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不定形の極限値

lim[n→∞]{√(x^2-3x+1)-x} について、テイラー展開(またはマクローリン展開)を使って極限値を求めるのですが、 略解を見ても理解できません。 詳しい解答が分かる方、よろしくお願いします。 略解は画像の(2)の問題です。

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noname#199771
noname#199771
回答No.1

なぜテイラー展開? わざわざ展開するのは無駄に難しくしているだけです。 こういうのはいわゆる分子の有理化で処理しましょう。 簡単ですぐに答えがでます。 どうしても展開する方法を使いたい場合、画像の2行目 の最初の式は、αが実数で|y|<1のときの(1+y)^αのテ イラー展開を利用しています。 (1+y)^αのテイラー展開については教科書を見てください。 x→∞のとき、x>6としてよいので |(3/x)-(1/(x^2))|<1になります。 ただ、書き方がまずくて、 x{1-(1/2)((3/x)-(1/(x^2)))-(1/8)((3/x)-(1/(x^2)))^2+O(1/(x^4))-1} とでもするべきです。ただしOはランダウの記号。 「・・・」はごまかしで、その後の計算が本当なのか怪しいん ですよ。

noname#209215
質問者

お礼

(1+y)^aのテイラー展開を使えばいいんですね。やっと理解できました。ありがとうございます。

その他の回答 (1)

  • alice_44
  • ベストアンサー率44% (2109/4759)
回答No.2

単に、級数展開の使い方の練習課題なんでしょう。 そのために適切な例であるかどうかは、別にして。→A No.1 場当たり的な高校公式で処理して終わるのではなく、 系統的な計算方法を身につけておくのは、悪いことではない とは思うけど… 添付画像の計算は、√(x^2-3x+1) - x を 1/x の冪級数に 展開しようとして、その計算を簡単にするために、 √(1-y) のマクローリン展開を援用しているんです。 部分式のテイラー展開を利用して、テイラー展開を行う という考え方は、冪級数のとり扱いを身軽にしてくれる ことが多いものです。 テイラー展開を利用するためには、何か→0 の極限に話を変える 必要があるので、x→∞ を 1/x→0 に置き換えるために、 式中に 1/x = z の塊を作ることを考えます。 それには、√ から x を括り出せばよさそうです。 √(x^2-3x+1) - x = x { √(1 - 3/x + 1/x^2) - 1 }. √(1 - 3z + z^2) を z でマクローリン展開するのも 面倒くさそうなので、更に y = -3z + z^2 という塊を見つけ、 √(1 + y) = 1 + (1/2)y + O(y^2) を利用することを考えます。これは、y でのマクローリン展開で、 O(y^2) は、lim[y→0]f(y)/y^2 が有界になるような f(y) というほどの意味です。←[*] 有界なだけで、収束するかどうかも知らないけれど。 y = -3z + z^2 を代入して、√(1 + y) = = 1 + (1/2)(-3z + z^2) + O((-3z + z^2)^2) = 1 -(3/2)z + (1/2)z^2 + O(z^2) = 1 -(3/2)z + O(z^2). 三行目の O(z^2) と四行目の O(z^2) は、異なる関数ですが、 [*] の意味で O(z^2) であることに違いはないので、十把一絡げに O(z^2) と総称しておきます。 これを原式へ戻して、 √(x^2-3x+1) - x = = x { √(1 + y) - 1 } = x { -(3/2)z + O(z^2) } = -(3/2) + z O(z^2)/z^2 x→∞ すなわち z→0 のとき、O(z^2)/z^2 が有界なので、 z O(z^2)/z^2 → 0 です。 よって、√(x^2-3x+1) - x → -3/2.

noname#209215
質問者

お礼

詳しい説明までありがとうございます。理解できました。

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