• ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:靖国神社に対して相反する両義的思い抱く方に訊ねます)

靖国神社への思い アンビバレントな感情とは?

michael-mの回答

  • michael-m
  • ベストアンサー率50% (2725/5435)
回答No.5

私は靖国を特別視しては居ません。一般神社を同様に見ていますが、さほど参拝しなければならないとも思っていません。その理由は単純な事でした。靖国は日本のために戦った人々を神として祭る祖霊社です。それは別に特別な物ではありません。 最初の理由は国民が居ないという事です。第二次大戦時、国民は銃後の兵といわれ、ともに戦いました。第二次大戦は兵士だけの戦いではない、国は国民総力を挙げて戦うように呼びかけ国民はそうしてきた。にも関わらず、国民は居ません。それだけの事です。私達が二度と戦争を起こさぬと誓うのは兵士に対してでしょうか?それは国民に対してではないでしょうか? それに生きて帰ってきたら神と祀られる資格がないんでしょうか?同じく国のために戦い、死ねば神となって祀られ、生き残ったらただの人ですか? 靖国はきわめて政治的な神社であり、その姿勢は今でも変わっていません。 靖国は新政府が自らの正当性を誇示するために明治天皇の名を使って建てさせた物です。尊皇攘夷などと偽りを以て京都を支配し、京都を焼き払おうとして排されました。挙句に御所に砲弾を撃ち込み賊軍となりました。 すると孝明天皇を害し、偽勅と偽の御旗で京都を攻め落としたのです。さらに強引に勅を書かせて幕軍を滅ぼしました。そして幕府が制限付き快方をしたのに対し、新政府は全面開国に至ったのです。そして行幸を仰ぎ、京都を安心させ、天皇を江戸城に拉致監禁。東京を首都と定めましたが、正式な遷都の勅はなかったんですよ。コレのどこが義軍なんでしょうか? 新政府は明治天皇の名を使って靖国を建立。あたかも天皇のために戦った兵士を祀る施設であるかのようにしました。 しかし明治天皇がこよなく信頼していた西郷は居ません。彼は新政府の専横ぶりに腹を立てて離脱したためです。そこで陰謀を重ねて決起させ殺したわけです。 本当の尊王は、偽の御旗で禁中に攻め込んだ者でしょうか?それとも偽と知りつつも菊のご紋に刀を納めた者でしょうか? やがて靖国は軍部支配の神社に成り下がり、国家神道の中枢となりました。 第二次大戦で軍部主導の国家神道が廃止され、すぐに発足した神社本庁も関わりを恐れて靖国を排除しました。 ところが昭和25年から神社本庁は国家神道復古運動が起き始め、靖国を友好関係の神社としています。 一方で自民党(その前身を含む)と協力して米国との協力体制を強化してきました。 天皇の靖国参拝に関してのメモはデタラメであると断じられています。その経緯は実に神道的問題であり、メモは関係ありませんし、元々天皇が各地の神社を参拝するなどという風習はありません。というか明治以前は基本的に宮中から出ないんですから。 天皇は天孫の末裔です。一方で神道では人は皆神となります。英霊だけじゃないんですよ。頼めば「大人(うし)」などの号を頂いて神になります。しかし神道は上下関係が厳しいのです。最高位の天皇が民に対して頭を下げるなどということはありえません。だから参拝をしないんです。しかしそれに代わる作法によって頭を下げるのと同等の謝意なり敬意なりを表現するわけです。それが勅使であり勅旨です。 現在でも靖国と神宮には勅使が詣でています。勅使は天皇と同様の扱いを受けるので、勅使が詣でるのは天皇が詣でるのと同じことを意味します。つまり「天皇も参拝しない」というのは反靖国派の策謀でしかないんです。そもそもが天皇自ら参拝するなどという作法は存在せず、単発的に一部の天皇が詣でたに過ぎません。或いは人間天皇とか国土復興の一助として詣でたに過ぎません。詣でなくなったのは本来の姿に戻っただけなんです。 靖国に祀られている人々には何の罪もなく、国のために命を懸けて戦った英霊です。しかし、その母体はあくまでも政治的なものです。だから私は護国神社には詣でても靖国には特に行こうとは思いません。近くに行ったら参拝するだけです。それなら各地の慰霊碑に詣でたほうが価値があります。第二次大戦に限れば合同慰霊祭をしているんですから充分ではありませんか? だから私は信念によって特別な意味を持って靖国に参拝することはありえません。

