICAST MTU:1500 メトリック:1 割り込み:42 ベースアドレス:0x4000 lo Link encap:ローカルループバック inetアドレス:127.0.0.1 マスク:255.0.0.0 inet6アドレス: ::1/128 範囲:ホスト UP LOOPBACK RUNNING MTU:16436 メトリック:1 RXパケット:28 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 フレーム:0 TXパケット:28 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 キャリア:0 衝突(Collisions):0 TXキュー長:0 RXバイト:2010 (2.0 KB) TXバイト:2010 (2.0 KB) 些細なことでも良いので アドバイスを下さい。

  • HUB(1000BASE-T)のカスケード接続

    ルーター───ハブ───PC  │        │───プリントサーバー  │       ハブ───PC  │        │───PC  │        │───NAS 上記のように、NASがギガビット対応なので速度を生かすために全てのを1000BASE-T(ギガビット)で接続しようと思うのですが、この時カスケード接続するハブとハブ間の距離(ケーブル長)は、規格ではどのくらいで決まっているのですか? また、同じような環境の人や、動作している人いましたら、ちょっとしたことでもいいので、参考に教えてください。 ※ハブは2つともスイッチングハブを予定しています (ちなみに、10BASE-Tはハブ端末間,ハブ間共に100M、100BASE-TXはハブ端末間100M,ハブ間10Mですが、1000BASE-Tの場合は調べたのですが、出ていませんでした)

  • モデム回線(tun0)で、複数のLinuxパソコンでインターネットの共有

    携帯電話(EM・ONE)をUSB接続してモデムにしたLinuxパソコンからインターネットに接続すると、tun0デバイスを通じて接続されます。 その時、下に書いたようなネットワークインターフェース状況です。 この携帯電話でのインターネット回線を複数のLinuxパソコンで共有できますでしょうか。 モデムにつながったパソコンのeth0と、ルータのWAN側とをつないでみようとしましたが、WAN側アドレスの設定でゲートウェイアドレスがわからず、つまずいてしまいました。 tun0のアドレスは接続毎に変化します。 利用ディストリビューションはVine4.2です。 $ /sbin/ifconfig eth0 リンク方法:イーサネット ハードウェアアドレス xxx inetアドレス:192.168.1.1 ブロードキャスト:192.168.1.255 マスク:255.255.255.0 UP BROADCAST MULTICAST MTU:1500 Metric:1 RXパケット:0 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 フレーム:0 TXパケット:0 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 キャリア:0 衝突(Collisions):0 TXキュー長:1000 RX bytes:0 (0.0 b) TX bytes:0 (0.0 b) tun0 リンク方法:不明なネット ハードウェアアドレス yyy inetアドレス:61.25.24.13 P-t-P:0.0.0.0 マスク:255.0.0.0 UP POINTOPOINT RUNNING NOARP MULTICAST MTU:1500 Metric:1 RXパケット:50 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 フレーム:0 TXパケット:52 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 キャリア:0 衝突(Collisions):0 TXキュー長:500 RX bytes:3117 (3.0 Kb) TX bytes:4233 (4.1 Kb) $ cat /etc/sysconfig/network NETWORKING=yes HOSTNAME=pca GATEWAY=192.168.1.254 DOMAIN=myhome 2008年2月3日

  • MacとHUBとケーブルモデム

    TITAS ALLNETのケーブルモデム(以下モデム)と7500を、10Base-Tストレートケーブルで 一対一接続すると通信(ネット接続)出来るのですが、 今後、複数台のマシンを接続する事を考慮して、スイッチングHUB (10/100オートネゴシエーションタイプ)を購入し、 HUBを介して接続を試みると、接続出来ません。 また、WindowsマシンをHUBを介してモデムと接続すると、通信出来ます。 この時の状態は、10Base-T(全二重)で接続されている様です。 7500の時の状態は、HUBにて10Base-T(半二重)で認識されている様です。 OS8.5.1,OpenTransport 2.0.2,TCP/IP(DHCPサーバ参照) ケーブルモデム側の推奨設定にしてあります。 こちらで考えうる事は試してみて、推察するに7500側が悪いという 結論しか出てきません。 Ethernet接続に詳しい方の御回答をお待ちしております。 宜しくお願い致します。 ちなみに、ケーブル種類(クロス・ストレート)の間違いでは?という 初心者的な間違いは無いという前提です。

    • ベストアンサー
    • Mac