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2000年前の地震

高知大学の岡村眞教授らが,高知県土佐市蟹ヶ池の2000年前の地層を調査し,2011年4月,厚さ50cmに及ぶ津波堆積物を見つけました。 宝永地震では、津波高さ25mで堆積物の厚さは15cmだったそうです。 とすると、2000年前の津波はどれくらいの大きさだったのでしょうか? 某週刊誌の今週号では、80mという予測が出ていました。 この程度の津波と考えていいのでしょうか? 八重山地震の85mよりは低いですが、80mはかなりの大きさです。 あと、この地震のマグニチュードは、チリ地震を超えるでしょうか?

みんなの回答

  • kabo-cha
  • ベストアンサー率43% (403/928)
回答No.5

現在、地震学者や地質学者は躍起になって「史上最大」の地震を探していますが、すべてを鵜呑みにしないことです。 現状ではそのほとんどは、(岡村教授に限りませんが)1人の学者が言い放っているにすぎないもので、他の学者を交えての検討はなされていません。また、計算も非常に粗っぽいもので、たとえば30mと聞いたら、15mでも50mでもアリというような精度です。 ちなみに津波堆積物の計算は非常に難しいもので、ましてひとつの池の堆積物から、はるか昔の地震の規模を推し量ることなど不可能に近いです。 岡村教授の研究はとても意味のあるものですが、他の堆積物の研究とか、噴砂(液状化)の研究とか、近年の精密な地殻変動の研究とか、そういうものを総合して検討する必要があります。 日本地震学会は基本的に学者の統一見解は出さないことにしています。 なので、政府の地震調査研究推進本部や、中央防災会議で議論された内容が、おそらく妥当な数字になるでしょう。たしかな数字が出るまでもう少し待ちましょう。 それから、八重山地震についても最大遡上高は18mくらいだったとも言われています。30mくらいという人もいます。質問者様が考えていらっしゃるように、80mを超えたという説もあります。 たかだか2~300年前の地震ですら、これくらいバラつくのです。2000年も前の地震についてはまだまだ未知数です。 なお、【もし仮に】高知県の広い範囲が80mという津波に見舞われたとしたら、マグニチュードは10近いと思われます。

  • toshineko
  • ベストアンサー率44% (258/575)
回答No.4

何か波高と最大遡上高がごっちゃになっているようですので、 一度頭の中の整理をお願いいたします。 「専門家は,2000年前の50cm堆積物がマグニチュード9級の超巨大地震津波に由来する可能性をあげ, 高知でも波高50m以上の大津波再来がありうると指摘した。」 とありますので、波高が「50m」を超える可能性があるという話です。 最大遡上高については述べられていませんが、100mに及ぶ可能性も考えられるでしょうか。 ただし、この一例だけでなく、周辺でも同様な事例が何件も発見された場合です。 2000年前と300年前では、地形が大きく変わっている可能性は高いと思いますし、 地震の震源域が異なれば、押し寄せる津波の規模も異なりますから。

参考URL:
http://unit.aist.go.jp/shikoku/kaiyou/kaiyou-kenkyu62.html
  • cse_ri2
  • ベストアンサー率25% (830/3286)
回答No.3

>スキャンダル事件はあまり信用できないけど、 >事故や災害報道は、原発事故の報道をみても信用できるように思いますよ。 どこが、事故や災害報道なの?(苦笑) 2000年前の津波がどうこういうのは、純粋に学問の分野でしょ? 私も専門家ではありませんが、これを調べるのは地質学者と地震学者の仕事でしょう。 学問の分野で、専門家のコメントより、週刊誌の報道が正しいと主張するのであれば、この機会に是非実例を教えてください。 >福島のメルトダウンにしても、週刊誌は早くからメルトダウンしているといっていましたが、 >新聞や政府はしていないといっていました。しかし結果はしていました。 ああ、はいはい。週刊誌もたまには正しい報道をしてますねー(棒読み) あの件については、マスゴミや民主党を盲信している人意外は、たいてい同じ結論を出していました。 私もそうです。暇なら、私の過去発言を検索してみてください。

takechan5757
質問者

補足

>2000年前の津波がどうこういうのは、純粋に学問の分野でしょ? 私も専門家ではありませんが、これを調べるのは地質学者と地震学者の仕事でしょう。 記事は、地質学者や地震学者が「こうも考えられる」と言っている内容で、 地質学者や地震学者が言っている内容を報道したものです。

  • cse_ri2
  • ベストアンサー率25% (830/3286)
回答No.2

さすがに、内容が専門的すぎますね。ここで素人どうしが議論しても、真実にたどり着くのは難しいでしょう。 日本にも多くの地震を研究する学者がいるので、もうしばらく待てば(遅くても数年以内には)専門家の見地の見解が出てくるだろうと思います。 つまらない週刊誌の憶測を鵜呑みにせず、正しい情報を得るためには、時には待つことも必要だということを学びましょう。

takechan5757
質問者

補足

>週刊誌の憶測 スキャンダル事件はあまり信用できないけど、 事故や災害報道は、原発事故の報道をみても信用できるように思いますよ。 福島のメルトダウンにしても、週刊誌は早くからメルトダウンしているといっていましたが、 新聞や政府はしていないといっていました。しかし結果はしていました。

  • boketa
  • ベストアンサー率16% (38/224)
回答No.1

何処で地震が起こったかで津波の被害状況は変わります、チリ地震等数有ります、日本の被害状況は判っています、起きた側(チリ側)の被害はどの程か?近くで起きた直下地震で津波が起これば地理条件は有る、高知県で起こったかもしれない津波、ではどんな条件で80mの津波が起こったのかの情報が有りますか?。 ただ一個人の考えで言えば 2000年前、万年前に有ったかもしれない自然災害に怯えるより 明日にも有る普通の交通事故、殺人事件(最低自分が受けるだろう位の自然災害)を心配して生きている方がマシです。

takechan5757
質問者

補足

>80mの津波が起こったのかの情報が有りますか? ボーリング調査による津波堆積物の厚さらしいです。 宝永(1707)とか仁和(887)、正平(1361年)というM8.5~9クラスの地震+津波でしか堆積物はなく、 昭和南海地震(1945年、M8.0)では堆積物はなかった。 推測ですが、宝永:津波25mで堆積物15cm 2000年前:津波xm:堆積物50cm 25m/15cm=xm/50cmで x=83.3mという値になったのではと思います。 津波が起きる条件はわかりません、わかっているのは相当大きな津波があって、その結果である堆積物が、 津波25mのときの堆積物の厚さの3倍以上だったという事実だけです。

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