marc2bolanti
質問者

お礼

ご回答、感謝致します。 お考え御立場も尊重致します。私も同意する所も御座いますが、少し事実と異なると思われる点、言わせて下さいね。 先づ「生きて帰ってきたら神、、」として祀られた方いますね、戦犯と言われる方々です。こちらの方が問題だと思いますよ。戦犯だから悪いとは考えませんが、戦死者では無いからです。 確かに靖国神社は今も政治的ですね、只、保守系の「日本会議」には靖国宮司だけでなく神社本庁、熱田神宮明治神宮司も参加してます。個人参加ですけどね。 いわゆる官軍が義だとは私も思いません。でもそれこそ勝てば官軍負ければ賊軍、ですから仕方ない。で、大日本帝国も負けたんですけど、総括できてません。 天皇、平安室町期歴代の帝は熊野詣で、那智、本宮、新宮速玉大社、御一代でも何十回も参拝為さってますね。京でも為さってたのでは? 少なくとも伊勢神宮の祭祀では在られた。 又、戦前の靖国の合祀祭には天皇が祭主として出席した、とWikipediaには書いてあります。この事の意義が絶大だったのでしょう。ですから天皇陛下が御参拝為されない神社は意義は低くなると思われます。合祀を嫌がられたのは大御心だと思いますよ、だってあの時以来、今上陛下まで続いてますから。 しかし私も護国神社で構わないです。各地の熊野神社、東郷神社に分祀してくれれば心置きなく参れるのですが、。年に一度の合同慰霊祭ではなく、日頃一般人が参れる処。 私的な墓所と家系が途絶える家には、そんな場所があると有難いです、なるべくなら古来の神社の方が有り難み御座います。明治政府は神社まで統廃合して、南方熊楠翁に酷く怒られたのでした。 ありがとう御座いました。

marc2bolanti
質問者

補足

御回答戴きました皆様、有難うございます。 只今当方PC不具合にて、御礼遅くなります事どうか御容赦下さい。冷房入れても廃熱上手くいかずフリーズします。 様々なお立場の御意見賜る事は予想してました、私は歓迎しますし排除しません。ですが、運営ガイドでは指摘回答、批判、意見を一応禁じており、部分削除される場合もある事、予め御了承下さい。まあ殆ど大丈夫です、私は通報など致しませんが、先日も運営様が一つ削除してます、念の為。 未知の情報も戴きました事、感謝致しますが、両極の御意見は他でも多々交わされてますので、此処ではなるべく複雑なご心境の方の御意見伺いたく質問しました。私の亡き祖母や母もそうです。それも多勢居られると思います。 その思いも伝えてゆくべきと考えた次第なのです。 そんな方、引き続き宜しく御願い致します。

関連するQ&A

  • 天皇陛下はそろそろ靖国参拝した方が良いのでは?

    A級戦犯が祀られてるからとか駄々こねていないで靖国参拝した方が良いのでないでしょうか? 日本の為に亡くなられた英霊がまつられており 天皇陛下万歳!と叫びながら天皇陛下の為に亡くなられた英霊も靖国神社には祀られています A級戦犯も処刑されてもう罪を償われています ていうか戦犯も日本の為に戦った立派な戦士ではないですか? 天皇陛下が靖国参拝しないなんて日本の為に戦って亡くなられた英霊が報われません。成仏できません。 天皇陛下はもうそろそろ靖国神社に参拝した方が良いのではないのでしょうか?

  • 昭和天皇は、なぜ靖国神社に行かなくなったのですか?

