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地球の地底に含まれるウランから放射性物質が海洋に溶け出しているのは問題ないのか?
- 地球の地底にはウランが含まれており、常時大量に放射性物質が海洋に溶け出しているという事実があります。しかし、一部の人々は福島第一原発事故の放射能汚染水を海洋に流して薄めるべきだと主張しています。
- 一方、科学者は地球温暖化が人間の工業化による影響であると主張していますが、地球温暖化が地球の自然現象であるとする意見も存在します。
- これについて私は疑問を持っています。なぜ地球温暖化が人為的であると結論づける一方、放射能汚染水の希釈は地球の自然現象で浄化できると結論付けることができるのでしょうか?
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数字をいくつか仕入れてきました。 汚染水総重量 33万トン。 そう放射線量 3京ベクレル。 地球の総海水量 13.5億立方km 途方もない放射線量ですが、全地球の 海水で希釈すれば 0.02ベクレル/トン で許容 範囲ですね。もちろん1兆ベクレル/トンが 薄まるのを待てるという前提がありますが.....(^^;
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- 中村 拓男(@tknakamuri)
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追加情報 放射性廃棄物の海洋投棄は ロンドン条約(1975、1993) で禁止されているそうです。 なので投棄するのはまずこの国際的な合意を見直す必要があります。 ロンドン条約までに全世界でおよそ45年間に捨てられた放射性廃棄物はおよそ 8.5京ベクレルで福島汚染水の3倍くらいだそうです。ずいぶん捨ててますね。
- 中村 拓男(@tknakamuri)
- ベストアンサー率35% (674/1896)
A_NO_9 パラメータで投棄する場合、 事前の希釈は 1億ベクレル/トン で勘弁してもらうとして 大型タンカーをのべ1万隻くらい調達すれば投棄できますね。 もちろん予算と気の遠くなるような期間と全世界との合意が 必要。やっぱり、ろ過装置を作ったほうが現実的なんだろうな。 理論的に可能かということと、実行可能かということには 天と地ほどの開きがありますね。
>石炭をバカスカ燃やすだけで酸性雨が降るという認識は昔の教科書の科学者の誤りでした。 他の要因も認識されたからといって、酸性雨に占める化石燃料由来の原因は減少していませんよ? なぜ誤りとできるのか、自然科学的に不可思議です。 化石燃料による硫黄酸化物は相変わらず毎日大量に出ており、確実に降雨を酸性化しています。硫黄は質の悪いとされる化石燃料に多い。先進国ではそれを嫌って低減化してきていますが、発展途上国、新興国では価格などの点でそうもいかず、脱硫装置も費用などの点で使用率が低い。 仮に「火山から出てるんだから、人間が化石燃料燃やしたっていいじゃん」などと主張するば、正気ではないとされるでしょうね。 平均的な人は、あなたが想定するより賢いし、常識的なのです。事実を踏まえることはもちろん、そこも踏まえないでは駄目でしょうね。 それと実効的な対策の提言と、研究としての論文の主張は性格が異なることに注意すべきでしょう。後者は『当たればデカいが、高確率で外れ』というものが数多とあります。
>科学者は地球温暖化は人為的で、放射能汚染水の希釈は地球の自然現象で浄化出来ると結論付ける メチャクチャな論理ですね。分析が恣意的だからかな? 地球温暖化の人為説は主流(各国政府が肯定して政策化するほど)、放射能汚染水の海洋希釈無害説は非主流(それもかなりマイナー)ですよ? 地球温暖化が人為的かどうかで2つ、放射能汚染水の海洋希釈の有害・無害で2つ。これだけでも計4つ、考えるべき選択肢の組み合わせがあります。 人為│自然 ──┼──┼── *1│*2│有害 ──┼──┼── *3│*4│無害 ──┴──┴── こういうマトリクスから、なぜ『地球温暖化=人為的、放射能汚染水希釈=浄化可能』を限定なしに科学者の判断だとして選んで提示したんですか? もし根拠があいまい、最悪として無根拠なのであれば、そうした判断・主張を『非科学的』と呼びます。
- mojitto
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自分の意見を正当化するために、トンデモ科学者の戯言や妄言を一流に仕立てあげたとしか思えませんね。 核廃棄物の問題は福島の事故よりも何十年も前から、難題でした。 一流科学者が「海に捨てていいんでないかい」と言って、科学、産業、政府で十分な合意があれば、とっくに海洋投棄されています。 そこのとこを、疑問に思いませんでしたか? それがされていないということは、つまり一流科学者というのは(普段は好んで使かう表現ではないですが、明らかに質問者さまが意図的に使っているので使わせてもらいますが)『嘘』です。 本当に一流の科学者ですか? 番組の最後に注釈が付くような番組(すでに回答にあるように、科学をエンターテイメントにしている)に出ている人ではないですか? 人類が質の悪い石炭をバカスカ燃やすだけで、近隣諸国に深刻な酸性雨被害をもたらすのは、義務教育で習いましたよね? 理科、公民、歴史、国語がどれか“ひとつ”でも、中学レベルであれば、その疑問はありえないです。 当然のことながら、温暖化は人為的要因、汚染物質の海洋投棄を主張した科学者はトンデモ科学者、その主張を真に受ける質問者さまには疑問を感じずにはいられません。
