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カブトムシ幼虫飼育と菌糸瓶

友人から、国産カブトムシの幼虫(3齢)を5匹譲り受けました。 友人の子供がもらってきたらしいのですが、友人宅では飼育は無理ということで、動物が好きだからという理由で、私のもとへ・・・ もちろん、私も、引き受けたからには、5匹全員を元気な成虫にさせてあげたいと思っています。 カブトムシ・クワガタ専門店から、カブトムシ幼虫に使えるカブトムシマットとガラス瓶(空気穴加工済)を購入し、1匹ずつ、ガラス瓶で飼育しています。 ところで、ここからが本題です。 幼虫を譲り受けた際、友人から「これも使えると思うから」と「菌糸瓶(未開封)」もいっしょに受け取りました。 しかし、調べてみたところ、菌糸瓶は、クワガタの幼虫飼育で使うもので、カブトムシで使っている例を見たことがありません。 クワガタの幼虫を育てている人がいれば譲ろうかとも考えたのですが、残念ながら、いませんでした。 このまま無駄にしてしまうのももったいないと思うのですが、 「カブトムシ幼虫(3齢)の飼育における、菌糸瓶の有効な使い方」 などは、ありますでしょうか? まだ、体色は黄色味を帯びておらず、蛹化するまでには、もう少しかかりそうな感じの子たちです。 未発酵のマットを購入し、現在使用しているマットと混ぜ、そこに菌糸瓶の中の菌糸を少量混ぜて、攪拌を繰り返して、自作の発酵マットができないものかとも考えているのですが、自作マットを発酵させる際に使うのは小麦粉がメジャーだと聞いていますし・・・ カブトムシ飼育に詳しい方いらっしゃいましたら、もしも菌糸瓶の有効活用方法があれば、ご教授願いたいと思います! よろしくお願いいたします。

みんなの回答

  • mis975
  • ベストアンサー率34% (22/64)
回答No.2

そもそもカブトムシの幼虫は腐葉土、クワガタの幼虫は朽木に住んでいます。 なのでカブトムシの場合は素直に発酵マットで育てるべきです。 両者は食べているものが全く違うのです。 もともと菌糸ビンは、大型クワの幼虫のいる朽木にオオヒラタケ等が発生していることから考案されたものです。 菌糸ビンを活用したければクワの幼虫を育ててみるのが最善かと思います。 (ただしミヤマなど菌糸ビンが適さない種もいます)

noname#189246
noname#189246
回答No.1

単頭飼育は正解です。1令~2令の小さな幼虫は共食いが起こるので厳禁ですが、3令であっても一匹づつ余裕のある飼育容器で飼うのがストレスが少なくベストです。中プラケースに5~6頭のタコ飼いなら可能です。カブトムシにはカブト共生菌というバクテリアが居り、それで周囲のマットを食べ易いように分解させてから口に入れます(もちろん体内にも共生菌が居り、それが本格的にマットを分解吸収します)。そのため、エサが無くなってフンだらけになったからと言って、全交換でマット内の共生菌をゼロにしてしまうと、幼虫が再びマットに共生菌をはびこらせ、食べ始めて成長を再開するのに3週間~1か月、時には2か月かかります。これは私が実験で絶対の自信を持って述べていることです。本当かどうか分からない情報を見境なく織り交ぜているのとは違います。この時期からですと、3Lくらいのケースにぎゅうぎゅうに発酵マットを詰め、湿度を、「強く握っても水が滴り落ちないが固まりにはなる」程度に保てば、羽化に支障なく持って行けます。余ってもったいないほどなので、2Lくらいでも羽化まで持って行けます(これは最適なエサの場合で、1次発酵のままとか、ちょっとグレードの低いエサになると、食いが下がりもっと少なくても羽化まで行けるようになりますが、発育も比例して劣ります)。エサ交換はリスクが伴うのでなるべく少なくした方が良いと思います。2次発酵マットを詰めないと、1次発酵マットやある種の落ち葉マットでは嫌気性再発酵が起こり高温と酸欠とマットの毒化で幼虫を死に至らしめる危険がありますので、絶対に詰めないでください(これも経験で申し上げております)。 菌糸ビンは、シイタケ廃材=廃ホダフレーク(市販の最安価のフレークに使われているほとんどの原料)と同じ1次発酵マットに近い状態なので、最適というほどのこともありませんが、問題無く成長はすることはします。固まりにしておけば結構好んでかじります。木片をそのまま入れておいてもかじるのが好きなのですから。出来たらクワガタ飼育に使用した菌糸カスというのが分解がより進んでいるのでベターですが、未使用の菌糸ビンでも、ただのシイタケ廃材よりは、フレーク状で菌糸が回っているので、より分解されているものと思われます。だから、ただのシイタケ廃材の市販1次フレークよりはましです。もったいなければ発酵マットに混ぜても構いません。もっとも、私の自作2次発酵マットよりは劣るエサですが。 落ち葉系のマットでも構いませんが、「若葉マット」などは殺虫効果のある樹種の葉が混ざっていたことがあり、「殺虫マット」などと揶揄されていた時期もあるので、信用度が落ちます。樹肉の廃ホダフレークマットか(やや劣る)、自作2次発酵マットか、カブトマットがお勧めです。国産カブトなら2次発酵マットで充分成長します。お勧めの2次発酵マットは、小麦粉より、そば粉を容量比5%で混ぜ、コタツ最低温度で加熱発酵させるのが最高のマットになります。私はこのマットで84mmの個体を作出した経験を持ちます。市販の最安値フレーク(余計な混ぜものが無いもの)をこなごなにほぐし、そば粉をまんべんなく混ぜ、容量比7~8%の水を混ぜて、衣装ケースの中に山積みにして、コタツ最低温度で加温すれば2週間で使用可能です。これがベストのエサで、菌糸カスよりはるかに優れたエサとなります。 1次廃ホダフレークに、菌床ブロックを均等に混ぜると、菌糸ビンのように菌糸が廃ホダに回る現象が起こります。私はコクワガタでこれを試したことがありますが、まあ、食いは良かったけど大きさは大型の下、と言ったところでしたね(3令材割採集)。カブトムシでやるとどうなるか分かりません。実験してみるのも楽しいかもしれませんが。 いっそ、菌糸ビンはクワガタを買ってきてそれらに使用するのが本望でしょう。種類はオオクワガタがベストですが、コクワガタ、ヒラタクワガタ、ノコギリクワガタの順で使用に適しています(雑誌ソース)。ミヤマクワガタには雑誌なんかで使用している例を見た覚えがありません。他のマイナー種はご自身でご検索下さい。

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