    昭和天皇が、戦犯が合祀されて以後、突然靖国神社に参拝しなくなったのは、なぜでしょうか? 天皇陛下でさえ、参拝しなくなったのに、内閣総理大臣が参拝するのは、天皇陛下の意思を尊重しないことになりませんか?海外から見たら、戦時中の天皇陛下を無視した軍部崇拝者と思われても仕方ないのでは?皆さんのご意見をうかがいたいです。 天皇陛下や海外からの国賓も気持ちよく参拝できる終戦記念の施設を決めるべきでしょう。特定の宗教団体ではなくて。靖国神社にこだわることはないと思いませんか?

  • 神社(靖國神社)の参拝の仕方

    昨日の産経新聞の全面広告をみて、八月十五日に靖國神社に参拝したいという思いが禁じ得なくなって参りました。 ところが残念なことに、神社(特に靖國神社)に参拝するときの作法を理解しておりません。 英霊に対していささかの失礼があってもならないと思いますので、間違いのないようなやり方で参拝したいと存じます。 正しい参拝の仕方がわかるサイトがあれば、教えていただきたく思います。 ご存じの方は日本國の行く末を案じるもののために、なにとぞ解答をお寄せください。 よろしくお願いいたします。

  • なぜ天皇陛下の誕生日に靖国神社に参拝しに行かないと

    なぜ天皇陛下の誕生日に靖国神社に参拝しに行かないと行けないのでしょう? 終戦記念日やら天皇誕生日にわざわざ私的に参拝に行く理由が分かりません。公務なら分かりますが、私的なら別に第三国がピリピリしている日に行く必要性が全く分からないです。

  • 靖国神社と千鳥ヶ淵苑

    終戦日に内閣閣僚が靖国神社に参拝するしないで盛り上がっているようですが、 その一方で国会議員の誰かひとりでも千鳥ヶ淵戦没者墓地苑へ参られた人はいましたか? 「神」に詣でるのが問題であれば 「仏」に詣でればよろしい… それこそ信仰とは関係なく亡者を悼むことが出来よう。 英霊を神格視することが気に入らない隣国も 純粋に仏様を慰めるならば文句はあるまいと思うのだが。 私の考えは甘いだろうか? 

  • 終戦の日の英霊に対しての弔い方

    終戦の日に靖国神社に参拝する時に、軍服、軍靴、軍刀を持って、大きな声で、軍歌の「同期の桜」を歌うことが英霊に対して一番の弔いになるのではないでしょうか?

  • 靖国参拝の疑問

     前置きしておきますが個人的にどこの神社に参ろうと自由であると思います。 でも大臣が靖国神社に参ることは絶対にまずいと思います。  日本の国のために命を捧げた英霊を祀ることも当然だと思います。天皇陛下をある時まで率先して参内しておられました。  しかしA級戦犯を合祀したときに状況を完全に変わりました、靖国神社は多くの国民を死に追いやった犯罪人も祀っている神社なったのです。A級戦犯は悪くなかったと弁護する人もいますがそんな議論があるのならアメリカでそう訴えてほしいと思います。  東京裁判の有罪判決があるのなら国際的にA級戦犯は犯罪人です。ナチスと全く同じです。  ドイツでヒットラーの墓に参るドイツ人政治家がいたらどうなるでしょう?自民党の政治家にそれくらいの想像力はないのでしょうか?  韓国も中国も反日に世論が傾いているときにこれ以上反日にして日本の外交はどうなるのでしょうか?  また多くの大臣が靖国に公式参拝した中で何故安倍総理だけは参拝しなかったのでしょうか?  ネトウヨの皆さんの見解をお聞きしたいと思います。

  • アメリカが主張を変化!FB効果か!?

