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アメリカ人の戦争観
アメリカ人は第二次大戦をどう見ているのか、 (なかでも対日本という観点で)知りたく、 (様々な年代の)アメリカ人の考えがわかるような書籍、論文等々…、 ご存知の方教えて下さい。
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- code007008
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修士号を持つ黒人とヒスパニックのハーフと話た事がありますが、 原爆については正当性があると思っていましたよ。 日本人の手前、口先ではアメリカ人はあれは良くなかったと言うと思いますが、 心のなかでは、原爆は当然。そういうふうに思っていると思います。 彼の場合は特殊で、正直に話してくれました。
一般図書ですが、オリバー・ストーン監督、ピーター・カズニックの著書『もうひとつのアメリカ史』では、自国の影の部分も、内側から検証していく視点を感じました。特に“原爆を何故投下したのか、回避できなかったのか”について 、様々な資料を元に以下のように整理していて、日本の国家と日本人を、どのように捉えていたかの参考になります。 (1)1943年に、ルーズベルトは、日独伊に無条件降伏を示したが、日本は「天皇制を解体することや、裁判にかけて処罰すること」と捉え、堪えがたいと拒否した。アメリカ政府は、天皇を処刑することは、キリストを十字架に磔るようなもので、そんなことをすれば、日本国民は怒りで自死覚悟で戦い続けるだろうと考えた。特攻隊の自殺的戦闘に、日本人の精神構造は狂信的であると感じていた。 (2)真珠湾の奇襲攻撃や南京虐殺などから、日本人を非道で人間以下とみなし、殲滅してもいいとさえ思っていた。日本人を蔑んでいたのは、ドイツ人に対しては、ナチスと一般国民を区別して、ナチスを悪しき者とみなしていたのと違い、人種差別でもある。 終戦が延びて、多くのアメリカ兵(若者)の尊い命が奪われるなら、原爆投下による早期終結が望ましいと考えた。 (3)ヤルタ会談では、アメリカは、ソ連の対日参戦を望んだが、その後、原爆実験で兵器としての有効性が確認でき、ソ連が参戦するまでもなくなった。日本のファシズム制圧後の、アメリカとソ連の対立軸が見えており、アメリカは、ソ連に武力優位に立つためにも、核兵器を落とした。
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- hekiyu
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ハルノートで有名なハルが、次のような檄文を 残しています。 「欧州人は、米国に来られなかった腰抜けだ。 どんどんやってやれ。 日本人などは人間じゃない。サルだ。 いくら殺しても構わない」 日米貿易摩擦の時、ある下院議員が言っていました。 「戦争は、経済的利益のためにやるのだが、今、 儲けている国はどこだ。 再度原爆を落とす必要があるのではないか」 イラク戦争が、石油のためであったことは、国際 政治学者の間では常識です。 グリーンスパン氏も、石油が目的であったと その回顧録に記載しています。 米国という国は、国を捨て、国を追い出され、あるいは 無理やり拉致された人間で構成されている国家です。 欲しいものは、殺しても盗れ、という国です。 そうやって、メキシコの国土の30%を強奪した 国です。
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- rokometto
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アメリカの戦争というのは世界の警察であるアメリカが犯罪者をやっつけたという、アメリカの正義の執行です。 敵がいなければ作りだし、攻撃してアメリカ人の正義感を満足させ、国内の不満をそらします。 意外と北朝鮮や中韓の反日と同じなんですね。 ただやり方が非常に高度ではありますが。
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- fullfill
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もはや歴史でしょう。イラクやアフガンなど、日本の戦後にもアメリカは戦争を続けていますので。
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- HAL2(@HALTWO)
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http://www.amazon.com/Reminiscences-Bluejacket-Books-Douglas-MacArthur/dp/1557504830 太平洋戦争の当事者であり、進駐軍最高司令官の回想録です。 この Site でもよく引用される著名な文章も載っています。 >アメリカ人の考えがわかるような書籍、論文等々… 上記紹介の本は和訳本も出ていると思いますが、言葉の微妙な Nuance などは原語でなければ得られないものですので、当然、英文で良いですよね(^_^;)。 他にも Franklin Delano Roosevelt や Harry S Truman の Reminiscences とかがありますし、Pacific War の Wikipedia Page だけでも日本語編集者達と英文 (US) 編集者達との視点の違いが判ります。 なお US では特に日本文化について特別な授業を行っている学校でもない限りは日本の事など学ばず、歴史も郷土史が殆どで、世界史や世界地理で世界の事を学ぶのは大学になってからです。 しかも、大学でも専門課程で専攻しない限りは殆ど学びませんので、Ivy League の学生や大学院生でも「日本って大西洋の東だよな。中国の中だろ?」と抜かす奴が殆どでした(笑)。・・・「中国人の学生が問題を起こしたので来てくれ!」と言われて「なんで?」と聞いたら、博士号持っている奴が「だってオマエ、日本人だろ! 中国語できるだろ?」ですもの(^_^;) 太平洋戦争についてまともに意見を述べられる米国人は大学や大学院 (社会人になってから行きます) で Asia (東洋) の歴史なり政治経済なりを専攻して勉強して来た者かそれと同等の知識を得た者だけであり、それ以外は極めて僅かな情報に根ざした稚拙な意見しか持ち得ないと言えます。 従って、年齢別みたいな資料を得ることはほぼ不可能であり、年代別と言っても 1950 年代、1960 年代、1970 年代といった時期に駐日大使だったとか対 Asia 外交官だった人の回想録 (Reminiscences) などを漁るしかないでしょうね。 和訳本での資料収集は既に刊行終了したものが多いことから国会図書館にでも行かない限りは非常に難しいでしょうが、英文資料ならば英語で Innnrnet 検索すればポロポロ出てきますよ(^_^)/。 一番手っ取り早いのは英語 Site の掲示板にでも英文で質問を放り込んで議論することかな?・・・回答は稚拙な意見ばかりでしょうが、根気よく続ければまともな意見を述べる人にもブチ当たるでしょうから、すかさず資料となりそうなものを教えてもらうことです。
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