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検察が官僚や東電に甘い理由

AloneHの回答

  • AloneH
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回答No.3

ご質問のことに関連して、個人的な考えを述べさせていただきます。 東日本大震災による福島の事故以来、東京電力はその隠ぺい体質などに問題があることはたしかですが、世間からずっと叩かれ続けてきて責任を問われ巨大な賠償や補償を求められ対応しています。 しかし、私としては、基本的には自然災害で、通常の予測を大きく上回る津波の襲来によく結果です。予測が甘かったとか、備えが不十分だったという点に関しては、否定は難しいとは思いますが、100%の責任を問われるのは厳しすぎるでしょう。また、東電は国の基準や管理のもとに建設して運営してきたのですから、むしろ責任という点では国の方が大きくなると思います。 被害にあわれた方などは、どうしても責任をどこかに求めて非難したくなるのが平均的な気持ちと思いますが、私がこれまでの様子を見ていて、公益性がある特殊な会社ですが、本来一企業である東電としては「どうして自分の所ばかり責められるのか?」と愚痴を言いたいのを我慢しているのではないかと思います。反論すればさらに叩かれるのが見えるからと思います。 自然災害に対する予測というのは非常に困難で、もっと大きな予測を立てている人もいたから何故それに対応していなかったのかいう攻め方には無理があると思います。自然死ア外の予測については、日本沈没や地球への巨大隕石の衝突など極端なものを含めて各種の予測もあり、あくまで現実的な範囲と危険度とのバランスで対応していかざるを得ません。確率的にはおそらく福島であれだけの津波が発生するのは1000年に一度未満の確率でしょう。それを1万年以上又は(科学的に)可能最大なレベルで計画しろというのは、特に費用との関係もあって、適当とはいえません。極端な例ですが、交通事故が発生しないために車は運転するな、外には出るなというような感じです。それとは種類が違うというのでしょうが、あくまで参考例です。 また、私が見る限り、本来自然災害が基本としてあるので、たまたま被った運が悪い災害ですが、被災者への支援や市町村の復興は基本的に自己責任で対応する割合も大きくなるのが当然と思います。しかし、これまで国や東電や一般の方たちからの多大な支援も得て、相当にやってきていると思います。支援されるのが当然で、支援が足りないと非難する方たちはまずは感謝を述べてから、お願いという感じにすべきでしょう。 さらに、津波被害を受けた人たちの多くは危険性がある地域に自分が選んでまたは判断して居住していたことでの自己責任も小さくニアのではないでしょうか?福島についても原発に危険があると予測するなら近くに住むべきではありません。もちろん、原発が後から出来て移転できなかったというかたもいるので、すべての人に言うわけではありませんが、それでも自己責任の部分もあるということは認識してほしい感じです。例えば、私の知人で以前転職先を探していた人は、原子力発電所での勤務の話は、高給だったが危険の可能性があるので断ったと言っていました。もし彼がこれを受けて何かの事故で被災したとしたら、彼には全く自己責任がないと言えるでしょうか? 最後に、今回の災害は、広範囲で多くの方が被災して、さらに日本国中どころか世界中の注目を浴びたことから、同情も多大で、非常に多くの支援が寄せられました。しかし、一方で、世の中には一人又は少人数での災害や不幸を受ける人は今回(但しもう3年近く前)の東北の災害の場合と比べて、全く支援がない場合や僅かな場合が多くあります。同情も注目もされないのが一般的です。その点、今回の東北の災害の被災者は支援という面では、たまたま集団の被災だったから、支援や同情で恵まれていることも認識してほしいと思っています。 思いつくまま書きましたが、まあこういう考えもあるという参考にしていただければと思います。

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