    ■失望は、参拝ではなく、周辺国への関係悪化に対して http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20131231-00000014-jnn-int そもそも、参拝前から中国や韓国とは衝突しており、特に変化はないと思うが、なぜマスコミは、他の世界の賛同の声は報道しないのでしょうか? ★シンガポール リー元首相:「靖国問題も中国が心理的なプレッシャーをかけているだけ」 ★台湾、李登輝前総統:「国のために命を亡くした英霊をお参りするのは当たり前の事。外国が口を差し挟むべきことではない」 ★台湾、陳総統:「中国の反発に負けずに靖国参拝をする首相を評価」 ★カンボジア:フン・セン首相:「戦没者の霊を弔うことは当然のこと」小泉首相の靖国参拝に理解 ★インドネシア:ユドヨノ大統領:「国のために戦った兵士のためにお参り、当然」靖国参拝に理解 ★ベトナム:「我々は中国や韓国のような卑怯な外交手法をとるつもりはない」 ★オーストラリア・マレーシア・タイ・フィリピン:「私たちはまったく問題ではない。問題にするのは中国だけ」 ★パラオ、レメンゲサウ大統領:靖国参拝に「すべての人のために祈るのは正しいこと」と支持を表明 ★ソロモン諸島のケマケザ首相:「日本とソロモン諸島の共通の文化は先祖に感謝すること。英霊が祭られている場所を拝見したい」 ★アーミテージ氏:「中国は靖国問題に言及するべきではない。日本は戦後60年間、模範的な市民である」 ★シーファー駐日大使:「アメリカ政府は、日本の靖国参拝に干渉することはない」 ★ラムズフェルド長官:「中国は日本の靖国参拝への干渉を自制すべき」 ★ウォーツェル米中経済安保調査委員長:「『歴史認識非難』は単なる対日攻撃手段、靖国参拝、中止すべきでない」 ★トーマス・スニッチ氏:「中国には日本の戦没者追悼に対し一定の方法を命令する権利はない 」 ★アーサー・ウォルドロン氏:「事の核心は日本に対し覇権を確立したいという中国の野望」 アメリカ日本大使館や、国務省のFBへの書き込みの影響で変化せざるをえなくなったのでしょうか? ますますアメリカ共和党への回帰が待ち遠しいですねww

  • 安倍晋三氏の鎮霊社参拝

    http://sankei.jp.msn.com/life/news/131228/trd13122809350004-n2.htm と「安らかに眠って下さい。過ちは繰返しませぬから」という思いを伝える報道機関は、どこなのでしょうか? 【参考】 安倍首相談話 2013.12.26(12:19) 本日、靖国神社に参拝し、国のために戦い、尊い命を犠牲にされた御英霊に対して、哀悼の誠を捧げるとともに、尊崇の念を表し、御霊安らかなれとご冥福をお祈りしました。また、戦争で亡くなられ、靖国神社に合祀されない国内、及び諸外国の人々を慰霊する鎮霊社にも、参拝いたしました。 御英霊に対して手を合わせながら、現在、日本が平和であることのありがたさを噛みしめました。 今の日本の平和と繁栄は、今を生きる人だけで成り立っているわけではありません。愛する妻や子供たちの幸せを祈り、育ててくれた父や母を思いながら、戦場に倒れたたくさんの方々。その尊い犠牲の上に、私たちの平和と繁栄があります。 今日は、そのことを改めて思いを致し、心からの敬意と感謝の念を持って、参拝いたしました。 日本は、二度と戦争を起こしてはならない。私は、過去への痛切な反省の上に立って、そう考えています。戦争犠牲者の方々の御霊を前に、今後とも不戦の誓いを堅持していく決意を、新たにしてまいりました。 同時に、二度と戦争の惨禍に苦しむことが無い時代をつくらなければならない。アジアの友人、世界の友人と共に、世界全体の平和の実現を考える国でありたいと、誓ってまいりました。 日本は、戦後68年間にわたり、自由で民主的な国をつくり、ひたすらに平和の道を邁進してきました。今後もこの姿勢を貫くことに一点の曇りもありません。世界の平和と安定、そして繁栄のために、国際協調の下、今後その責任を果たしてまいります。 靖国神社への参拝については、残念ながら、政治問題、外交問題化している現実があります。 靖国参拝については、戦犯を崇拝するものだと批判する人がいますが、私が安倍政権の発足した今日この日に参拝したのは、御英霊に、政権一年の歩みと、二度と再び戦争の惨禍に人々が苦しむことの無い時代を創るとの決意を、お伝えするためです。 中国、韓国の人々の気持ちを傷つけるつもりは、全くありません。靖国神社に参拝した歴代の首相がそうであった様に、人格を尊重し、自由と民主主義を守り、中国、韓国に対して敬意を持って友好関係を築いていきたいと願っています。 国民の皆さんの御理解を賜りますよう、お願い申し上げます。

  • とんだトバッチリ?日本人・靖国に眠る御霊が困惑?

