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べた基礎の地業で栗石からクラッシャランへの変更は?
新築でベタ基礎工事の途中ですが、着工直前の現場監督の話では 栗石を敷くとのことで、矩計図でもそうなっていましたが、 現実には施主への説明もないまま、クラッシャランを敷かれました。 基礎屋の話では工務店からの指示だったとのことです。 こんな風に設計士の矩計図と実際が異なり、施主に説明もないまま勝手に 変更された場合、あとあと問題が起こった時責任追及できるでしょうか? また、見積もり額から幾分減額してもらえるでしょうか?
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栗石地業は、古くからの基礎下地の地業です。 栗石を小端立てに敷き並べて、その隙間に小砂利を充填します。 猶、下の地盤に強く押し込み、その栗石の隙間を小砂利で完全に埋める作業は手間が掛かります。 捨てコンクリートを流した場合、水分が下方に浸透して、充分な強度が得られない場合も考えられます。 そこで、地盤がある程度均質な場合は、小砂利(クラッシャラン)を敷き詰め、転圧した方が 手間も掛からず、所期の基礎底盤の地業として好ましいと考えられます。 私は、永年、建築界に携わり、自宅(木造2階建て・在来工法)も設計しましたが、 布基礎・コンクリート土間の下地の地業は、全て敷き砂利で施工しました。 震度:6弱の福岡県沖地震を経験しましたが、建物には何の異常も生じませんでした。 多分、設計者と工務店は安全・確実な工法として協議していると思います。 その上、現場監督は施工した基礎工事者に指示したと思います。 まぁ、地業で問題が起こる事はないと思います。 唯、地業の種類変更で、工事費の減額は、工務店と協議される必要があると思います。 何か御座しましたら、お知らせ下さい。
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- kamapan
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最近(ここ30年ぐらい)「割り栗石」の”こば立て施工”は見た事がありません。 多分、設計者が深く考えもしないで、惰性のままで書いたものなのでしょうね。 但しそれでも「設計図」とは変わっていますので (1)どうして変更するのか? (2)その場合の「メリット」は何なのか? (3)価格はどう変わるのか? このくらいの内容を「現場監督」なり「設計者」から あなたに対して「説明」すべきでしたね。 「他の回答者さん」も書かれていますが、 ”クラッシャー転圧”の方が安定しますから 「構造上の問題」はありませんよ。 減額が可能かどうか?は直接会社の上層部と話し合ってください。
お礼
回答をありがとうございます。 栗石と図面に書くのは昔からの建築業界の慣例とのことで、それがクラッシャラン になろうが別段問題はないとの意見も他でお聞きしました。素人にはそんな業界の 慣例など分かるはずもないのですが…。 だとしても事前説明と実際の施工が異なったことについては、工務店側に説明を 求めたいところです。
- titelist1
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栗石の方がコンクリートのシルトを吸い込まないし、コンクリートと一体になっているので良いと思います。しかし、栗石での施工を近年は見たことがありません。今ではクラッシャランが普通のことになっています。防湿フイルムを敷く場合には水平になるクラッシャランの方が都合が良い。栗石は基礎工事のイメージの世界です。工事積算もクラッシャランでしていると思います。 新築への思いと期待と不安でいっぱいでしょうが、クラッシャランによる実害はまったくありません。
補足
ご親切な回答をありがとうございます。 今はほとんど栗石は使わずにクラッシャランが多いらしいので、その変更に よる基盤の問題はないのだろうと思います。 ただ、施主に対する事前説明と実際が食い違ったことについての工務店側への 減額要請はしたいと思っています。