- 中村 拓男(@tknakamuri)
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ざっと計算してみましたが 海水の U238 の放射線量は 40ベクレル/トン 位。 #間違っていたらすいません。 汚染水の報道では数千万ベクレル/リットル つまり 海水のU238の濃度の1千万倍くらいに相当する放射線量の 数字が飛び交っているようです。 総量がわからないので、これがたいしたこと無いのかは よく判りません。
- 雪中庵(@psytex)
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地盤自体が、放射線遮蔽物質ですので、「地底の放射能」は 地上に影響しません。 地下水は、地表から浸透し、浅い所の水脈を通過するだけ ですから、放射性物質を表面に流しだしたりしないのは、 ご存知の通りです。 原子炉の燃料は、人間が濃縮したものであり、それが炉外に 放出される事は、我々にとって致命的です。 「放射能の希釈」どころか、プランクトンや魚の体内で濃縮され、 既に茨城で水揚げされた魚から1000ベクレル(安全基準値 200ベクレル)もの放射能が検出されたのが、「事故がおさまった」 とされてから3年経った今年の7月ですから、推して知るべしです。 (陸上でも塵として堆積してホットスポットを生んでいるが、政府の モニタリングポストは除染した所に設置しているので分からない)
- tetsumyi
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どこにこんなでたらめが書いてありましたか? 地底に存在するウランは大した放射線は出しませんし濃度が非常に低いです。 人間が濃縮し、濃度を高くし大量に集めて核反応を起こす時に、大量の不安定な原子核を持った放射性物質が生成されるのです。 これらの放射性物資は想像を絶するほどの強さですから、原発事故で報道発表される放射線量は天文学的な数値として表されるなります。 掘り出されるウラン全部を集めたとしても、核反応が起きなければこんな膨大な数値にはなりません。 無知は人が元になっている情報が氾濫していますから、正しい知識を持ってください。 科学者や医者と自称する人でも、専門外はとんでもない誤解をしている場合が非常に多いです。 自然界は人の生存に適した環境となるように、神様は整えられているようです。
- 中村 拓男(@tknakamuri)
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自然界に存在するウランはほとんどがウラン 238で、放射線源としてはかなり弱いものです。 一方発電に用いられるウランは235ですが、 問題なのは自然では起こらない核分裂によって 新たに生じた放射性物質や、原子炉内で 中性子線で放射化した放射性物質です。 こうした物質の具体的な放射線量の資料を私は 持ち合わせていませんが、少なくとも 議論はここから出発しないと話になりません。 単にウランの量だけを云々しても意味は ないということです。
- Tann3
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何か、両方とも認識が間違っていますね。 地球温暖化は単なる、「太陽活動と地球の自然現象の循環の一環」ではありません。それが自然に行われてバランスが取れているのに、人間が作り出した「温室効果ガス」で「保温効果」を高めてしまっている、ということです。つまり「「太陽活動と地球の自然現象の循環」を乱している、ということです。(あくまでそのメカニズムは「仮説」だ、とムキになって反論する人もいますが) 放射性物質の問題は、核分裂物質となるウランと、核分裂の結果生み出された「核分裂生成物」(放射性のセシウム、ヨウ素、ストロンチウムなど)の区別が全くついていない暴論です。 また、地球の内部の核部分に自然に存在する放射性物質と、地表部分での人工放射性物質とは、人間(生物)との相互採用の意味合いが全く違います。 地球温暖化にしても、原発からの放射性物質の放出にしても、人間の活動によって生じたものが、人間(生物)の環境に影響を与える、という点で、どちらが上だとか、優劣を論じることには全く意味がありません。そんな論争があるとすれば、自分の立場を有利にするために相手の立場を貶める議論に過ぎません。 「目くそが鼻くそを笑う」のと同じです。「五十歩百歩」といとも言いますね。
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お礼
現在の教科書には酸性雨という言葉は存在しません。 石炭をバカスカ燃やすだけで酸性雨が降るという認識は昔の教科書の科学者の誤りでした。