    お忍び来日中のジャスティン氏の靖国参拝を中韓から非難殺到で謝罪、写真も削除の記事を見て、 私人のプライベートの行動とブログ、そこまで干渉するのか、日本の閣僚の参拝だけでなく、それでは分祀どころか靖国神社の存在、日本人の宗教観や死生観そのものの否定ではないのだろうか? 静謐な靖国の杜におわす御霊が困惑・いたたまれないお気持ちではないだろうか・・・ 亡き人を偲び尊崇する死生観や慰霊の場所や心を無理に軍国主義やナショナリズムのシンボル・生贄としないでほしい。 貴方は、このような異国の市民の私的参拝にまでクレームをつけ批判非難する視野視点についてどう思われますか? ※質問の背景と成った記事 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140423-00000079-dal-ent ※ご参考:私の靖国神社考 靖国神社は 先入観なしに、色んな意味での全国各地にある護国神社の一社であり、国の為に命を捧げ犠牲となられた御霊を祀った杜である。 そこに、遺骨は無くとも、多くの方(男女や年齢や身分の違いを分け隔てなく)を祀り国家としての崇敬の念と慰霊を行い、将来に不戦・平和を祈願する所だと思います。 そして、由縁の人が、多くの同胞が、慰霊と子孫としての近況報告、平和祈願の為に参拝する社でもあります。 政治利用する者も、批判の為の批判をする報道機関、我が国の宗教観や人生観に外交カードにしたり内政干渉する中韓の姿勢にも、魂への強制束縛干渉に疑問を持ちます。 「靖国神社」を政争の具や外国への迎合追従のプレゼントに利用は許せない! まるで戦争犯罪人を祀った戦争賛美の軍事化の象徴のように忌み嫌ったり、特別な周辺国に配慮し秘匿するような巣窟扱いは、尊い犠牲となられた先人・御霊に対し、同胞・後事を託され見守っていただいている人間として誠に申し訳なく恥ずかしい。 死者に御霊に非礼・冒涜する事になり、ご家族や関係者への心無い非情な発言、そのような不法不当な強制や束縛や干渉を誤解を解けない事に同胞として残念な実情だと思います。 参拝する自由も、参拝しない自由もあり、それは国民一人一人の思想信教信条の自由であり、歴史観や価値観にも繋がる事かもしれないが、他国や特定の政治団体等から参拝の自由&不参拝を強制束縛干渉される事では決してないと思います。 誰でも、心ある人が、由縁の方が、参拝できる時に参拝していただけば良いのであり、殊更に誇示・喧伝する事柄ではないと思う。 <総理等の参拝はSPの問題が有り、ある程度の広報と準備が必要と思うが、なるべくは立ち寄る程度に済ますのが混乱を避け、本位にも叶うのでは・・・報道は参拝・慰霊の事実を結果報告で十分> 靖国神社は250万余の御柱の眠られている静謐な杜である。 戊辰戦争:3,588柱以降 その後の佐賀の乱・西南戦争・日清戦争・日露戦争・第一次世界大戦・満州事変・支那事変・第二次世界大戦で戦死・傷病死された方々。 安政の大獄や禁門の変に倒れた方々、吉田松陰・橋本左内・坂本龍馬・高杉晋作・頼三樹三郎・真木和泉守・清川八郎・武智半平太・中岡慎太郎等の維新の志士、従軍看護婦を始め、沖縄で戦没したひめゆり・白梅等の七女学校部隊、樺太真岡の自決殉職された電話交換手の女性の御祭神も57,000余柱、小・中学校の児童生徒。 シベリア抑留中に死亡された軍人軍属方々、戦争終結時に責任を負って自決された方々、戦争犯罪人として処刑された千余命名の方々(その後、国会での全会一致による名誉回復・人権尊重の主旨で昭和殉難者と呼称)・学童疎開で潜水艦に撃沈された対馬丸の学徒・空襲下で軍需工場や防空防火活動中の爆死者等、私たちの先人であり、今日の安寧の為に身を捧げられた方々である。 