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どうして回文というのでしょうか。

上から読んでも下から読んでも同じになる文章のことを 回文というのはなぜでしょうか?

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  • kine-ore
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回答No.2

#1です。 璇璣は、丸い玉と角張った玉の意味から、古代での天体の運行を観測する器具を指すようです。 わが国での元々の表記法(本来は縦書き)は次のようになります。 横の上方と下方は同文で、しかも縦の左右とも上下の順逆とも同じです。そして左方の<と>から始めて時計回りでも、逆時計回りでも同じに読める、そして中央に解き文を入れるとまるで大きな「回」の文字を描く様で──この実にシンメトリカルな視覚的構図こそ回文の魅力をなすものでしょう。 「回し手紙(循廻章)」などとも呼ばれ、江戸期の引き札(広告文)などにも用いられています。  た し さ と の た か む ら ゆ  た                    き  く    疾くたたじ里の竹      し <と>  村雪白し消ゆらん     ろ  く     方の戸ざし敲くと     し                      た                    き  た し さ と の た か む ら ゆ

noname#190665
質問者

お礼

何度も回答くださりありがとうございます。 璇璣は、古代での天体の運行を観測する器具なんですか! 表記するとまた一段と美しい~。 昔の人は、遊びにもなんとも凝ったことしてたんですね。 この表記を見ると、なるほど、回文というにふさわしいと思えます。 私も回文作ってみたいと思いましたが、出来ませんでした~。 こんな文が作れる人の頭の中ってどうなっちゃってるんでしょうかー! 本当にありがとうございます!

その他の回答 (1)

  • kine-ore
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回答No.1

もともと漢詩の形式の一つに回文詩があり、碁盤のマス目状に書かれた漢字を中央から回りながら読んでも詩文になっているものだったようです。縦横に読むので「璇璣体(センキタイ)」と呼ぶようです。 順逆に読んでも意味が通るという2種の表現となる「順逆回文」もあれば、前句を逆さに読んたものがそのまま次の句となる「随句回文」こそが、いわば日本風の回文の原形と見なせます。 「回帰(ひとめぐりしてもとにもどる)」の用法通りで、詩文を逆(あべこべ)に「回(廻)=かえす/もどす」意味で、漢詩の回文詩に因んで、随句回文の和歌版から始まったものです。 むらくさのなはしれぬすらこのにはにのこらすぬれしはなのさくらむ   (叢草の名は知れぬすら此の庭に残らず濡れし花の咲くらむ)

noname#190665
質問者

お礼

回答ありがとうございますー! 漢字を中央からまわりながら読むのですか! 璇璣体(センキタイ)戸いう言葉も面白いですね~。 二種の表現になるなんて、相当頭のいい人でないと作れないですね。 同じ意味になるというのも難しいですが。 教えてくださって本当にありがとうございます! すごく勉強になりました!

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