このように、我が国には死者は神仏になって土に還る、そして現世の子孫を見守って下さるとの思い、慰霊と感謝の気持ちから、由縁の方々を戦死・戦傷病死された軍人・軍属ばかりでなく、民間の方、女性や児童も含めて多種多様な御祭神をお祀り申し上げているのです。 そして、御霊の由縁の方々は日本全国に津々浦々に居られ、それぞれに遺族・戦友・関係者が居られ靖国の杜での再会をお待ちに成っているのだと思います。 明治天皇が命名された「やすくに」には「国を平安(安の字は靖に通ずる字)にし、平和な国をつくり上げる」というお心が込められている。 そして、霊ジ簿と言う和紙に一人一人の神様(死者)の名前を記し綴じ納められている、遺骨を納め祀っているのではない。 その神・仏戸成られた御霊は→祖国永遠の平和とその栄光を願いつつ、掛け替えの無い尊い生命を国に捧げられた同胞たちで、これらの方々は身分・階級・職業・年齢・性別等にかかわりなく等しく祀られているのです。 個々の方々の遺骨は故郷や由縁の地に埋葬されており、靖国神社は戦友・同志・献身の人々の魂が霊ジ簿に記され、集い、国の行く末を見守り、子供や孫が後事を託した私達の訪ねて来るのを楽しみに待っていて下されている。 その御霊・英霊が静謐なる杜におわすと信じるからです。 そんな靖国神社を、戦争遂行のシンボルだった、軍国主義の復活への道だ、A級戦犯が合祀されている、他の宗教信者である、A級戦犯(我が国に戦犯は居ない国会でも全会一致で名誉回復:昭和殉難者とした)は出て行けの分祀合祀論、中国や韓国がクレームetcで参拝拒否?は信じられない。 誰のための誰が祀られた社なのだろうか・・・愛する国家・家族の為に身を捧げ、犠牲となられた方を国家が国民が(無論、天皇陛下や皇族の方々も含め)今日の平和を感謝し、これからも不戦を誓うのに、家族子孫の近況を報告するのに誰に憚る遠慮せねばならないのだろうか? 国難・存亡危急の時、国の為、家族の為、子孫の為に生命を捧げ犠牲となられた方々へ、外国への配慮だとか分祀云々は→国家として、同胞として、否、人間・個人として余にも軽薄・無責任な発言だと思う。 批判非難する国が有れば、堂々と祖先を慰霊し、平和に感謝し、不戦の誓いを行い、子孫の近況を報告する為の社であり、個々人の自由意思による参拝だと言えば良い。 それが言えぬ、思わぬなら、日本人として、心の中まで、死生観や死者の慰霊まで、信念・信条・矜持を忘れたのか持てぬのかと、問いたい糾したい・・・。 あくまでも、人間として日本人として個人として、誰からも指図や強制されずに自己の信条・心情・真心で、他人にも押しつけるものではなく、自由意志で参拝するもしないも決めれば良いのである。 ことさらに8月15日の参拝だとか公式参拝だと政治家が騒ぐのは迷惑であり、その思いが有るならば、何時でも静かに靖国神社や千鳥ヶ淵や各地の護国神社や平和記念公園に行き、<閣僚等のSPの問題は別だが>手を合わせれば良いし、実際に行くことが叶わない場合にも、心で慰霊と平和への誓いをすれば良いのだと思う。 私は、「後を頼む」と無念・非業の死を迎え旅立たれた御霊に対して、今日の平和に対し、生命を捧げ礎となられた方々へ、同胞として後事を託され見守っていただいてる者として、慰霊の心、感謝と責任を申し上げ誓う為に、これからも機会を作り靖国神社へ参りたいと思います。